「英国人の56%、地球外に移住するなら月がいい」記事へのコメント

どこでもいいけど資源のあるとこ

[Anonymous Coward]

利用可能な資源が十分あればどこでもいいよ
宇宙で生活する場合
放射線の遮蔽、温度調節、食料の生産など
生存の全てに大量の資源が必要
当たり前だが雑草生えてないどころか空気だってタダじゃない！
資源なしでは一瞬たりとも生存不能！
電力タダ同然、特殊合金もタダ同然じゃないと貧困どころか死ぬ！
カーボン系やシリコン系の素材もタダ同然ならより快適になる
その尺度で見ると比較的有望なのは金星
二酸化炭素が豊富でこれを太陽エネルギーで加工すれば炭素系の素材と酸素が手に入る
メタンと酸素から水も作れる
気温が高いが大気上層にフロートを建設しヒートポンプを使えば快適な環境が作れる
フロートは外気より比重の軽い気体で満たせば十分な浮力が得られる
金属資源はオーブン並みの気温の地上に降りる必要があるが
無人装置を下ろせば採掘は可能
とりあえずフロート建設に人工光合成装置とロボットを打ち込む必要がある

Re:どこでもいいけど資源のあるとこ

[Anonymous Coward]

二酸化炭素を太陽エネルギーで加工といっても、二酸化炭素以外をどうするの。
地球在来種型の光合成って大量（同化する二酸化炭素と同分子数）の水が必要。
熱分解したとしても一度炭素になっちゃうとそこからが大変。

>メタンと酸素から水
メタンはどっから出てきた。二酸化炭素を加工するとすると水素はどこから。
いちいちメタン経由する必要がどこにあるのやら。

フロート構造って金星大気上層は秒速100mクラスの風が常時吹いているのをどうやってしのぐ。
比重の軽い気体といっても安定確保できそうなのは二酸化炭素を分解してできた酸素
くらい。28-4と44-32だと浮力は不利。つまり地球で見られる浮遊プラットフォームより大型気嚢が必要

>無人装置を下ろせば採掘は可能
金星地表で動作する無人デバイスって、50年ほど前の、積込んだ冷却剤の持つ数分だけ
動いた探査機くらいで以後開発の話も出てないくらい大変
＃年越しして探査機が動いている火星地表とは違う
高温半導体ってパワー系の終段くらいしか進んでない様で制御デバイスに使えるのは
いつのことやら。

採掘したとしてどうやって持ち上げてフロートまで届ける

＞とりあえずフロート建設に人工光合成装置とロボットを打ち込む必要がある
それ地表で動かすの？

実はSF者でもあるので水系というか氷の小惑星を大量に落としてなんて話を聞いたこともあるけど、金星環境はとにかく二酸化炭素が多すぎ。水酸化カルシウムでもごく大量登記して減らすところからはじめないと。