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『生物学的に人間であれば人権がある』だけでいいじゃん。
よく、知能が高ければ、意思疎通が出来れば、社会に適応する能力があれば……みたいな理屈が出てくるけども、それって、『それが困難な人間』が権利を持っていることを否定しかねない気がするんだけど。
知的障碍者等から人権を剥奪し、より知能が高いチンパンジーに人権を与えるべきだ!って主張なら、賛成はしないが納得はする。
先に「あなたの反対意見じゃありません。」別の話題として。言っていることはすごく納得。
の上で>『生物学的に人間であれば人権がある』これも「生物学的に人間である」を何処に置くかという問題が。
たとえば、「事故で脳だけ残って他は機械」(いわゆるサイボーグ)は人間でしょうか?「脳もダメで意識を機械に移植した」ら人間でしょうか?(生物でなくなる)
「生物学的に人間」はどれだけパーツを満たしていれば人間でしょうか「再生医療で組織培養で臓器を作ったらその臓器は人間?」「脳さえなければただの臓器?」
など考えることはまだいくらでもありそうです。
(個人ではなく種として)セクロスして子供ができるなら人間でいんじゃね?
前のコメントでお出しされている例には「産まれた時は疑うべくもない人間だが、その後の処置でわかんなくなった」例が挙げられているので、「種として」という観点はそもそも問うていません。それに「ヒトと」というのを省略して「セックスして子供ができるなら人間」だと、世の生物のかなりの割合が人間ということに(笑)。
「ヒトから産まれたものは人間」というのはだいたいOKだと思う(「産まれた」の定義とか、畸形嚢腫はどうなるのかとか、すっぱり割り切れない部分は残るんですが)。それでも前コメにあるように「大部分を機械に代替した”元人間”」はどのくらいまでなら人間扱いなのか、というのは難しい。脳の一部の機械代替とかしていると特に。しゃべれるくらい意識があればまあいいですけど、現在の人間・人格・人権には「コミュニケーションが取れること」は要件にありませんからね。
また、意識の電脳化などで「本体は死に、電脳人格しか残っていない場合」とか「本体も電脳人格もどちらも”生きている”場合」あるいは「脳を二分割して二体の人間を作って生かす」ことが可能になったとき、どちらが元のヒトを継承できるのか。「ヒトからはヒトしか産まれず、産まれた後は一生その身体を使い、その身体は分割できず、その身体が死亡した時に人格は消滅する」という暗黙の前提に挑戦する何かが出てくると、法的に面倒くさい状況になるんですよね。
>「コミュニケーションが取れること」は要件にありませんこれは”絶対に要件にいれては行けない内容”ですよね。
「コミュニケーションが取れること」を要件にしてしまうと、「生まれたての赤子」「認知症末期の老人」「事故で意識を失っている」は人間から外れてしまう。
下手をすれば睡眠中はだれも人間でなくなるw
民法と刑法では、人(自然人)と胎児の差が違う。個体が全部排出されるか、一部排出されるかで要件が異なっている
個体の安全性を強く要求する刑法では、一部排出説を採っている
人間の人間らしさの本源が大脳にあるとすれば、他の部分がすべて機械に置き換わっても問題は無い映画の【バイセンチャル・マン】をふと思い出したロボットが人権を持つ時代の到来を予言した映画です
「バイセンテニアル・マン」ね
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ソースを見ろ -- ある4桁UID
人間以外に人間と同じ権利を与えるべきじゃない (スコア:4, 興味深い)
『生物学的に人間であれば人権がある』だけでいいじゃん。
よく、知能が高ければ、意思疎通が出来れば、社会に適応する能力があれば……
みたいな理屈が出てくるけども、それって、
『それが困難な人間』が権利を持っていることを否定しかねない気がするんだけど。
知的障碍者等から人権を剥奪し、より知能が高いチンパンジーに人権を与えるべきだ!
って主張なら、賛成はしないが納得はする。
Re: (スコア:0)
先に「あなたの反対意見じゃありません。」別の話題として。
言っていることはすごく納得。
の上で
>『生物学的に人間であれば人権がある』
これも「生物学的に人間である」を何処に置くかという問題が。
たとえば、「事故で脳だけ残って他は機械」(いわゆるサイボーグ)は人間でしょうか?
「脳もダメで意識を機械に移植した」ら人間でしょうか?(生物でなくなる)
「生物学的に人間」はどれだけパーツを満たしていれば人間でしょうか
「再生医療で組織培養で臓器を作ったらその臓器は人間?」「脳さえなければただの臓器?」
など考えることはまだいくらでもありそうです。
Re: (スコア:0)
(個人ではなく種として)セクロスして子供ができるなら人間でいんじゃね?
Re:人間以外に人間と同じ権利を与えるべきじゃない (スコア:2)
前のコメントでお出しされている例には「産まれた時は疑うべくもない人間だが、その後の処置でわかんなくなった」例が挙げられているので、「種として」という観点はそもそも問うていません。
それに「ヒトと」というのを省略して「セックスして子供ができるなら人間」だと、世の生物のかなりの割合が人間ということに(笑)。
「ヒトから産まれたものは人間」というのはだいたいOKだと思う(「産まれた」の定義とか、畸形嚢腫はどうなるのかとか、すっぱり割り切れない部分は残るんですが)。
それでも前コメにあるように「大部分を機械に代替した”元人間”」はどのくらいまでなら人間扱いなのか、というのは難しい。
脳の一部の機械代替とかしていると特に。
しゃべれるくらい意識があればまあいいですけど、現在の人間・人格・人権には「コミュニケーションが取れること」は要件にありませんからね。
また、意識の電脳化などで「本体は死に、電脳人格しか残っていない場合」とか
「本体も電脳人格もどちらも”生きている”場合」あるいは「脳を二分割して二体の人間を作って生かす」ことが可能になったとき、どちらが元のヒトを継承できるのか。
「ヒトからはヒトしか産まれず、産まれた後は一生その身体を使い、その身体は分割できず、その身体が死亡した時に人格は消滅する」という暗黙の前提に挑戦する何かが出てくると、法的に面倒くさい状況になるんですよね。
Re: (スコア:0)
>「コミュニケーションが取れること」は要件にありません
これは”絶対に要件にいれては行けない内容”ですよね。
「コミュニケーションが取れること」を要件にしてしまうと、
「生まれたての赤子」「認知症末期の老人」「事故で意識を失っている」は人間から外れてしまう。
下手をすれば睡眠中はだれも人間でなくなるw
Re: (スコア:0)
民法と刑法では、人(自然人)と胎児の差が違う。
個体が全部排出されるか、一部排出されるかで要件が異なっている
個体の安全性を強く要求する刑法では、一部排出説を採っている
人間の人間らしさの本源が大脳にあるとすれば、他の部分がすべて機械に置き換わっても問題は無い
映画の【バイセンチャル・マン】をふと思い出した
ロボットが人権を持つ時代の到来を予言した映画です
Re: (スコア:0)
「バイセンテニアル・マン」ね