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かといっても、どういう時にローマ字表記が要るかというと言語学的どうこうではなくて、どう表記したら名称(多くは固有名詞)を伝えられるか?でしょう。日本語の成り立ちを勉強したい人にとっては訓令式のほうがいいのかもしれませんが、大部分の観光客や対話相手に名称が伝わりやすいかが現実問題としてあるなら、英語(米語)が唯一の標準であるわけではないにせよデファクトスタンダードの地位にあることは否めないわけで。外国語の単語語を日本語に音訳するに際しても、言語学者でもない一般人にとっては「音訳」とは(なるべく)聞き取れたままを記述するというのは普通だとおもいます。そこに日本人が発音しやすいとか習慣とかそう聞こえたとかでバイアスが掛かるので表記が揺れるわけで。
音素表記は個々の言語内でそれぞれに定義され完結しているもので、言語同士の比較に耐えるようなものではない。 ...日本語、中国語、フランス語、イタリア語の /r/ がそれぞれ全く違う音に聞こえる、といったことが起こるが、そもそも他言語の音素表記同士を比較すること自体が無意味なことなのである。 [wikipedia.org]
であるならば、他国言語話者に対しての表現が必要な場面で「音素を正確に表現」なんて無意味ということなのではないでしょうか。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
外国語の発音を日本語に翻字するには... (スコア:5, 興味深い)
まず、ある言語を記述する時には発音を正確に表現する「表音文字」が好ましいと信じられていますが、実は「世間の常識、言語学の非常識」で、言語学的には文字は音を正確に表わすべきではなく「音素」を正確に表わすべきだと考えるのが定説です。(言語学的に言えば、「シ」を shi と表記したり、「フ」を fu、「チ」
Re:外国語の発音を日本語に翻字するには... (スコア:0)
かといっても、どういう時にローマ字表記が要るかというと言語学的どうこうではなくて、どう表記したら名称(多くは固有名詞)を
伝えられるか?でしょう。
日本語の成り立ちを勉強したい人にとっては訓令式のほうがいいのかもしれませんが、大部分の観光客や対話相手に名称が伝わりやすいかが現実問題としてあるなら、英語(米語)が唯一の標準であるわけではないにせよデファクトスタンダードの地位にあることは否めないわけで。
外国語の単語語を日本語に音訳するに際しても、言語学者でもない一般人にとっては「音訳」とは(なるべく)聞き取れたままを記述するというのは普通だとおもいます。そこに日本人が発音しやすいとか習慣とかそう聞こえたとかでバイアスが掛かるので表記が揺れるわけで。
音素表記は個々の言語内でそれぞれに定義され完結しているもので、言語同士の比較に耐えるようなものではない。 ...日本語、中国語、フランス語、イタリア語の /r/ がそれぞれ全く違う音に聞こえる、といったことが起こるが、そもそも他言語の音素表記同士を比較すること自体が無意味なことなのである。 [wikipedia.org]
であるならば、他国言語話者に対しての表現が必要な場面で「音素を正確に表現」なんて無意味ということなのではないでしょうか。