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家系図のデータベースが公開されてるの? それって問題にならないのかな?
博物館の人と話をすることがあって聞いたんだけど、博物館には、一般人には閲覧を許可できないものが収蔵されている。それは例えば、家系図だったりする。なぜ許可できないかと言うと、それが不当な差別につながることがあるからだって。
そもそも、純粋なゲルマン系には、もともと「姓」の概念がなくて、「名前」しかない。それで、名前のバリエーションにも限りがあるから、大抵は「××の息子○○」という名乗り方をする。それで解決しない場合は、「△△の息子××の息子○○」という名乗りになる。つまるところ、共同体の全員が相手の家系図を把握していることが前提となって、「名乗り」というシステムが構築されている。そうである以上、家系図を秘匿することはありえない。さもなくば、本来の意味の社会的アイデンティティが崩壊してしまう。
アイスランドは近代国家の制度として、唯一こ
> 韓国では、国民の大多数を5つの姓(金李朴崔鄭)が占めるので、同姓結婚も頻繁に起こるが、「出身地が同じ同姓」と> 結婚するのは軽いタブーとなっており、遺伝的な(父系)血族結婚を阻止する仕組みがある。
1997年に違憲判決が出てその後法改正されるまでは、タブーどころか法律で同姓で同じ本貫同士(同姓同本)の婚姻は禁止されていましたね。現在は8親等以内の婚姻禁止になっていますが、これも他国と比べると相当厳しいです。
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家系図を公開 (スコア:1)
家系図のデータベースが公開されてるの? それって問題にならないのかな?
博物館の人と話をすることがあって聞いたんだけど、博物館には、一般人には閲覧を許可できないものが収蔵されている。それは例えば、家系図だったりする。なぜ許可できないかと言うと、それが不当な差別につながることがあるからだって。
Re: (スコア:5, 参考になる)
そもそも、純粋なゲルマン系には、もともと「姓」の概念がなくて、「名前」しかない。それで、名前のバリエーションにも限りがあるから、大抵は「××の息子○○」という名乗り方をする。それで解決しない場合は、「△△の息子××の息子○○」という名乗りになる。つまるところ、共同体の全員が相手の家系図を把握していることが前提となって、「名乗り」というシステムが構築されている。そうである以上、家系図を秘匿することはありえない。さもなくば、本来の意味の社会的アイデンティティが崩壊してしまう。
アイスランドは近代国家の制度として、唯一こ
Re:家系図を公開 (スコア:3, 参考になる)
> 韓国では、国民の大多数を5つの姓(金李朴崔鄭)が占めるので、同姓結婚も頻繁に起こるが、「出身地が同じ同姓」と
> 結婚するのは軽いタブーとなっており、遺伝的な(父系)血族結婚を阻止する仕組みがある。
1997年に違憲判決が出てその後法改正されるまでは、タブーどころか法律で同姓で同じ本貫同士(同姓同本)の婚姻は禁止されていましたね。
現在は8親等以内の婚姻禁止になっていますが、これも他国と比べると相当厳しいです。