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この調査は実際に口に出して会話に使用する言葉として調査しているのか?日本人には「私はあなたを愛します」は自然言語として受け付けられない言葉と感じると思う。..
まず、ロ~マンティックに愛を語るシチュエーションを想定すると、[私は~]であったり[僕は~~]といった一人称が出てこないと思われる。発信元と相手が明確である場合には一人称/二人称がでてこないことはままあり、発言を曖昧に伝えることが大好きな日本人特有の現象ではないかと思います。例えば[I'm hungry]を直訳すると[私は空腹です]となりますが、普通は[腹減った]と言い、[I'm]の部分はありませんし、[I'll g
日本語ってステータスフルな仮想機械の存在を前提としたオペレータ言語なんですよね. それゆえ「好き」と一言発したのが「あなたが好き」なのか「くさやが好き」なのかは, その前段階のシチュエーションに依存するわけで. 逆にいかなるシチュエーションにおいても確実に成り立つ文を形成しようとすると, 既に分かりきっている内容を繰り返すことになり, 核心となる一語に到達する以前に飽きが来ちゃうというのが日本語の特性と言えると思います.
言ってみれば "?", "!" という会話が日常的に成り立ちうるミニマリストのための言語が日本語ってやつで, それ以上を言葉に費やすのは野暮ってことですね.
> 日本語ってステータスフルな仮想機械の存在を前提としたオペレータ言語なんですよね.
これには、日本語の文法構造(あるいは膠着語全般?)が持つ特徴が大きく寄与しています。
すなわち、日本語の場合、述語以外(いわゆる主語でさえも!)すべて等しく修飾語というオプション扱いなんですね。(異論もあるようですし、便宜上主語を置いた方が都合が良いとする向きもありますが)
話者はそのコンテキストに応じて適宜修飾語をソートしたり省略したりできるし、ネイティブな話者なら普通しないような変な語順でも大した破綻もなく通じる。(例:「あなたを愛している、私は」=「私はあなたを愛している」)# ただし、うっかり句を構成してしまうとそうはいきませんが…# (例:「『あなたを愛している私』は」←さらなる述語が後続しそうに感じる)
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
それは自然言語なのか? (スコア:2, 興味深い)
この調査は実際に口に出して会話に使用する言葉として調査しているのか?
日本人には「私はあなたを愛します」は自然言語として受け付けられない言葉と感じると思う。
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まず、ロ~マンティックに愛を語るシチュエーションを想定すると、
[私は~]であったり[僕は~~]といった一人称が出てこないと思われる。
発信元と相手が明確である場合には一人称/二人称がでてこないことはままあり、
発言を曖昧に伝えることが大好きな日本人特有の現象ではないかと思います。
例えば[I'm hungry]を直訳すると[私は空腹です]となりますが、
普通は[腹減った]と言い、[I'm]の部分はありませんし、
[I'll g
Re: (スコア:3, すばらしい洞察)
日本語ってステータスフルな仮想機械の存在を前提としたオペレータ言語なんですよね. それゆえ「好き」と一言発したのが「あなたが好き」なのか「くさやが好き」なのかは, その前段階のシチュエーションに依存するわけで. 逆にいかなるシチュエーションにおいても確実に成り立つ文を形成しようとすると, 既に分かりきっている内容を繰り返すことになり, 核心となる一語に到達する以前に飽きが来ちゃうというのが日本語の特性と言えると思います.
言ってみれば "?", "!" という会話が日常的に成り立ちうるミニマリストのための言語が日本語ってやつで, それ以上を言葉に費やすのは野暮ってことですね.
Re:それは自然言語なのか? (スコア:0)
これには、日本語の文法構造(あるいは膠着語全般?)が持つ特徴が大きく寄与しています。
すなわち、日本語の場合、述語以外(いわゆる主語でさえも!)すべて等しく修飾語というオプション扱いなんですね。(異論もあるようですし、便宜上主語を置いた方が都合が良いとする向きもありますが)
話者はそのコンテキストに応じて適宜修飾語をソートしたり省略したりできるし、ネイティブな話者なら普通しないような変な語順でも大した破綻もなく通じる。(例:「あなたを愛している、私は」=「私はあなたを愛している」)
# ただし、うっかり句を構成してしまうとそうはいきませんが…
# (例:「『あなたを愛している私』は」←さらなる述語が後続しそうに感じる)