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無人の別荘から119番通報が行われる、その原因はhttps://srad.jp/story/14/06/18/0412208/ [srad.jp]
「電話はダイヤル式で、しかも別荘に引き込まれている電話回線が切れかかっていたことが判明。そして事件当時強風にあおられた電話回線が切れたりつながったりしているうちに偶然「1」「1」「9」のパルスダイヤルをした可能性があるという」
そのせんは十分ありうる。
昔、黒電話は受話器を置くところの部分が回線との接続スイッチになっておりましたがそこをテンポよく、モールス信号の様に オンオフすると電話をかける事が出来ました。
#トランプ大統領、逆転当選
そういえばドラマなんかで犯人が電話を切った後、電話を受けてた刑事さんが「もしも~し」って言いながらフックをガチャガチャやるシーンをよく見たけどあれはどういう意味があったのだろう?テンポよくモールス信号の様に110番かな?
元電電公社で作業をしていました当時は相手が電話切断後5秒以内ならフックをガチャガチャするとまた繋がったのですよ当然相手は受話器をフックにかけていないのが条件ですがねまれに混信して他の人と複数繋がってまるでグループ通話のようになることも・・・
ということで、犯人が電話を切ってもうまくすれば再通話できる可能性があるのでガチャガチャするのですよw
加入者電話では、着呼側がオンフックしてから2.4秒~8秒間(交換機によって違うらしい)回線が保持されており、発呼側がオンフックしなければ、着呼側が再びオフフックすることで通話を再開することができる(携帯やIP電話は除く)。これと混同しているのでは?フックガチャガチャは、もっと昔、回線どころか入線トランクが加入者数に全然足りてない戦後間もない時期(?)の裏技的なことからきています。もともと、電話機の受話器を上げると(オフフック)、電話局の対応する入線の直流回路が閉結されることで発呼操作を検知してダイヤルトーン(プー音)が送出されるようになっています。ダイヤルトーンはその名の通り、「ダイヤルしてもいいよ(受け付けるよ)」の表示なので、この音が鳴っていないときにダイヤルしても交換機は反応しません。ところが、戦後の混乱期からその後の復興期、電気通信回線設備の増設/復旧が間に合わず、ダイヤルを受け付けるトランク自体の数よりも電話を発呼する数が大幅に多くなってしまった時期がありました。結果、ダイヤルしようとする人の数が電話局のダイヤルを受け付ける機器の回線数を超えて、受話器を上げたのにダイヤルトーンが聞こえてこないことがあったそうです。数が足りないこと以外にも、電話線の状態が悪くて電気抵抗が大きかったり、電話局の直流回路の閉結を検知する継電器の品質が悪かったり、電話局から供給する直流電圧が低かったり、あるいは空襲にあって焙られた電話線もあったかもしれません。こういう場合、継電器のコイルに(比較的)高い電圧をかけてやると動き始めます。誘導負荷の電圧を高くする手軽な手段として、パルスを重畳する=一瞬だけオンフックする手法が知られていたようです。収容回線がたりなくてダイヤルトーンが来ない場合には他の人がダイヤルし終わって接続なり呼損なりになるのを待つしかありませんが、発呼しようとしている人にとっては「ダイヤルトーンが鳴らない」ことしかわからないので、唯一の能動的手段としてフックをガチャガチャしたのでしょう。ダイヤルしている時間は高々数秒ですから、ガチャガチャしているうちにうまくつながってダイヤルトーンが聞こえてくるということはままあったと思われます。「受話器を上げてもプーと鳴らない場合、フックをガチャガチャするとつながる」が、「不意に電話が切れた場合」に拡大適用された結果かもしれません。私が実体験として知っているのは昭和50年代からですが、テレビドラマで「もしもし!ガチャガチャ」を見るようになってからもその後も、ガチャガチャしているところは一度も見たことがありませんので、広く知られていて舞台装置として使いやすかった割には急速に廃れた風習のようです。当時小学生だったわたしの周囲の反応としては、「ガチャガチャしたら切れちゃうじゃん」でしたから、当時から放送作家は実社会から乖離した世界を描いていたんですね
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関連しそうな過去記事 (スコア:5, 興味深い)
無人の別荘から119番通報が行われる、その原因は
https://srad.jp/story/14/06/18/0412208/ [srad.jp]
「電話はダイヤル式で、しかも別荘に引き込まれている電話回線が切れかかっていたことが判明。そして事件当時強風にあおられた電話回線が切れたりつながったりしているうちに偶然「1」「1」「9」のパルスダイヤルをした可能性があるという」
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
そのせんは十分ありうる。
昔、黒電話は受話器を置くところの部分が回線との接続スイッチになっておりましたが
そこをテンポよく、モールス信号の様に オンオフすると電話をかける事が出来ました。
#トランプ大統領、逆転当選
Re: (スコア:0)
そういえばドラマなんかで犯人が電話を切った後、電話を受けてた刑事さんが
「もしも~し」って言いながらフックをガチャガチャやるシーンをよく見たけど
あれはどういう意味があったのだろう?
テンポよくモールス信号の様に110番かな?
Re: (スコア:5, 興味深い)
元電電公社で作業をしていました
当時は相手が電話切断後5秒以内ならフックをガチャガチャするとまた繋がったのですよ
当然相手は受話器をフックにかけていないのが条件ですがね
まれに混信して他の人と複数繋がってまるでグループ通話のようになることも・・・
ということで、犯人が電話を切ってもうまくすれば再通話できる可能性があるのでガチャガチャするのですよw
Re:関連しそうな過去記事 (スコア:0)
加入者電話では、着呼側がオンフックしてから2.4秒~8秒間(交換機によって違うらしい)回線が保持されており、発呼側がオンフックしなければ、着呼側が再びオフフックすることで通話を再開することができる(携帯やIP電話は除く)。これと混同しているのでは?
フックガチャガチャは、もっと昔、回線どころか入線トランクが加入者数に全然足りてない戦後間もない時期(?)の裏技的なことからきています。
もともと、電話機の受話器を上げると(オフフック)、電話局の対応する入線の直流回路が閉結されることで発呼操作を検知してダイヤルトーン(プー音)が送出されるようになっています。ダイヤルトーンはその名の通り、「ダイヤルしてもいいよ(受け付けるよ)」の表示なので、この音が鳴っていないときにダイヤルしても交換機は反応しません。
ところが、戦後の混乱期からその後の復興期、電気通信回線設備の増設/復旧が間に合わず、ダイヤルを受け付けるトランク自体の数よりも電話を発呼する数が大幅に多くなってしまった時期がありました。結果、ダイヤルしようとする人の数が電話局のダイヤルを受け付ける機器の回線数を超えて、受話器を上げたのにダイヤルトーンが聞こえてこないことがあったそうです。
数が足りないこと以外にも、電話線の状態が悪くて電気抵抗が大きかったり、電話局の直流回路の閉結を検知する継電器の品質が悪かったり、電話局から供給する直流電圧が低かったり、あるいは空襲にあって焙られた電話線もあったかもしれません。
こういう場合、継電器のコイルに(比較的)高い電圧をかけてやると動き始めます。誘導負荷の電圧を高くする手軽な手段として、パルスを重畳する=一瞬だけオンフックする手法が知られていたようです。
収容回線がたりなくてダイヤルトーンが来ない場合には他の人がダイヤルし終わって接続なり呼損なりになるのを待つしかありませんが、発呼しようとしている人にとっては「ダイヤルトーンが鳴らない」ことしかわからないので、唯一の能動的手段としてフックをガチャガチャしたのでしょう。ダイヤルしている時間は高々数秒ですから、ガチャガチャしているうちにうまくつながってダイヤルトーンが聞こえてくるということはままあったと思われます。
「受話器を上げてもプーと鳴らない場合、フックをガチャガチャするとつながる」が、「不意に電話が切れた場合」に拡大適用された結果かもしれません。私が実体験として知っているのは昭和50年代からですが、テレビドラマで「もしもし!ガチャガチャ」を見るようになってからもその後も、ガチャガチャしているところは一度も見たことがありませんので、広く知られていて舞台装置として使いやすかった割には急速に廃れた風習のようです。
当時小学生だったわたしの周囲の反応としては、「ガチャガチャしたら切れちゃうじゃん」でしたから、当時から放送作家は実社会から乖離した世界を描いていたんですね