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フィルムを取り扱う店が増えるのは喜ばしいことですが、コダック、ローライ、ケントメアなど主要なフィルムは「かわうそ商店」とか「みらいフィルムズ」あたりで入手できるし、実店舗としても銀座にも秋葉原にも大手量販店でフィルムの取り扱いはある。なので、ただ売ってるよというだけのニュースではスルーしてしまいそうだ。困ってないしね。
富士フイルムがモノクロから撤退したとしても、僕の中ではモノクロフィルムの市場は、使い切れないほど多くの選択肢から特性を比較しつつ選択できる生きた市場だと思っている。売ってるよ、ではなく競合と比べてどうなのよ、ということ論点になる市場だし、そこがニュースになってもいいんじゃなかろうか。例えばT-MAXと比べてどうなのか、とか。
あるいは写真弘社の本業(現像、プリント)に誘導したいなら、リリースでそこまで案内しないと。
この縦にも横にも広がらないニュースには、いちモノクロ愛好家として歯がゆさを禁じ得ない。
白か黒かのメリハリか、どっちつかずのグレーな領域で勝負するのがモノクロ写真なので、広がりを求めるなら三色合成してくださいとしか
あなたが、低感度モノクロフィルムを使った事が無いことだけは分かった。
よーしおじさん赤外線フィルムをフィルタ付けずに撮っちゃうぞ
おまわりさん、この人水着女性の盗撮してます
CCDのセルに電荷を発生させるには赤外線で十分で、これが画面のコントラストを下げるので防犯カメラとか以外はCCDの上に赤外線をカットするフィルタが付いているんだ。悪い人はこのフィルタを取り除いて、レンズの上に可視光をカットするフィルタをつける訳だ。フィルムの銀を感光させるには、本来紫外から緑ぐらい光が必要なのだ。これがオルソマチック。色素を銀に修飾して、この波長を可視光全体にひろげたのが、パンクロマチック。がんばって赤外領域までひろげたのが、赤外線フィルム。可視光への反応性が残っているので、可視光をカットするフィルタをレンズに付ける。
可視光と赤外線では焦点が違う。したがって、可視光をカットするフィルタをつけないと全体的にコントラストが落ちた眠い写真になる。赤外線フィルムは問題にならなかった。CCDが問題になるのは、汎用素子でも感度がある赤外領域が中赤外線まで伸びている事。
このコメントまで読んでようやく、モノクロフィルムの世界は逆に色スペクトルの反応域を細かく気にする世界なんだなと納得した。モノクロフィルムを何種類か使い分けると人間の色域やそれに合わせた感度特性で撮られたカラー写真よりも豊富な色を表現できるのか。
# スペクトルといえば、最近はLEDが増えたことで蛍光灯よりもさらに歪な「白色」が増えてるんだろうなぁ…
LEDの色合いが完璧だなんて言うつもりはまったくないが、蛍光灯よりひどいという印象はないなあ。
そういう用途ならモノクロCCD+フィルタの方が全方面で性能が高く、モノクロフィルムはどうやっても勝てません。ノスタルジーとか、一発勝負とかなんでもいいですが、撮影や現像すること自体に喜びを見いだせないなら踏み込むべきではないと思いますよ。
「風と共に去りぬ」等の重要な映画は、三原色フィルター+モノクロフイルムで保存してなかったっけ?モノクロフイルムの方がカラーフイルムより粒度が細かいとされるそうな。
# レンズで取り入れた画像を、プリズムとフィルターで三原色に分解し、同時に三枚のフイルムに露光させる銀塩カラーカメラは、流石に聞いた事がない。(カラーフイルム実用化以前でも無かったのだろうか?)
追記(自己レス御免)考えてみれば、カラーフイルム実用化以前なら、三原色フィルター付き三眼レンズシャッターカメラ(+ファインダーの四眼かも)になっただろう。プリズムを駆使した色分解光学系で、多様なレンズ交換を楽しむのは、後代のズームレンズ交換一眼(レフ)カメラやビデオカメラ世代の考え方だった。当時なら顕微鏡等のように、同一単焦点レンズ3本組を、焦点距離毎に用意する方が普通。例えばフランジバックを短くした大判カメラに、小フイルム用三原色フィルター+シャッター付レンズ3本を三角形に取り付け、同時撮影するとかの様に。
視差効果がえらいことになりそう>三眼レンズ
デジタル合成なしで使い物になるんかね?
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
なんて残念なニュースだ (スコア:1)
フィルムを取り扱う店が増えるのは喜ばしいことですが、コダック、ローライ、ケントメアなど主要なフィルムは「かわうそ商店」とか「みらいフィルムズ」あたりで入手できるし、実店舗としても銀座にも秋葉原にも大手量販店でフィルムの取り扱いはある。
なので、ただ売ってるよというだけのニュースではスルーしてしまいそうだ。困ってないしね。
富士フイルムがモノクロから撤退したとしても、僕の中ではモノクロフィルムの市場は、使い切れないほど多くの選択肢から特性を比較しつつ選択できる生きた市場だと思っている。
売ってるよ、ではなく競合と比べてどうなのよ、ということ論点になる市場だし、そこがニュースになってもいいんじゃなかろうか。
例えばT-MAXと比べてどうなのか、とか。
あるいは写真弘社の本業(現像、プリント)に誘導したいなら、リリースでそこまで案内しないと。
この縦にも横にも広がらないニュースには、いちモノクロ愛好家として歯がゆさを禁じ得ない。
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
この縦にも横にも広がらないニュースには、いちモノクロ愛好家として歯がゆさを禁じ得ない。
白か黒かのメリハリか、どっちつかずのグレーな領域で勝負するのがモノクロ写真なので、
広がりを求めるなら三色合成してくださいとしか
Re: (スコア:0)
あなたが、低感度モノクロフィルムを使った事が無いことだけは分かった。
Re: (スコア:1)
よーしおじさん赤外線フィルムをフィルタ付けずに撮っちゃうぞ
Re:なんて残念なニュースだ (スコア:0)
おまわりさん、この人水着女性の盗撮してます
Re: (スコア:0)
CCDのセルに電荷を発生させるには赤外線で十分で、これが画面のコントラストを下げるので防犯カメラとか以外はCCDの上に赤外線をカットするフィルタが付いているんだ。悪い人はこのフィルタを取り除いて、レンズの上に可視光をカットするフィルタをつける訳だ。
フィルムの銀を感光させるには、本来紫外から緑ぐらい光が必要なのだ。これがオルソマチック。
色素を銀に修飾して、この波長を可視光全体にひろげたのが、パンクロマチック。
がんばって赤外領域までひろげたのが、赤外線フィルム。可視光への反応性が残っているので、可視光をカットするフィルタをレンズに付ける。
可視光と赤外線では焦点が違う。したがって、可視光をカットするフィルタをつけないと全体的にコントラストが落ちた眠い写真になる。
赤外線フィルムは問題にならなかった。CCDが問題になるのは、汎用素子でも感度がある赤外領域が中赤外線まで伸びている事。
Re: (スコア:0)
このコメントまで読んでようやく、モノクロフィルムの世界は逆に色スペクトルの反応域を細かく気にする世界なんだなと納得した。
モノクロフィルムを何種類か使い分けると人間の色域やそれに合わせた感度特性で撮られたカラー写真よりも豊富な色を表現できるのか。
# スペクトルといえば、最近はLEDが増えたことで蛍光灯よりもさらに歪な「白色」が増えてるんだろうなぁ…
Re: (スコア:0)
LEDの色合いが完璧だなんて言うつもりはまったくないが、蛍光灯よりひどいという印象はないなあ。
Re: (スコア:0)
そういう用途ならモノクロCCD+フィルタの方が全方面で性能が高く、モノクロフィルムはどうやっても勝てません。
ノスタルジーとか、一発勝負とかなんでもいいですが、撮影や現像すること自体に喜びを見いだせないなら踏み込むべきではないと思いますよ。
Re: (スコア:0)
「風と共に去りぬ」等の重要な映画は、三原色フィルター+モノクロフイルムで保存してなかったっけ?
モノクロフイルムの方がカラーフイルムより粒度が細かいとされるそうな。
# レンズで取り入れた画像を、プリズムとフィルターで三原色に分解し、同時に三枚のフイルムに露光させる銀塩カラーカメラは、流石に聞いた事がない。(カラーフイルム実用化以前でも無かったのだろうか?)
Re: (スコア:0)
追記(自己レス御免)
考えてみれば、カラーフイルム実用化以前なら、三原色フィルター付き三眼レンズシャッターカメラ(+ファインダーの四眼かも)になっただろう。
プリズムを駆使した色分解光学系で、多様なレンズ交換を楽しむのは、後代のズームレンズ交換一眼(レフ)カメラやビデオカメラ世代の考え方だった。
当時なら顕微鏡等のように、同一単焦点レンズ3本組を、焦点距離毎に用意する方が普通。
例えばフランジバックを短くした大判カメラに、小フイルム用三原色フィルター+シャッター付レンズ3本を三角形に取り付け、同時撮影するとかの様に。
Re: (スコア:0)
視差効果がえらいことになりそう>三眼レンズ
デジタル合成なしで使い物になるんかね?