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普通鉄骨や鉄ワイヤーが入ってない?仕組みは引っ張りに弱い建築材に引っ張りに強い素材をあわせて使用することで両者の特性をうまく利用する複合素材の考え方。
デモを見るとみな感心するだろうけど、実際の建築はとうの昔にこういう仕組みを取り入れて作られているので、活躍する場はあまりないかと。
つまりわざとらしいデモってやつ。
お米の国では日本と違って、古い住宅にも価値があるので築50年以上の住宅はわりとざららしいですよ。さらにレンガ造りの倉庫 (を改装した何か) とかもあるわけで。そういうものの補強には使えるのではないかと。
いや、中世の遺跡の話ならまだしも、普通に今でも使われているような築数十年~100年程度のレンガ倉庫なら、鉄筋もあわせて使われている。
レンガや石造りの大型倉庫、だとそうかも知れませんけど、住宅向けなり小型のものなり、さらに古い時代のものなりなんなりだと微妙かと。お米の国じゃなくなってますけど、たとえば北海道小樽の石造り倉庫 (2階建て今の家と同じぐらいのから、かなり大型の [hokkaido.jp] サイズのもの [hokkaido.jp]まで) とかだと、壁は石造りやレンガ造りでも木骨だったりしますし。
強化繊維+エポキシ樹脂での表面強化ってのは, そのレベルのさらに先を行っているんです.
鉄筋コンクリート構造物に大きな振動が加わった場合, 最初に曲げの外側で引っ張り荷重が加わったコンクリが破壊されます. 特にコンクリポンプを使う際に水を加えすぎた通称「ジャブコン」や, 骨材に海砂を使っているような場合, あるいは酸性雨などで化学的に劣化が進んでいる場合などには, 表面のコンクリートが剥がれるように割れる(コンクリ用語では「爆裂」って言うんだそうです)可能性が高くなります. ここで内部の鉄筋がむき出しになった場合, 十分な数(現在では10cm間隔)の帯筋が入っていない場合, 今度は鉄筋の方が構造物の重量や曲げの内側での圧縮荷重に負けて座屈破壊を起こします. このパターンによる鉄筋コンクリート構造物の破壊は, 1968年の十勝沖地震(これによって1971年に構造基準が改正された)や阪神・淡路大震災で多く見られました.
このように鉄筋コンクリート構造物の弱点ってのが表面にあるので, そこに強化繊維や鉄板を貼ることで, たとえ内部的なコンクリ破壊が起きても爆裂状態に移行するのを押さえ込み, 全体としての強度を維持するというのがこの技術の要諦です.
コンクリがはがれたら、壁紙もはがれると思うんだが。
耐震性能を自慢されてもアメリカじゃいまいちアピールできないような気がするんですが…。そもそもレンガを積んだだけなんて日本じゃあり得ないような建物が残ってるのも地震がほとんど起きないからでしょ?
日本の耐震技術とその普及度は群を抜いているので、世界的には需要があるって話かと。日本だと「あーちょっと大きかったね」で済む震度3ぐらいでも、普通に家屋倒壊、死者が出る国の方が世界的には多いです。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
レンガやコンクリートブロックだけの壁ってあるの? (スコア:0)
普通鉄骨や鉄ワイヤーが入ってない?
仕組みは引っ張りに弱い建築材に引っ張りに強い素材をあわせて使用することで
両者の特性をうまく利用する複合素材の考え方。
デモを見るとみな感心するだろうけど、実際の建築はとうの昔にこういう仕組みを取り入れて
作られているので、活躍する場はあまりないかと。
つまりわざとらしいデモってやつ。
Re:レンガやコンクリートブロックだけの壁ってあるの? (スコア:2)
お米の国では日本と違って、古い住宅にも価値があるので築50年以上の住宅はわりとざららしいですよ。
さらにレンガ造りの倉庫 (を改装した何か) とかもあるわけで。そういうものの補強には使えるのではないかと。
Re: (スコア:0)
いや、中世の遺跡の話ならまだしも、
普通に今でも使われているような築数十年~100年程度のレンガ倉庫なら、
鉄筋もあわせて使われている。
Re:レンガやコンクリートブロックだけの壁ってあるの? (スコア:2)
レンガや石造りの大型倉庫、だとそうかも知れませんけど、住宅向けなり小型のものなり、さらに古い時代のものなりなんなりだと微妙かと。
お米の国じゃなくなってますけど、たとえば北海道小樽の石造り倉庫 (2階建て今の家と同じぐらいのから、かなり大型の [hokkaido.jp] サイズのもの [hokkaido.jp]まで) とかだと、壁は石造りやレンガ造りでも木骨だったりしますし。
Re:レンガやコンクリートブロックだけの壁ってあるの? (スコア:1)
強化繊維+エポキシ樹脂での表面強化ってのは, そのレベルのさらに先を行っているんです.
鉄筋コンクリート構造物に大きな振動が加わった場合, 最初に曲げの外側で引っ張り荷重が加わったコンクリが破壊されます. 特にコンクリポンプを使う際に水を加えすぎた通称「ジャブコン」や, 骨材に海砂を使っているような場合, あるいは酸性雨などで化学的に劣化が進んでいる場合などには, 表面のコンクリートが剥がれるように割れる(コンクリ用語では「爆裂」って言うんだそうです)可能性が高くなります. ここで内部の鉄筋がむき出しになった場合, 十分な数(現在では10cm間隔)の帯筋が入っていない場合, 今度は鉄筋の方が構造物の重量や曲げの内側での圧縮荷重に負けて座屈破壊を起こします. このパターンによる鉄筋コンクリート構造物の破壊は, 1968年の十勝沖地震(これによって1971年に構造基準が改正された)や阪神・淡路大震災で多く見られました.
このように鉄筋コンクリート構造物の弱点ってのが表面にあるので, そこに強化繊維や鉄板を貼ることで, たとえ内部的なコンクリ破壊が起きても爆裂状態に移行するのを押さえ込み, 全体としての強度を維持するというのがこの技術の要諦です.
Re:レンガやコンクリートブロックだけの壁ってあるの? (スコア:1, すばらしい洞察)
コンクリがはがれたら、壁紙もはがれると思うんだが。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
耐震性能を自慢されてもアメリカじゃいまいちアピールできないような気がするんですが…。
そもそもレンガを積んだだけなんて日本じゃあり得ないような建物が残ってるのも地震がほとんど起きないからでしょ?
Re: (スコア:0)
日本の耐震技術とその普及度は群を抜いているので、世界的には需要があるって話かと。
日本だと「あーちょっと大きかったね」で済む震度3ぐらいでも、普通に家屋倒壊、死者が出る国の方が世界的には多いです。