アカウント名:
パスワード:
懐かしの映画『タイタニック』でも巨大な模型を作ったんだっけな。ミスって左右逆だったらしいけど。
>懐かしの映画『タイタニック』でも巨大な模型を作ったんだっけな。>ミスって左右逆だったらしいけど。
『タイタニック』1997の撮影では、ほぼ実物大の船のセットを、節約のため片側(右舷側)のみ製作。左舷側での場面は、文字を反転させたり、左右反転した衣装・小道具を使用して、フィルムを反転させた。
……という話が、誤って伝わっている界隈もあるらしい。
>敢えて右舷側を選択した理由があったのであれば別ですが、そういう理由はあったのでしょうか
撮影地の風向きの関係から、煙突の煙が船尾方向に流れるよう、右舷側で接岸する形でセットを建造した、と過去に聞きました。ソースなくてすみません。
映画・映像の場合、想定線(イマジナリーライン) [wikipedia.org]を考慮に入れていた可能性はあるんじゃないでしょうか。件の映画は見ていないので想像に過ぎませんが、航走シーンは全てCGだったのでしょうか?そうではないと仮定して、画面左側から右側に航走する(出発地が画面左側、目的地が画面右側に置かれる。すると、画面には右舷が映る場合が多くなる)というイマジナリーラインがあったとすれば、セットを使用しての航走シーン撮影に右舷側をメインに使用するという可能性はあるような気がします。
# まぁ、推測に過ぎませんし、イマジナリーラインが逆になっていると破綻しますが(笑)。# ついでに。イマジナリーラインを例えばアニメで説明すると、宇宙戦艦ヤマトの往路は画面右から左方向に、復路は逆に左から右にヤマトが進む、というとわかりやすいかと。
細かいツッコミになりますが、イマジナリーラインはカット同士のつなぎという局所的なルールです。
「左にガミラス艦隊、右にヤマト」なカットの次に、「ヤマトが右向きに主砲を撃つ」カットが来たら違和感が出る、という話。直接隣り合ったカット間の問題ですので、間に「正面を向いてたり」「方向転換したり」「全然別のカットを入れたり」するることで、イマジナリーラインは跨ぐことができます。
一方、
> アニメで説明すると、宇宙戦艦ヤマトの往路は画面右から左方向に、復路は逆に左から右にヤマトが進む
こっちはイマジナリーラインとは別の映像的文法です。その理由には諸説ありますが、「敵は左、味方は右」とか「順行は左、逆行は右」といった形で向きそのものに意味を持たせて映像に統一感を持たせる、という感じのものですね。
富野由悠季氏なんかはかなり忠実にこの文法に従って映像を作っている [fc2.com]ので、ストーリーの進行にあわせてイマジナリーラインが切り替わる、ということになってます。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
ソースを見ろ -- ある4桁UID
タイタニック (スコア:0)
懐かしの映画『タイタニック』でも巨大な模型を作ったんだっけな。
ミスって左右逆だったらしいけど。
Re: (スコア:2)
>懐かしの映画『タイタニック』でも巨大な模型を作ったんだっけな。
>ミスって左右逆だったらしいけど。
『タイタニック』1997の撮影では、ほぼ実物大の船のセットを、節約のため片側(右舷側)のみ製作。
左舷側での場面は、文字を反転させたり、左右反転した衣装・小道具を使用して、フィルムを反転させた。
……という話が、誤って伝わっている界隈もあるらしい。
Re: (スコア:1)
あまり知られていないかもしれませんが、客船にしろ貨物船にしろ、よほど特殊な事情でもない限り接岸するのは左舷側なのです。
(航空機が空港でボーディングブリッジを接続するのが機体の左側になっているのも、それを倣ってのことです)
「予算の都合で片側だけ製作」したのはいいとして、貨客の乗降シーンを踏まえて考えれば左舷側を選択するのが自然だし、わざわざ映像を反転させる必要もありません。
敢えて右舷側を選択した理由があったのであれば別ですが、そういう理由はあったのでしょうか。
Re:タイタニック (スコア:1)
>敢えて右舷側を選択した理由があったのであれば別ですが、そういう理由はあったのでしょうか
撮影地の風向きの関係から、煙突の煙が船尾方向に流れるよう、右舷側で接岸する形でセットを建造した、と過去に聞きました。
ソースなくてすみません。
Re: (スコア:0)
映画・映像の場合、想定線(イマジナリーライン) [wikipedia.org]を考慮に入れていた可能性はあるんじゃないでしょうか。
件の映画は見ていないので想像に過ぎませんが、航走シーンは全てCGだったのでしょうか?
そうではないと仮定して、画面左側から右側に航走する(出発地が画面左側、目的地が画面右側に置かれる。すると、画面には右舷が映る場合が多くなる)というイマジナリーラインがあったとすれば、セットを使用しての航走シーン撮影に右舷側をメインに使用するという可能性はあるような気がします。
# まぁ、推測に過ぎませんし、イマジナリーラインが逆になっていると破綻しますが(笑)。
# ついでに。イマジナリーラインを例えばアニメで説明すると、宇宙戦艦ヤマトの往路は画面右から左方向に、復路は逆に左から右にヤマトが進む、というとわかりやすいかと。
Re:タイタニック (スコア:1)
細かいツッコミになりますが、イマジナリーラインはカット同士のつなぎという局所的なルールです。
「左にガミラス艦隊、右にヤマト」なカットの次に、「ヤマトが右向きに主砲を撃つ」カットが来たら違和感が出る、という話。
直接隣り合ったカット間の問題ですので、間に「正面を向いてたり」「方向転換したり」「全然別のカットを入れたり」するることで、イマジナリーラインは跨ぐことができます。
一方、
> アニメで説明すると、宇宙戦艦ヤマトの往路は画面右から左方向に、復路は逆に左から右にヤマトが進む
こっちはイマジナリーラインとは別の映像的文法です。その理由には諸説ありますが、「敵は左、味方は右」とか「順行は左、逆行は右」といった形で向きそのものに意味を持たせて映像に統一感を持たせる、という感じのものですね。
富野由悠季氏なんかはかなり忠実にこの文法に従って映像を作っている [fc2.com]ので、ストーリーの進行にあわせてイマジナリーラインが切り替わる、ということになってます。