米司法省が差し押さえていたはずのMegaupload関連ドメイン、サイバー犯罪者に悪用される 3
ストーリー by headless
失策 部門より
失策 部門より
米司法省ではオンラインストレージサービスMegauploadを閉鎖した2012年、「megaupload.com」を含む関連ドメインを差し押さえている。ドメインは現在も司法省の管理下にあるはずだが、数日前からサイバー犯罪者に悪用される事態になっているそうだ(TorrentFreakの記事、
Ars Techinicaの記事、
キム・ドットコム氏のツイート)。
Megaupload関連サイトには司法省によりドメインが差し押さえられたことを示すバナーが表示されるものの、悪質なWeb広告フィードにリダイレクトされるという。リンク先は偽記事やマルウェアのインストーラーなどになっているそうだ。
FBIでサイバー犯罪を担当するCyber Initiative and Resource Fusion Unit(CIRFU)では、「cirfu.net」というドメインをネームサーバーとして使用し、差し押さえたドメインをコントロールしている。しかし、このドメインの登録者は現在、FBIや司法省とは無関係の「Syndk8 Media Limited」になっている。Syndk8 Mediaの関係者を名乗る人物によれば、ドメインが失効した際にオークションで取得したものだという。
つまり、司法省では政府の管理下にないネームサーバーを使用していたことになる。これにより影響を受けているのはMegaupload関連ドメインだけでなく、過去に差し押さえられたオンラインポーカーサイトのドメインなども含まれるとのことだ。
Megaupload関連サイトには司法省によりドメインが差し押さえられたことを示すバナーが表示されるものの、悪質なWeb広告フィードにリダイレクトされるという。リンク先は偽記事やマルウェアのインストーラーなどになっているそうだ。
FBIでサイバー犯罪を担当するCyber Initiative and Resource Fusion Unit(CIRFU)では、「cirfu.net」というドメインをネームサーバーとして使用し、差し押さえたドメインをコントロールしている。しかし、このドメインの登録者は現在、FBIや司法省とは無関係の「Syndk8 Media Limited」になっている。Syndk8 Mediaの関係者を名乗る人物によれば、ドメインが失効した際にオークションで取得したものだという。
つまり、司法省では政府の管理下にないネームサーバーを使用していたことになる。これにより影響を受けているのはMegaupload関連ドメインだけでなく、過去に差し押さえられたオンラインポーカーサイトのドメインなども含まれるとのことだ。
司法省がアホ (スコア:1)
これ司法省がアホなだけだよね。
押収品をしまってた倉庫の家賃払ってなくて逆に差し押さえ食らった、みたいなもんでしょ。
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! (スコア:1)
「おれは Megauploadのドメインを差し押さえていたと
思ったら いつのまにかcirfu.netを差し押さえられてた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
バッファーオーバーフローだとか
DNSキャッシュポイズニングだとか
そんなチャチなもんじゃあ
断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を
味わったぜ…
政府がITオンチなのは日本だけじゃない (スコア:0)
と知って安心すればいいの…か?