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武力的には倒せるのになかなか倒されない不思議な名悪役だった
あれは銀英伝の作者の主張と照らし合わせると、最大の失敗だと思う。どちらかといえば民主主義を礼賛する内容なのに、民主主義を腐らせてる存在を浄化するのに、民主主義的な力ではなく、さらには軍国主義的な外部圧力でもなく、突き詰めていえばただの私怨による殺害で終わらせちゃったんだから。
「ありがち」な困ったヤツをステレオタイプ化してる存在としては名悪役だと思うけどね。
トリューニヒトが殺された時点でもう同盟は消滅していましたから、浄化もクソもないでしょう。
単なる民主主義礼賛なら、そもそも民主主義が独裁に負けるような展開にはしなかったんじゃないかしら。
ついでに君主を補佐する連中についても同様。だから一番つらくて貧乏くじだったのはミッターマイヤーと言えなくない。
銀英伝自体、歴史家としてのユリアンの回想をもとにした史伝という面もあるが、ユリアンもけっこうラインハルトのファンだし
>単なる民主主義礼賛なら、そもそも民主主義が独裁に負けるような展開にはしなかったんじゃないかしら。
民主主義礼賛の中心であるヤンは、暗殺されましたしねぇ。 ついでに作者さんは中華好きですし……「腐敗した政治体制は打倒される」って辺りが主張ではないかと。
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人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
トリューニヒト (スコア:1)
武力的には倒せるのになかなか倒されない不思議な名悪役だった
Re: (スコア:0)
あれは銀英伝の作者の主張と照らし合わせると、最大の失敗だと思う。
どちらかといえば民主主義を礼賛する内容なのに、民主主義を腐らせてる存在を浄化するのに、民主主義的な力ではなく、さらには軍国主義的な外部圧力でもなく、突き詰めていえばただの私怨による殺害で終わらせちゃったんだから。
「ありがち」な困ったヤツをステレオタイプ化してる存在としては名悪役だと思うけどね。
Re:トリューニヒト (スコア:0)
トリューニヒトが殺された時点でもう同盟は消滅していましたから、浄化もクソもないでしょう。
単なる民主主義礼賛なら、そもそも民主主義が独裁に負けるような展開にはしなかったんじゃないかしら。
Re:トリューニヒト (スコア:2)
次もその次も名君が出て来るシステム的保証がないから、それは止めといたほうがいい、という比較論で民主共和制を擁護しているのがヤンだと言っても言い過ぎではないと思うよ。
ついでに君主を補佐する連中についても同様。だから一番つらくて貧乏くじだったのはミッターマイヤーと言えなくない。
銀英伝自体、歴史家としてのユリアンの回想をもとにした史伝という面もあるが、ユリアンもけっこうラインハルトのファンだし
Re:トリューニヒト (スコア:1)
>単なる民主主義礼賛なら、そもそも民主主義が独裁に負けるような展開にはしなかったんじゃないかしら。
民主主義礼賛の中心であるヤンは、暗殺されましたしねぇ。
ついでに作者さんは中華好きですし……「腐敗した政治体制は打倒される」って辺りが主張ではないかと。