アカウント名:
パスワード:
ばね座金を単独で使用するものだと思っている人が多いようだが、基本は(ばね無し)平の座金と併用するものでないと座面を痛める相手が柔らかいアルミ薄板などの場合、締め付けトルクを大きく出来ないので一定の緩み防止の効果はあると思うが.....
10年来機械設計と試作製造をやってますが、基本的にバネ座を使用する場合は単独で使用し、母材とボルト頭に「かすがい」のように食い込むことで緩みを防止しています。
バネ座の「切れ目」は横から見ると斜めに切れており、これはネジが緩むと食い込む方向にわざわざ傾けて製造されています。外歯、内歯のワッシャの歯の捻じり方向もこれと同じく「ネジが緩むと食い込む方向」にわざわざ傾いて設計されており、これらはそもそも食い込ませて使うものです。ですからワッシャを敷くとワッシャと母材間にバリが立たず食い込まないので振動などで滑ってしまい、正しい使い方ではありません。逆に言えば「ワッシャを使うならばバネ座は使用できない」ということです。よく一般的に「座面を守る」ためにバネ座の下にワッシャを入れたりする人がいますが、その場合は皆さん仰るようにバネ座の弾性による締結力は大差ないので効果はありません。
(余談ですがワッシャ自体、私は必要以上に使いません。よく一般的に「ワッシャは必ず入れるもの」みたいに妄信的に思われているフシがありますが、ワッシャが必要になるのは頭に対して穴が大きすぎる場合、母材が弱く圧力を分散したい場合、座面を保護したい場合、などで、それ以外は直接取り付けます。)
緩みどめの観点で言えばもっと適材適所というか、たとえばスライド調整用の長穴などはワッシャを入れないとどうしようもないので、そういう場合はロックタイトやSLナットなどを使用します。その他にもご存知のようにボルトワッシャの緩み防止・固定方法は多岐にわたりそれぞれに長所・短所があるので、場所ごとにニーズに合った適切な固定方法を採用します。
バネ座を採用する条件は、塗装面などではなく金属面などの座面が荒れても良い場所で、且つ定期的に開け締めを繰り返す場所に使用しています。
ネジとスプリングワッシャーが一体化してる製品は、平ワッシャーと組みで一体化されてる(単独利用じゃない)よ・・・
> 平ワッシャーと組みで一体化されてる(単独利用じゃない)よ・・・
だからそういうものは効果がない(今まで間違っていた)、という話でしょう。ただそれはバネ座の使い方が悪いだけで、バネ座そのものに(単独で使用したときに)効果がない、ということではありません。
ちなみにそのSEMSねじ(組ネジ)ですが、そもそもJISでは規格化されていません。
つまり、もともと間違ったバネ座の使い方だったものを、どこかのネジメーカーが独自にセットにしたものが業界に広まっただけと思われます。おそらくワッシャだけ組み込んだ組ネジのバリエーションとして(よく考えもせず)バネ座を追加した商品だったのでしょう。
基本的にバネ座を使用する場合は単独で使用するに対するレスでしょ。効果がないという話はそこでは関係ない。
> もともと間違ったバネ座の使い方だったものを、どこかのネジメーカーが独自にセットにしたものが業界に広まっただけと思われますこういう想像に根拠がありそうなら面白かったんだけどね。
> ちなみにそのSEMSねじ(組ネジ)ですが、そもそもJISでは規格化されていません。JIS B 1188で規格化されているよ
> 10年来機械設計と試作製造をやってますが、基本的にバネ座を使用する場合は単独で使用し、母材とボルト頭に「かすがい」のように食い込むことで緩みを防止しています。
その長年の慣例が実は効果なし?ただの思い込みだった?、という指摘なのに指摘全無視して、勝手に自分語りしてて笑える。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
ばね座金は単独で用いるものでは無い (スコア:0)
ばね座金を単独で使用するものだと思っている人が多いようだが、基本は(ばね無し)平の座金と併用するもの
でないと座面を痛める
相手が柔らかいアルミ薄板などの場合、締め付けトルクを大きく出来ないので一定の緩み防止の効果はあると思うが.....
Re:ばね座金は単独で用いるものでは無い (スコア:0)
10年来機械設計と試作製造をやってますが、基本的にバネ座を使用する場合は単独で使用し、母材とボルト頭に「かすがい」のように食い込むことで緩みを防止しています。
バネ座の「切れ目」は横から見ると斜めに切れており、これはネジが緩むと食い込む方向にわざわざ傾けて製造されています。
外歯、内歯のワッシャの歯の捻じり方向もこれと同じく「ネジが緩むと食い込む方向」にわざわざ傾いて設計されており、これらはそもそも食い込ませて使うものです。
ですからワッシャを敷くとワッシャと母材間にバリが立たず食い込まないので振動などで滑ってしまい、正しい使い方ではありません。
逆に言えば「ワッシャを使うならばバネ座は使用できない」ということです。
よく一般的に「座面を守る」ためにバネ座の下にワッシャを入れたりする人がいますが、その場合は皆さん仰るようにバネ座の弾性による締結力は大差ないので効果はありません。
(余談ですがワッシャ自体、私は必要以上に使いません。よく一般的に「ワッシャは必ず入れるもの」みたいに妄信的に思われているフシがありますが、
ワッシャが必要になるのは頭に対して穴が大きすぎる場合、母材が弱く圧力を分散したい場合、座面を保護したい場合、などで、それ以外は直接取り付けます。)
緩みどめの観点で言えばもっと適材適所というか、たとえばスライド調整用の長穴などはワッシャを入れないとどうしようもないので、そういう場合はロックタイトやSLナットなどを使用します。
その他にもご存知のようにボルトワッシャの緩み防止・固定方法は多岐にわたりそれぞれに長所・短所があるので、場所ごとにニーズに合った適切な固定方法を採用します。
バネ座を採用する条件は、塗装面などではなく金属面などの座面が荒れても良い場所で、且つ定期的に開け締めを繰り返す場所に使用しています。
Re: (スコア:0)
ネジとスプリングワッシャーが一体化してる製品は、平ワッシャーと組みで一体化されてる(単独利用じゃない)よ・・・
Re: (スコア:0)
> 平ワッシャーと組みで一体化されてる(単独利用じゃない)よ・・・
だからそういうものは効果がない(今まで間違っていた)、という話でしょう。
ただそれはバネ座の使い方が悪いだけで、バネ座そのものに(単独で使用したときに)効果がない、ということではありません。
ちなみにそのSEMSねじ(組ネジ)ですが、そもそもJISでは規格化されていません。
つまり、もともと間違ったバネ座の使い方だったものを、どこかのネジメーカーが独自にセットにしたものが業界に広まっただけと思われます。
おそらくワッシャだけ組み込んだ組ネジのバリエーションとして(よく考えもせず)バネ座を追加した商品だったのでしょう。
Re: (スコア:0)
基本的にバネ座を使用する場合は単独で使用するに対するレスでしょ。効果がないという話はそこでは関係ない。
> もともと間違ったバネ座の使い方だったものを、どこかのネジメーカーが独自にセットにしたものが業界に広まっただけと思われます
こういう想像に根拠がありそうなら面白かったんだけどね。
Re: (スコア:0)
> ちなみにそのSEMSねじ(組ネジ)ですが、そもそもJISでは規格化されていません。
JIS B 1188で規格化されているよ
Re: (スコア:0)
> 10年来機械設計と試作製造をやってますが、基本的にバネ座を使用する場合は単独で使用し、母材とボルト頭に「かすがい」のように食い込むことで緩みを防止しています。
その長年の慣例が実は効果なし?ただの思い込みだった?、という指摘なのに
指摘全無視して、勝手に自分語りしてて笑える。