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武力的には倒せるのになかなか倒されない不思議な名悪役だった
あれは銀英伝の作者の主張と照らし合わせると、最大の失敗だと思う。どちらかといえば民主主義を礼賛する内容なのに、民主主義を腐らせてる存在を浄化するのに、民主主義的な力ではなく、さらには軍国主義的な外部圧力でもなく、突き詰めていえばただの私怨による殺害で終わらせちゃったんだから。
「ありがち」な困ったヤツをステレオタイプ化してる存在としては名悪役だと思うけどね。
単純な民主主義礼賛じゃなくて、その欠陥や限界を示した上で「それでもなお勝る」と言いたかったのでは。
トリューニヒトを私的感情で殺害することによってしか排除できなかったのも、民主主義の限界。っていうか、殺された時点ではトリューニヒトは民主主義政治家ではなくて帝国の臣下だったんで、彼の排除によって腐敗した民主主義が浄化されたわけではなかったんですけどね。
ワイマール共和国はヒトラーの台頭を防げなかったんで、ドイツの基本法は「民主主義の敵」には自由を与えていません。制限された民主主義です。
# それはともかくヤマト2199冒頭のナレーションが胡散臭く聞こえてしょうがないのは困ったことです。
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トリューニヒト (スコア:1)
武力的には倒せるのになかなか倒されない不思議な名悪役だった
Re: (スコア:0)
あれは銀英伝の作者の主張と照らし合わせると、最大の失敗だと思う。
どちらかといえば民主主義を礼賛する内容なのに、民主主義を腐らせてる存在を浄化するのに、民主主義的な力ではなく、さらには軍国主義的な外部圧力でもなく、突き詰めていえばただの私怨による殺害で終わらせちゃったんだから。
「ありがち」な困ったヤツをステレオタイプ化してる存在としては名悪役だと思うけどね。
Re:トリューニヒト (スコア:1)
単純な民主主義礼賛じゃなくて、その欠陥や限界を示した上で「それでもなお勝る」と言いたかったのでは。
トリューニヒトを私的感情で殺害することによってしか排除できなかったのも、民主主義の限界。っていうか、殺された時点ではトリューニヒトは民主主義政治家ではなくて帝国の臣下だったんで、彼の排除によって腐敗した民主主義が浄化されたわけではなかったんですけどね。
ワイマール共和国はヒトラーの台頭を防げなかったんで、ドイツの基本法は「民主主義の敵」には自由を与えていません。制限された民主主義です。
# それはともかくヤマト2199冒頭のナレーションが胡散臭く聞こえてしょうがないのは困ったことです。
Jubilee