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USBメモリをシールドして音色をチューニングしよう」記事へのコメント

  • by minet (45149) on 2014年10月09日 18時53分 (#2691157) 日記

    誤り訂正とバッファリングで、どんな経路から来たデータであろうとも同じビット表現、同じメモリへのアクセスに非可逆に至ると思うのだが。
    彼らのオーディオ装置は誤り訂正もバッファリングもやらないと言うのか。それとも高級オーディオでは「やらない」のが一般的なんだろうか。

    • by BIWYFI (11941) on 2014年10月10日 7時30分 (#2691417) 日記

      デジタルオーディオだと、最終的に入力データをDACから出すしか出来ない訳で、S/PDIFやUSB音源等のPush型単方向伝送だと、DAC側のPLLでデータレート変換を行うしか手段が有りません。

      結果、Push型伝送はジッタかワウの何れか、ないし両方が不可避です。

      一方、単体のCDプレーヤやメモリプレーヤだと、吸い込み速度を調整可能な設計に出来ます。
      結果、DACのクロックを一定に保つ事が出来るので、ジッタやワウを「原理上」排除出来ます。

      嘗て、「最高のCDプレーヤはCDウォークマンだ」と云う話がありました。
      長大なバッファで回転系から切り離したDAC部と、回転速度制御によるデータ送出速度の調節が両立出来ていたんでしょう。
      (重い回転系は、実は電源ノイズのDAC側への回りこみ防止が非常に困難で、意外に正確では無い。過去にCD回転系へのフィードバック付きDACなんてのが存在したが、これの電源系統分離の設計なんて、少なくとも私には出来ない)

      メモリオーディオの場合は、吸い込み制御か送出制御かは設計により変わります。
      でも、例え吸い込み制御になっていても、PLLがCPU共通だったり、多様なサンプルレート対応でフィードバックフィルタが適当だったりで、DACクロックが安定している機種は殆ど無いでしょう。

      真剣に作り込めば、非常に原音に忠実な再生も可能な筈ですが、価格がマトモじゃ無くなる上に、意外に原音はつまらないので、評価も低くなるかと思われます。

      別コメに書きましたが、「歪みも味」なんで、敢えてPLLにノイズを回り込ませるとキラキラした音が出る筈です。
      これを好む人は、少なくない様に思います。

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      • by Anonymous Coward

        音質気になるならDACに10秒位のバッファ付けとけ。余程頭の可笑しいクロックじゃ無けりゃ1日中非同期で再生してても吸収できるでしょ。

        狂ってる前提のクロックに対して何段PLLしたところで正確なクロックなんざ得られないし、(メーカもピュアヲタも)あえてPLLと不自然なクロックによる歪みを楽しもうとしてるんじゃないのかとさえ思いますわ

      • by Anonymous Coward

        CDウォークマンの音飛び防止のバッファが有効ってことか。

        ところで、CDって線速一定で回転数がリニアに変化するよね。
        モーターは何にロックさせているんだろう?

        読み出したデータのスピードを見てサーボを効かせているならかなりの遅延が発生すると思うから、
        そんなデータをバッファリングなしで直接DACに突っ込んだらワウフラがすごいことになりそうな気がするけど。

        • by Anonymous Coward

          CDは傷等で再生出来なくなることを防ぐために、大きなインターリーブを掛けて記録されています。なので、バッファリング無しってことはありえないです。(遅延線をならべりゃできなくもないたろうけどわざわざ難しくなる方法でメリットを殺して製品化するバカはいない)
          インターリーブ(と誤り訂正)に必要最小限なバッファしか持っていないか、音飛び防止用に数秒間(あるいはもっと)のバッファを持つかの違いでしかなく、CDからの読み出し用のクロックと音データをDACから出すクロックとはどんなものでも別系統になっているはずです。
          で、読み出し用のクロック周波数が一定の範囲で収まるように円盤の回転にサーボを効かせます。バッファサイズに余裕があって読み出し系の周波数範囲が広く取れれば、その分速く回転させて先読みするということになります。
          結局PushだろうがPullだろうが関係なく、DACを駆動するクロックの安定度は設計次第です。

    • by minet (45149) on 2014年10月09日 18時58分 (#2691161) 日記

      ああ、音声データの情報欠落を懸念してるんじゃなくて、ラインやグランドに電気的ノイズが乗ることを懸念してるのか。
      それなら、まあ、多少は変化する、のかな…

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      • by Anonymous Coward on 2014年10月09日 19時14分 (#2691173)

        かもしれませんが。 私は、たしか2chだったと思いますが
        「人の耳を介している時点でアウト」
        という一言を見た時からドキドキが止まらず先日の皆既月食も見逃してしまいました。

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        • こいつ…脳に直接…!?

          近い未来にはマジな話になるかもしれませんね

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          • by Anonymous Coward

            以前、ミキサーの人間がUSBメモリとHDDとDVD-R、同じwavファイルの再生を聞き分けるってオカルトを体験したから
            実際に脳以外で知覚してるのかもなぁ・・・
            ちゃんと防音、音響設計されたMAルームで、外部からの再生だったんだが。

        • by Anonymous Coward on 2014年10月10日 11時12分 (#2691542)

          『音楽嗜好症』という本に、絶対音感をもつピアノ調律師が、高音部だけ半音ずれ聞こえるようになってしまい仕事に支障がでるというエピソードがあります。
          人の耳を介している時点でアウト、は金言です。

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        • by Anonymous Coward

          つまり、最高の環境とはバイナリを眺めて脳内再生?

          • by Anonymous Coward

            その日のコンディションに左右されるので,
            オーディオを楽しむための栄養ドリンク剤が売れる

          • by Anonymous Coward
            それって、楽譜を読んでオーケストラ再生とか、本やシナリオを読んで DVD 再生不要な仕組みとか?

            バイナリを眺める環境、モニタや文字の色・大きさ、フォント、それぞれ味がでるかもですかね。
            誰か電力関係のコピペを応用してください。
      • by BIWYFI (11941) on 2014年10月10日 6時44分 (#2691408) 日記

        アナログの場合、信号ノイズは単に加算されるだけの場合が多いです。
        電源ノイズは、信号のAM変調を伴う事が有り、単純加算のノイズよりも複雑です。
        尚、アンプ等に歪みがある場合、ノイズフロアで歪み特性が変動するので単純加算では無くなります。

        そして、デジタル信号では、DACのジッタは位相変調となります。
        位相変調は、FM音源の発音原理でもあり、非常に多彩な波形変動を引き起こします。

        で、正確な波形出力が最適かと云うと、そうでは無いのが面倒な所でしょう。
        歪みは、音の味でもあり、単調な音に深みを与えたり、特定の音をマスクする効果があったりします。

        ついでに、シールド等がジッタの低減になるとは限らないと云う事も付け加えて置きます。
        (下手なシールドはノイズを増やす)

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        • by Anonymous Coward on 2014年10月10日 10時38分 (#2691519)

          少なくとも普通のオーディオ機器に使われているデバイスには、ジッタで聴感上有意な音質の差・歪率の差が出るような粗悪なものは無いので安心してください
          気にするならスピーカーやヘッドホン、イヤホンの歪を気にしてください

          なぜオーディオマニアがスピーカー/ヘッドホン/イヤホンの歪を気にしないかというと、メーカーやオーディオ評論家かとかがそれらの歪の話題を徹底的に避けているから
          リスニングルームの音響特性の問題と同じで、ビジネスになりがたいものをユーザーに覚られると困るのです
          #オーディオ機器メーカーがリスニングルームを売ることはできないし、劇的に歪特性を向上させたスピーカーを作って売ることもできない
          #音が良い良いとイヤホンの宣伝をするメーカーが、音が良いイヤホンの歪特性がどれだけ良くなったかという話をしないのは何故だか良く考えてみてください

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          • by Anonymous Coward

            >なぜオーディオマニアがスピーカー/ヘッドホン/イヤホンの歪を気にしないかというと、メーカーやオーディオ評論家かとかがそれらの歪の話題を徹底的に避けているから
            >リスニングルームの音響特性の問題と同じで、ビジネスになりがたいものをユーザーに覚られると困るのです

            ピュアオーディオ界隈で一番の稼ぎがスピーカーだと思うんだが?
            そもそもオーディオの話だと、改善への方向はアウト側からってのは昔から言われている話だし。

            • by Anonymous Coward

              たしかに海外の金持ち相手のガレージメーカーにはスピーカーで稼いでるところも多いな
              ただし高級オーディオ市場は崩壊してるから、数がはけるのはどこの国でもイヤホンとヘッドホンだけ
              ある程度の数量が出るのはPCの安いデスクトップスピーカー
              数を売らなきゃならない図体のでかい日本メーカーではスピーカーは商売にしにくい

          • by Anonymous Coward

            ヤマハは防音室も売ってますけどね。
            http://jp.yamaha.com/products/soundproofing/ [yamaha.com]

            まあ、個人で利用する人は少ないでしょうけど。

        • by Anonymous Coward

          つーか、シンプルに個別にアースをとってないんだから、それ以前の問題だと思うが

      • by Anonymous Coward

        仮にアナログに対して作用しているとしてもだ。

        USBメモリは単体でアースをとらずに本体にくっつけてるんで、これはUSB端子に金属の蓋をしたようなもんなのよ。
        USB端子をシールドしたらノイズが減ったって事は、USB端子からノイズが入っていたって事だろ?

        するとまずはそのノイズ源をどうにかした方がいいと思うんだわ。
        部屋の中に壊れかけの電化製品がないかとか、うっかりたまたま隣に

    • by Anonymous Coward

      いつもこういった似非科学的な内容はニヤニヤしながら見てますが、
      アナログ段に対してのノイズ影響低減ってなら、
      まあわからんでもないんだけどなぁ。

      大体の記事は誤り訂正のあるデジタル信号伝送部分を話題にされてるのでね。

    • by Anonymous Coward

      >アイソクロナス転送は,転送中にデータが化けたことを検出する機能を持ちますが, データ化けの時にもう一度データを送ってもらうことができません。 USBオーディオはクラス1、クラス2ともにこの欠点を持っています。
      >http://www.nakata-jp.org/computer/howto/audio/usbprotocol.html
      USBオーディオはデーター化けがあっても無視してるようです
      なのでオカルトとも言い切れないと思います
      もっとも、効果があればの話ですが…

    • by Anonymous Coward

      cd当たりだとエラー訂正が緩いのそうでもない。

      # 10年ぐらい前は等倍で焼くか8倍速かで聞いて解るぐらいに変わってた。

      • by Anonymous Coward

        90年代の時点でバイナリ的には完全同一なCDを焼けました。
        (最高に安定したPCに、SCSIのPLEXTOR製CDドライブ、CD2WAVみたいなガチのリッピングが不可欠でしたけど)
        なのでエラー訂正の出る幕はありません。

        その先で、焼きビットの甘さがジッタになってアナログ段の音質に影響するというなら
        検討の余地があります。
        私のへっぽこ耳と適当機材で二重盲検しても、オリジナルとCD-Rは違うとは出るんですよ。
        その辺研究してる界隈では波形にも差が出てますしね。
        ただ、DAPまでそれが残ることはあり得ないわけでして。

        • 懐かしいですわ。

          私が使っていたドライブは、エラー訂正の出番がないというより、
          「CDマスタリングソフト使用時に、エラー訂正が働かない」ドライブでした。
          マスタリングソフト側でデータセクタのでの読み取りもできなかったので、当初は
          このドライブの仕様を知って絶望しました。
          PCにまわさず、ラインに出すだけならエラー訂正が効くとかなんなんだよ!と。
          エラー訂正なんてドライブ内部で問答無用にやっとけよ!と。

          結局、マスタリングソフトで取り込んだら、取り込みデータをマスタリングソフトで全曲再生、
          アンプと業務用サウンドモニタヘッドフォンで確認、
          エラー部分(あからさまなノイズになる)があったらCDを磨いて取り込み直し
          とかいうルーチンになりました。

          初期ファームがくそすぎて話題になったやつでした。
          ファームアップでよくはなりましたが、結局この仕様は変わりませんでした。

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