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小学生の4割が天動説を支持 [srad.jp]ロシア人の教育レベルは日本の小学生より少しマシな程度ってことでしょうか。
それ以前に、どうして天動説が間違っているのかを即答できる人ってどれだけ居るんでありましょうか……
「自分の目で見たものしか信じない」「自分の目で見たのだから確かだ」とか公言してる人たちってたくさんいますよね。だったら宇宙飛行の経験でもない限り天動説を信じなければならないと思うのですが…(毎日太陽が回っているのを「見ている」のだから)。
地動説を思い浮かぶのには、金星と火星が見れれば充分足りると思うんですが。ちゃんとどちらも目視できますよ。他にも見えて、その軌道に違和感を感じたが故に「惑星」とされた訳で。
いや、それはさすがに厳しい要求でしょう。
これって国民の教育水準の話であって、自力で真理にたどり着けるかどうかの推論能力テストではないですよね？ もし推論能力のほうを求めてしまうと、
- そもそも大多数の現代人は星空なんて見ない。- 現代天文学の予備知識なしに普通に空（まずは目立つ存在である太陽や月）を見ているだけだと、まず天動説を思い浮かべる。- 妙に星空の隙間をぬうように動くいくつかの星に気づいたとしても、そこから何かは思いつかない。
…となりそうで、ロシア人に限らず自力で地動説にたどり着ける人は極めて少ないと思います。
# 仮に自分が古代人だったとして、火星を根気よく観測して地動説を自力で思いつけるかというと、さすがに自信はない というか。# 「え、振り子の振動面が変化する？ 一体それが天の運動と何の関係が？」というか。
> 仮に自分が古代人だったとして、でもギリシャ人は自力で天動説を思いついてましたよ。科学の進歩を止めたのは主に中世の教会ですから。ルネサンス以降に「発見」されたものの大半はすでにアラブ世界や中国(ことによると古代ギリシャ)ではとっくに知られていたことをパクっただけというのも珍しくないですね。
>でもギリシャ人は自力で天動説を思いついてましたよ。
これにはおかしな天が二つある。
一つめは、「ギリシャ人」という一般化をしていること。「(古代)ギリシャ人」の誰もが自力で地動説や天動説を考えついているわけでもないのですから、教育された知識としてではなく個人個人が地動説という心理にたどり着けるのか？という話をしているそれまでのコメントの流れとかみ合いません。
二つめは、「天動説を思いついた」という話を出してきていること。地動説を思いつけるか？という話をしている親コメントともかみ合いませんし、中世の教会は天動説を支持していたのですから貴方のコメントのそれ以降の段落とも、話がかみ合いません。
円天と楽天じゃないの？
惑星の眼視観測で地動説に基づいて太陽系をモデル化するのは、普通の人にはまず無理でしょうね。天動説時代だって、離心円や周転円といった概念で惑星の運動をある程度説明できてたし。
# 観測すればするほど理論値とずれてくるらしいけど
導円と周転円の詳細を知らない人が多いようなので一応説明しておくと、片方の回転は惑星ごとに違う運動をしてるけど、もう片方は全惑星も太陽も全く同位相で回転してる。コレを見て「こりゃ自分の方が動いてるんだな」と悟るのが、教会の権威に縛られてない人 (古代ギリシャなど) には簡単だっただけの事さ。
国民のコンセンサスとしてはちょっとレベルが高すぎますね。でも理屈を考える人間ならそこから導き出す事が出来たってのも確か。だけど、それを説明されて納得できるかできないかってのは科学的考察力に掛っていると思うんですよ。一部の特殊な人間が「地球の方が太陽のまわりを回っている」と言って、現在では流石に宗教裁判にはならないですよね。
空をずーーーーーーと見ていれば逆に天動説が変なことに気づけるけど
もっと大事なことはたくさんあったろうけど、天体観測は「暦の作成」という重要な事業に直結しているので古代からそれなりにずっと見続けていたんですよ。それなのに地動説が教育レベルの比較的高い人の間で受け入れられるまで千年以上かかっているわけです。それを答えを知ってるからって「ずーっと見ていれば天動説が変なことに気づける」なんてしたり顔で言っちゃうのは、なんかイラッとします。
たとえば?
他のコメントにもあるけど、地上から肉眼レベルで観測できることなら、天動説だってかなりのところまで説明はできるんですよ。ただ地動説モデルのほうがシンプルなだけで。その両者を比較して「地動説のほうが正しいだろう」とたどり着くまでに長い時間を要していることからしても、単純に否定できることじゃない。
君のように「まず地動説ありき」な刷り込みができてしまうと、想像すらできないでしょうが。
ただ地動説モデルのほうがシンプルなだけで。
そこが重要というかもっと単純に直感的な話で、他の多く天体と太陽の動きにそって星を眺めていると（つまり赤道に沿って眺めていると）太陽の周りを水星（はほとんど見えないけど・・・）や金星が太陽の周りをまわってるようにしか見えないわけでその視点で「じゃあ木星は？」と見ると太陽を中心として見た場合に後ろを回ってくるように見えるので太陽系の惑星を中心にずーーーーーーーっと見ていると直感的には目で見たままの地動説を思いつくんじゃないかと・・・
文明の利器を使ってずるいですけ
私の感覚では、直感的に思い浮かぶのは地動説ではなくて周転円説なのですが。
で、地球と太陽の関係だけを問題にした場合、太陽が地球の周りを回っているのか、地球が太陽の周りを回っているのかは、単に座標系の取り方の違いであって、どちらが正しいというものでもないと思います。
昔、竹本泉さんのマンガで有りました。
ある日太陽が二つになった。で、原因はなぜか太陽から二種類の速度の光が出てるため。(もう一段、落ちがありますが)
で、単行本のあとがき(なかがきだったかも)で連載当時「太陽が動いているのならば二つになるけど地球が動いている場合は一つにしかならないんじゃ？」という指摘がいくつも来て、しばらく考えて「あっそうか」となったとか。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
関連ストーリー (スコア:1, 興味深い)
小学生の4割が天動説を支持 [srad.jp]
ロシア人の教育レベルは日本の小学生より少しマシな程度ってことでしょうか。
Re: (スコア:1)
それ以前に、どうして天動説が間違っているのかを即答できる人ってどれだけ居るんでありましょうか……
Re: (スコア:0)
「自分の目で見たものしか信じない」「自分の目で見たのだから確かだ」とか公言してる人たちってたくさんいますよね。
だったら宇宙飛行の経験でもない限り天動説を信じなければならないと思うのですが…(毎日太陽が回っているのを「見ている」のだから)。
Re:関連ストーリー (スコア:0)
地動説を思い浮かぶのには、金星と火星が見れれば充分足りると思うんですが。
ちゃんとどちらも目視できますよ。
他にも見えて、その軌道に違和感を感じたが故に「惑星」とされた訳で。
Re:関連ストーリー (スコア:2)
いや、それはさすがに厳しい要求でしょう。
これって国民の教育水準の話であって、自力で真理にたどり着けるかどうかの推論能力テストではないですよね？ もし推論能力のほうを求めてしまうと、
- そもそも大多数の現代人は星空なんて見ない。
- 現代天文学の予備知識なしに普通に空（まずは目立つ存在である太陽や月）を見ているだけだと、まず天動説を思い浮かべる。
- 妙に星空の隙間をぬうように動くいくつかの星に気づいたとしても、そこから何かは思いつかない。
…となりそうで、ロシア人に限らず自力で地動説にたどり着ける人は極めて少ないと思います。
# 仮に自分が古代人だったとして、火星を根気よく観測して地動説を自力で思いつけるかというと、さすがに自信はない というか。
# 「え、振り子の振動面が変化する？ 一体それが天の運動と何の関係が？」というか。
Re: (スコア:0)
> 仮に自分が古代人だったとして、
でもギリシャ人は自力で天動説を思いついてましたよ。
科学の進歩を止めたのは主に中世の教会ですから。
ルネサンス以降に「発見」されたものの大半はすでにアラブ世界や中国(ことによると古代ギリシャ)ではとっくに知られていたことをパクっただけというのも珍しくないですね。
Re:関連ストーリー (スコア:2, すばらしい洞察)
>でもギリシャ人は自力で天動説を思いついてましたよ。
これにはおかしな天が二つある。
一つめは、「ギリシャ人」という一般化をしていること。
「(古代)ギリシャ人」の誰もが自力で地動説や天動説を考えついているわけでもないのですから、
教育された知識としてではなく個人個人が地動説という心理にたどり着けるのか？という話をしている
それまでのコメントの流れとかみ合いません。
二つめは、「天動説を思いついた」という話を出してきていること。
地動説を思いつけるか？という話をしている親コメントともかみ合いませんし、
中世の教会は天動説を支持していたのですから貴方のコメントのそれ以降の段落とも、話がかみ合いません。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
後ろ弁天と回天あたりでしょうか。
ガッテンでぇ！←それは違う。
Re: (スコア:0)
円天と楽天じゃないの？
Re: (スコア:0)
惑星の眼視観測で地動説に基づいて太陽系をモデル化するのは、普通の人にはまず無理でしょうね。
天動説時代だって、離心円や周転円といった概念で惑星の運動をある程度説明できてたし。
# 観測すればするほど理論値とずれてくるらしいけど
Re:関連ストーリー (スコア:1)
導円と周転円の詳細を知らない人が多いようなので一応説明しておくと、
片方の回転は惑星ごとに違う運動をしてるけど、もう片方は全惑星も太陽も全く同位相で回転してる。
コレを見て「こりゃ自分の方が動いてるんだな」と悟るのが、教会の権威に縛られてない人 (古代ギリシャなど) には簡単だっただけの事さ。
the.ACount
Re: (スコア:0)
国民のコンセンサスとしてはちょっとレベルが高すぎますね。
でも理屈を考える人間ならそこから導き出す事が出来たってのも確か。
だけど、それを説明されて納得できるかできないかってのは科学的考察力に掛っていると思うんですよ。
一部の特殊な人間が「地球の方が太陽のまわりを回っている」と言って、現在では流石に宗教裁判にはならないですよね。
Re: (スコア:0)
「そんなにみてられねーよ！」「星の位置なんて覚えてられるか！」という人（たぶんほとんどの人）には
Stellarium [stellarium.org]がおすすめかも
（自分が居る地点を設定するのを忘れずに・・・）
ロックして早送りでぐりんぐりん
「ソフトウェアプラネタリウムが実物と同じかわかんないだろ？」という人はそれこそたまに実際の空と見比べればおkかも
「自分が空を見ようとする時間だけ合うように作られていて（略）陰謀だ！」みたいな人にはかける言葉は無いかも・・・
Re:関連ストーリー (スコア:1)
空をずーーーーーーと見ていれば逆に天動説が変なことに気づけるけど
もっと大事なことはたくさんあったろうけど、天体観測は「暦の作成」という重要な事業に直結しているので古代からそれなりにずっと見続けていたんですよ。
それなのに地動説が教育レベルの比較的高い人の間で受け入れられるまで千年以上かかっているわけです。
それを答えを知ってるからって「ずーっと見ていれば天動説が変なことに気づける」なんてしたり顔で言っちゃうのは、なんかイラッとします。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
たとえば?
他のコメントにもあるけど、地上から肉眼レベルで観測できることなら、天動説だってかなりのところまで説明はできるんですよ。ただ地動説モデルのほうがシンプルなだけで。
その両者を比較して「地動説のほうが正しいだろう」とたどり着くまでに長い時間を要していることからしても、単純に否定できることじゃない。
君のように「まず地動説ありき」な刷り込みができてしまうと、想像すらできないでしょうが。
Re: (スコア:0)
そこが重要というかもっと単純に直感的な話で、他の多く天体と太陽の動きにそって星を眺めていると（つまり赤道に沿って眺めていると）
太陽の周りを水星（はほとんど見えないけど・・・）や金星が太陽の周りをまわってるようにしか見えないわけで
その視点で「じゃあ木星は？」と見ると太陽を中心として見た場合に後ろを回ってくるように見えるので
太陽系の惑星を中心にずーーーーーーーっと見ていると直感的には目で見たままの地動説を思いつくんじゃないかと・・・
文明の利器を使ってずるいですけ
Re:関連ストーリー (スコア:1)
私の感覚では、直感的に思い浮かぶのは地動説ではなくて周転円説なのですが。
で、地球と太陽の関係だけを問題にした場合、太陽が地球の周りを回っているのか、
地球が太陽の周りを回っているのかは、単に座標系の取り方の違いであって、
どちらが正しいというものでもないと思います。
Re:関連ストーリー (スコア:1)
昔、竹本泉さんのマンガで有りました。
ある日太陽が二つになった。
で、原因はなぜか太陽から二種類の速度の光が出てるため。
(もう一段、落ちがありますが)
で、単行本のあとがき(なかがきだったかも)で連載当時「太陽が動いているのならば二つになるけど
地球が動いている場合は一つにしかならないんじゃ？」という指摘がいくつも来て、しばらく考えて
「あっそうか」となったとか。
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)