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>同社によると、誤訳しやすい固有名詞を把握するため実行委に一覧表の提示を求めたが、
タレこみ文に「同社」にあたる法人名がそれまでに出てないが?
ああ、asahi.comの「翻訳を担当したのは、在京のIT関連の企業。」以下を省略して、「同社によると、」をコピペしたから意味が通らなくなってるのか。
タレコミ人や編集子によると、人の目による二重チェックも十分に行われなかった、とのことで、「アインシュタイン その生涯と宇宙 下」で起きた機械翻訳による悲劇 (喜劇?) が再来してしまったかのようだ。
実行委もなんで一覧出せなかったんでしょうかね。
どうあれ、これでは帰責がどちらになるか判じにくいという印象が。ボランティアとはいえあんまりな誤訳ものを納品した業者が問題なのか、あるいはそうせざるを得ないほど無理な納期を実行委側が押し通したのか?
(いずれにせよ、実行委と業者との意思疎通がうまくいってなかったのは確実かな)
「誤訳しやすい固有名詞」一覧表が要らないとは言いませんけど、そもそも機械翻訳と言う時点で、発注側・受注側共に問題有りだと思いますよ。真っ当な制作会社なら、そんな雑なお仕事は納品後に揉める事が明らかなので、最初から引き受けません。
受注後に *御予算据え置きで* 各国語版が追加されたとか、そーゆーのでしょうね。この手の案件で制作会社が直接受注する事は稀なので、元受の広告代理店あたりがろくに発注内容をまとめずに丸投げしたんじゃないかと想像。
予算もへったくれも、このIT企業は復興支援ボランティアの一環として翻訳を無料で引き受けたと情報ソースとして引用されている朝日新聞デジタルの記事に書いてあるぞ。
受託企業は業務を引き受ける以上はきっちりやるからデータくれと実行委員会に掛け合ったのだろうが、実行委員会を構成する田舎の役人共はそもそもとうほぐ弁しか理解できぬだろうから役所日本語以外の言語での表記など用意できようはずもない。
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001204120002 [asahi.com]
> 実行委事務局の観光庁によると、> 東北博の運営全般は民間の2業者に委託しているほか、> HPの管理運営業務は別業者に孫請けされている。
「東北博の運営全般」を委託された業者が、更に「HPの管理運営業務」を別の業者へと委託している、と。制作と管理運営が別会社の場合もあるけど、この書き方だとそれは分かれてないかも。
> 翻訳を担当したのは、在京のIT関連の企業。> 「復興支援に一役買いたい」として、> 本来なら数百万円はかかるという各言語の自動翻訳を無償で引き受けたという。
翻訳のみ「HPの管理運営業務」とはまた別の業者が無償で受けた、と。依頼したのは誰だろう?「HPの管理運営業務」を受託した会社か、その上の「東北博の運営全般」を受託した会社か、
他の人も指摘してるけど、自動翻訳ではサイトに載せれるクオリティにはならないので、(そもそも自動翻訳で充分ならWeb上の自動翻訳サービスに丸投げできるし)「本来なら数百万円はかかる」と言うのがちょっと理解し難い。数百万も何も、お仕事で使えないレベルの翻訳では値付けできないもの。ゼロ円。
本職の翻訳屋さん達を舐めるのも大概にせいよと言う感じがする。
> 機械が読み取る自動翻訳では誤訳が起きやすく、> HP上では「正確でないこともありますので、ご注意ください」の断りもある。> 同社によると、誤訳しやすい固有名詞を把握するため、> 実行委に一覧表の提示を求めたが、受け入れてもらえなかったという。
本来1円にもならぬ自動翻訳で宜しければ無償でやります、と言うのは分からんでもない。しかし、そんなもの使い物になるわけも無い。受けた側がド素人だったのだな。後から固有名詞だけ目視チェックで差し替えればいいやと考えたのか。本当に翻訳がらみの仕事をした事無い、畑違いの会社なのだろう。
「誤訳しやすい固有名詞の一覧表」なんて、事前に作れるわけが無いだろうがwそもそも、本当に固有名詞であれば訳などしない。「そのまま発音をローマ字化して括弧書き等で説明を加える」のが普通だろう。最終的には訳を担当した人から「ここはこの様な説明にしたが正しいか?」と確認が来る。
> 観光庁や業者によると、人の目による二重チェックも十分に行われなかった。> 誤訳が何カ所にのぼるのか不明で、朝日新聞が11日、東北6県の観光部局に電話取材したところ、> 秋田県が英語、韓国語、中国語で最も多い30カ所以上の誤訳を見つけたと回答。> 岩手、福島両県も複数のミスを見つけたという。
建前上は公開前に「文責」のある一番上の発注者が目視確認しているはずだよな。実際はこんなだけど。各県の観光部局担当者が英・韓・中国語を確認できる可能性はそうそう無いので、業者の確認を信用するしか無いだろう。
でも、この例においては、発注側も受注側も認識が甘過ぎるよ。受注側は「正確でないこともあります」程度のディスクレーマー(免責文)で済むと思ったのだろうが、本来ならば対価を受け取って相応の責任を負って遂行すべきお仕事を、無償で受けたからと言って責任が無くなるわけじゃない。無償だから無責任としたいなら、最初から自動翻訳サービスへのリンクに留めて置けばよかった。そーゆー「お仕事を舐め切ってる畑違いの無知業者」に仕事振る発注者もダメダメ。
この「在京のIT関連の企業」とやらは、Web政策会社程度の業務経験も無く、(経験があれば翻訳業者も使った事あるはずで、自動翻訳で代替できるとは考えない)「何でもWebの無償サービス使えば元手もスキルも無しで商売できるんじゃね?」と考えたのだろうか。純粋に売名の意図で手を出したのだろうとは思うが、どの程度の実態のある企業なのか興味深い。
プロからすれば無い方がマシかもしれませんけど、使うのは素人で、無いよりマシな事も多々ありますよ。だからこそ自動翻訳と言うのが沢山あるわけで。で、受けたのはそういう自動翻訳サービス。無いよりマシと思ったわけですね。で、出した方もそういう認識の様ですが、世間的には無い方がマシだったと。しかし、当の発注側はまだ気が付いてないのか、今度は素人翻訳を載せるつもりの様です。まあ、建前だけで、うやむやになるまで閉鎖しとくつもりかもしれませんけど。
しかしどうなんですかね。本当に無い方がマシなのか。日本人の私にはわかりません。
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あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
同社? (スコア:3, 参考になる)
>同社によると、誤訳しやすい固有名詞を把握するため実行委に一覧表の提示を求めたが、
タレこみ文に「同社」にあたる法人名がそれまでに出てないが?
ああ、asahi.comの「翻訳を担当したのは、在京のIT関連の企業。」以下を省略して、
「同社によると、」をコピペしたから意味が通らなくなってるのか。
タレコミ人や編集子によると、人の目による二重チェックも十分に行われなかった、とのことで、「アインシュタイン その生涯と宇宙 下」で起きた機械翻訳による悲劇 (喜劇?) が再来してしまったかのようだ。
Re: (スコア:1)
実行委もなんで一覧出せなかったんでしょうかね。
どうあれ、これでは帰責がどちらになるか判じにくいという印象が。
ボランティアとはいえあんまりな誤訳ものを納品した業者が問題なのか、あるいはそうせざるを得ないほど無理な納期を実行委側が押し通したのか?
(いずれにせよ、実行委と業者との意思疎通がうまくいってなかったのは確実かな)
RYZEN始めました
Re: (スコア:0)
「誤訳しやすい固有名詞」一覧表が要らないとは言いませんけど、
そもそも機械翻訳と言う時点で、発注側・受注側共に問題有りだと思いますよ。
真っ当な制作会社なら、そんな雑なお仕事は納品後に揉める事が明らかなので、最初から引き受けません。
受注後に *御予算据え置きで* 各国語版が追加されたとか、そーゆーのでしょうね。
この手の案件で制作会社が直接受注する事は稀なので、元受の広告代理店あたりが
ろくに発注内容をまとめずに丸投げしたんじゃないかと想像。
Re: (スコア:1)
予算もへったくれも、このIT企業は復興支援ボランティアの一環として翻訳を無料で引き受けたと
情報ソースとして引用されている朝日新聞デジタルの記事に書いてあるぞ。
受託企業は業務を引き受ける以上はきっちりやるからデータくれと実行委員会に掛け合ったのだろうが、
実行委員会を構成する田舎の役人共はそもそもとうほぐ弁しか理解できぬだろうから
役所日本語以外の言語での表記など用意できようはずもない。
Re:同社? (スコア:0)
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001204120002 [asahi.com]
> 実行委事務局の観光庁によると、
> 東北博の運営全般は民間の2業者に委託しているほか、
> HPの管理運営業務は別業者に孫請けされている。
「東北博の運営全般」を委託された業者が、更に
「HPの管理運営業務」を別の業者へと委託している、と。
制作と管理運営が別会社の場合もあるけど、この書き方だとそれは分かれてないかも。
> 翻訳を担当したのは、在京のIT関連の企業。
> 「復興支援に一役買いたい」として、
> 本来なら数百万円はかかるという各言語の自動翻訳を無償で引き受けたという。
翻訳のみ「HPの管理運営業務」とはまた別の業者が無償で受けた、と。
依頼したのは誰だろう?
「HPの管理運営業務」を受託した会社か、
その上の「東北博の運営全般」を受託した会社か、
他の人も指摘してるけど、
自動翻訳ではサイトに載せれるクオリティにはならないので、
(そもそも自動翻訳で充分ならWeb上の自動翻訳サービスに丸投げできるし)
「本来なら数百万円はかかる」と言うのがちょっと理解し難い。
数百万も何も、お仕事で使えないレベルの翻訳では値付けできないもの。ゼロ円。
本職の翻訳屋さん達を舐めるのも大概にせいよと言う感じがする。
> 機械が読み取る自動翻訳では誤訳が起きやすく、
> HP上では「正確でないこともありますので、ご注意ください」の断りもある。
> 同社によると、誤訳しやすい固有名詞を把握するため、
> 実行委に一覧表の提示を求めたが、受け入れてもらえなかったという。
本来1円にもならぬ自動翻訳で宜しければ無償でやります、と言うのは分からんでもない。
しかし、そんなもの使い物になるわけも無い。受けた側がド素人だったのだな。
後から固有名詞だけ目視チェックで差し替えればいいやと考えたのか。
本当に翻訳がらみの仕事をした事無い、畑違いの会社なのだろう。
「誤訳しやすい固有名詞の一覧表」なんて、事前に作れるわけが無いだろうがw
そもそも、本当に固有名詞であれば訳などしない。
「そのまま発音をローマ字化して括弧書き等で説明を加える」のが普通だろう。
最終的には訳を担当した人から「ここはこの様な説明にしたが正しいか?」と確認が来る。
> 観光庁や業者によると、人の目による二重チェックも十分に行われなかった。
> 誤訳が何カ所にのぼるのか不明で、朝日新聞が11日、東北6県の観光部局に電話取材したところ、
> 秋田県が英語、韓国語、中国語で最も多い30カ所以上の誤訳を見つけたと回答。
> 岩手、福島両県も複数のミスを見つけたという。
建前上は公開前に「文責」のある一番上の発注者が目視確認しているはずだよな。実際はこんなだけど。
各県の観光部局担当者が英・韓・中国語を確認できる可能性はそうそう無いので、
業者の確認を信用するしか無いだろう。
でも、この例においては、発注側も受注側も認識が甘過ぎるよ。
受注側は「正確でないこともあります」程度のディスクレーマー(免責文)で済むと思ったのだろうが、
本来ならば対価を受け取って相応の責任を負って遂行すべきお仕事を、
無償で受けたからと言って責任が無くなるわけじゃない。
無償だから無責任としたいなら、
最初から自動翻訳サービスへのリンクに留めて置けばよかった。
そーゆー「お仕事を舐め切ってる畑違いの無知業者」に仕事振る発注者もダメダメ。
この「在京のIT関連の企業」とやらは、Web政策会社程度の業務経験も無く、
(経験があれば翻訳業者も使った事あるはずで、自動翻訳で代替できるとは考えない)
「何でもWebの無償サービス使えば元手もスキルも無しで商売できるんじゃね?」と考えたのだろうか。
純粋に売名の意図で手を出したのだろうとは思うが、どの程度の実態のある企業なのか興味深い。
Re: (スコア:0)
プロからすれば無い方がマシかもしれませんけど、使うのは素人で、無いよりマシな事も多々ありますよ。
だからこそ自動翻訳と言うのが沢山あるわけで。
で、受けたのはそういう自動翻訳サービス。無いよりマシと思ったわけですね。
で、出した方もそういう認識の様ですが、世間的には無い方がマシだったと。
しかし、当の発注側はまだ気が付いてないのか、今度は素人翻訳を載せるつもりの様です。
まあ、建前だけで、うやむやになるまで閉鎖しとくつもりかもしれませんけど。
しかしどうなんですかね。本当に無い方がマシなのか。
日本人の私にはわかりません。