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衆道(同輩の武家同士)とか小姓(偉いさんとその部下)とか稚児(女色禁止の寺)とか、そーゆー文化のあった国ですけど、多分この調査では影響していないんだろうなぁ。
話がちょっとずれますけど、衆道のような男色趣味は江戸時代中期ごろには廃れていくのですが、明治頃までその趣味が長く残ったのは、薩摩藩と土佐藩なのが興味深いところです。
どちらも比較的男らしく荒々しい気風の地域なんですが、そういう地域にこそ男色趣味が長く残ったというのが、逆説的な感じがします。(いや、ある意味順当なのか?)
脱線ついでにもう少し。明治維新がなった頃、そーいった薩摩や土佐の方々が中央に流れ込んだ結果、いわゆる男色ブーム的なものが起こった、なーんて話も。調べると結構深い世界だったり。
「家」を維持する上で必要な婚姻(子作り)と嗜好としての性愛は別物だったんでしょうね。夜のお勤めって言葉も昔からあるし、同姓愛とは違うけど側女(大奥?)とか時代劇だと当たり前に出てくるし。
落語で、お妾さんと奥方がお互いの存在を認めている上での噺があって子供の頃は不思議に思って聞いてたっけ。男色の噺(古典)はあんまり知らない、新作だとあるけど(ブラック師匠とか)
仏門的な諸々の柵でみだりな女色は悪といった倫理観があって、だったら男色なら問題ないだろう、とゆー逆転、或いは斜め上の発想からスタートし、それがいつしか武家の嗜みへと変化していったのがこの国での修道でしたからね。#太平の世になって、それによる刃傷沙汰が起こるようになり禁止の方向へ向かったようですが。
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国内においては (スコア:0)
衆道(同輩の武家同士)とか小姓(偉いさんとその部下)とか稚児(女色禁止の寺)とか、
そーゆー文化のあった国ですけど、多分この調査では影響していないんだろうなぁ。
Re: (スコア:2, 興味深い)
話がちょっとずれますけど、
衆道のような男色趣味は江戸時代中期ごろには廃れていくのですが、
明治頃までその趣味が長く残ったのは、薩摩藩と土佐藩なのが興味深いところです。
どちらも比較的男らしく荒々しい気風の地域なんですが、
そういう地域にこそ男色趣味が長く残ったというのが、
逆説的な感じがします。
(いや、ある意味順当なのか?)
Re:国内においては (スコア:1)
脱線ついでにもう少し。
明治維新がなった頃、そーいった薩摩や土佐の方々が中央に流れ込んだ結果、
いわゆる男色ブーム的なものが起こった、なーんて話も。
調べると結構深い世界だったり。
Re:国内においては (スコア:1)
「家」を維持する上で必要な婚姻(子作り)と嗜好としての性愛は別物だったんでしょうね。
夜のお勤めって言葉も昔からあるし、同姓愛とは違うけど側女(大奥?)とか時代劇だと当たり前に出てくるし。
落語で、お妾さんと奥方がお互いの存在を認めている上での噺があって子供の頃は不思議に思って聞いてたっけ。
男色の噺(古典)はあんまり知らない、新作だとあるけど(ブラック師匠とか)
Re: (スコア:0)
仏門的な諸々の柵でみだりな女色は悪といった倫理観があって、だったら男色なら問題ないだろう、
とゆー逆転、或いは斜め上の発想からスタートし、それがいつしか武家の嗜みへと変化していった
のがこの国での修道でしたからね。
#太平の世になって、それによる刃傷沙汰が起こるようになり禁止の方向へ向かったようですが。