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「掲載されたものが完成形で、それに忠実」なだけでは複製原画じゃないってのは厳しいね。
単純にジャンプや単行本はサイズが小さいから、複製原画は原寸大で、原画をコピーしたものだと思ったけど、違うようだし、もしかして、一枚、一枚、原画をもとに模写するのか?でも、それだと38,500 円は安い気がする。
既に解説されてるが、一般に「原稿」と言えば描いた絵にセリフの文字を貼ったり漫画の絵に手で線を描き加えたりした状態のものを指し、「複製原稿」と言えばそれをそのまま高精細モノクロコピーしたものを指す
漫画を印刷する時はその「原稿」を何段階かコピー・修正・印刷した後、元の「原稿用紙」から引き継いできた位置合わせマークで断裁、製本するその「原稿」現物から裁断された漫画雑誌までの過程のうち、中間マスターの適当な部分を何枚か余計に刷ってこっそり配ったり少部数をファンに売ったりしていたものが「複製原稿」だった
特にアナログ制作の時代は、鉛筆書きの文字、編集者の訂正、修正液の跡や切り抜いたセリフの影など制作の舞台裏が垣間見えるというありがたみがありそれが最終的な紙の雑誌や正規印刷物に対する付加価値だった
「複製原稿」が欲しい人間はそういう「憧れの作者の仕事部屋から出てきたホンモノ」が欲しいのであり、漫画が読みたいわけでもきれいなだけの絵が見たいわけでもないこうして印刷済の完成品からスキャンして加工した絵を「複製原稿」として出されたらそれは「中間出力物をあげますよ」と言って「加工済品」が来てるのだからただの詐欺
という事が分からんやつが編集者をやってるというだけの話なのか編集者はハッタリを利かせて反発をねじ伏せる奴しか務まらんのかそれが炎上で焼き尽くせる時代になったということかだな
ワンピース展で複製原稿の展示をしたときは、スクリーントーンの指定やホワイト修正の跡、写植が分かる状態でしたよ。ジャンプ作品を含め、色んな漫画作品の原画展を見ましたが「複製原稿」はすべてその形式です。大昔は生原稿を展示してくれたけど、版下がデジタルになった影響か、最近の展示は複製原画が主流で、その代わり複製原画を販売する商売が生まれたみたいな流れですね。
集英社は何度も複製原画の販売をやってるのに、出版物と同じもの送りつけて、客が大騒ぎしてやっと対応とはお粗末すぎます。担当の経験が浅いなんて苦しい言い訳してますけど、鬼滅のファンを嘗めてるか、人気作品が旬なうちに金儲けしようってことなんですかね。
原画展では、そのレベルのものが出てくるね、…というか、原画は明らかに原画だけど、「複製原稿」の場合はどんな感じだったかな。そんなに生原稿出て来ないかな?数年後無沙汰だけど、撮影可の展示で撮った写真でこれ流石に複製じゃないよなってのが何点かある。熱心だったのが少し前なので、若干自分の情報が古いのかも。
書店のキャンペーンの抽選で貰った「複製原画」とされるものを何枚か持ってるけど、どれも写植の痕は無い、ホワイトもホワイトとしては見えない感じ。同じ会社でもレベルが少し違っていて、一番良いものは写植前の複製で墨の濃淡の境界や筆のかすれまで見える。
複製したものは原画ではないから、そういうものだという気もするし、それでも単行本よりも明らかに細かい筆致が見えてどきどきするものなのだけれど、金を取るとなれば契約の内容は真摯に捉えないといけないね。
最近は写植は使わず、スキャン後に編集部の方でPC上で書き込むことが多いはず。(というか写植そのものがほぼ絶滅危惧状態)
手描き原稿のフキダシの中は作者の字でセリフが書かれていることが多い。ただそれだと読みにくいし、セリフだけはPCで書き込んだ状態で複製原稿としてるケースが多いと思う。
単なる補足なんですけど写植とPCとの間に編集者が印刷した奴を貼るのがありますね(写植っつったら基本的には印刷側がやることで、原稿に貼るアレは写植ではない)原画展だと印刷文字にさらに印刷文字を組み合わせて特殊文字を作ってたりして面白い
なるほど、その解説は個人的に非常にヒットするものがあります。
2018年の創刊50周年のジャンプ展では、複製原画を展示して、受注販売してました。 https://jumpcs.shueisha.co.jp/info/jump50thvol11710.html [shueisha.co.jp] 展示品は、漫画家の指示や枠外のメモ書き、修正、写植がわかる状態で、商品説明は展示していたのと同等の物を販売だったはずです。
このときの価格は、ドラゴンボールが35,000円、北斗の拳が50,000円。鬼滅の刃の原画38,500円は特別高くも安くもない、集英社の相場価格の
×客が大騒ぎ○作者が問い合わせなんだな、事実は。客が騒いでも商品には問題ないの一点張りだから。
× 複製原画〇 複製原稿
複製原稿ってのもレベルがいくつかある。・完成原稿を原寸大にB/Wで印刷しただけのもの・上記に加え裁ち落とし線より外まであるもの・スミベタの塗りむらや、トーン貼り、ホワイトを入れた感じが分かるようスキャンしたもの・出版社指定の原稿用紙の水色の印刷まで再現したもの。期待されてるのはどれだろう。(デジタル原稿で、レイヤ毎に別々に印刷したものだったら笑う。)
油気絵画も、実物は立体で写真とは別もんというし、漫画の原画も、アナログのものなんかはホワイトやらトーンやらで立体造詣なんでしょ?まだ見たことないけど機会があったら一度見てみたいです。
とある漫画家さんがフルデジタルで仕上げしてプリントしたものを編集に渡して、そこから戻ってきたものを「これはオリジナル原稿?複製原稿?それともそうじゃないなにか・・?」と悩んでいるという話がありまして
雑誌掲載時のあれこれとかコミックスにするときに雑誌掲載時に貼った柱が剥がれてるとかあるらしいけど・・
#小さい出版社ではデジタル入稿できなかった時代ならでは
ハルタのある年の年度末応募者全員プレゼントのColorFellowsにて、他の人は普通のカラー原稿でしたが、森薫さんだけ原稿用紙他の水色が入ったカラー表示のモノクロ原稿だったことがありました。ちなみにColorFellows向けの書き下ろしの絵で、執筆過程は https://natalie.mu/comic/pp/otoyomegatari [natalie.mu] で公開されてます。
#ハクメイとミコチの樫木拓人さんのように、ペン入れまでは紙で仕上げはデジタルの人の原稿展示は仕上げ前の紙の状態で展示するべきなんですかね。
(原稿)ファクシミリ版といえば間違いなかったのではないか
小説じゃないんだから
おそらくここで言っている「ファクシミリ」 [wikipedia.org]の解説ページ貼っときますね。
アナログの場合、プロ用原稿用紙はB4サイズで四方が裁ち切りされて掲載されます。多くの場合裁ち切り線の外にも絵は続いています。また見開きの場合、原稿用紙を貼り付けるので、B3サイズより少し小さめになります。あと、原稿には水色の鉛筆で下書をすることが多いので、複製原稿はカラーである可能性もあるかもしれません。
最終的に原稿の内容をすべて表したものを印刷するなら何枚刷ってもコストは同じだから33枚38500円でもいいと思う。手法まで全部模した精巧なレプリカなら1枚38500円でもいいかもしれない。
「掲載されたものが完成形で、それに忠実であればいい」
じゃあ、もうジャンプを配ればいいんじゃない?いろいろ載ってて末端価格で300円弱だぞ。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
で、複製原画の定義は? (スコア:0)
「掲載されたものが完成形で、それに忠実」なだけでは複製原画じゃないってのは厳しいね。
単純にジャンプや単行本はサイズが小さいから、複製原画は原寸大で、原画をコピーしたものだと思ったけど、違うようだし、もしかして、一枚、一枚、原画をもとに模写するのか?
でも、それだと38,500 円は安い気がする。
Re:で、複製原画の定義は? (スコア:5, 参考になる)
既に解説されてるが、一般に「原稿」と言えば描いた絵にセリフの文字を貼ったり
漫画の絵に手で線を描き加えたりした状態のものを指し、「複製原稿」と言えば
それをそのまま高精細モノクロコピーしたものを指す
漫画を印刷する時はその「原稿」を何段階かコピー・修正・印刷した後、元の
「原稿用紙」から引き継いできた位置合わせマークで断裁、製本する
その「原稿」現物から裁断された漫画雑誌までの過程のうち、中間マスターの
適当な部分を何枚か余計に刷ってこっそり配ったり少部数をファンに売ったり
していたものが「複製原稿」だった
特にアナログ制作の時代は、鉛筆書きの文字、編集者の訂正、修正液の跡や
切り抜いたセリフの影など制作の舞台裏が垣間見えるというありがたみがあり
それが最終的な紙の雑誌や正規印刷物に対する付加価値だった
「複製原稿」が欲しい人間はそういう「憧れの作者の仕事部屋から出てきたホンモノ」
が欲しいのであり、漫画が読みたいわけでもきれいなだけの絵が見たいわけでもない
こうして印刷済の完成品からスキャンして加工した絵を「複製原稿」として出されたら
それは「中間出力物をあげますよ」と言って「加工済品」が来てるのだからただの詐欺
という事が分からんやつが編集者をやってるというだけの話なのか
編集者はハッタリを利かせて反発をねじ伏せる奴しか務まらんのか
それが炎上で焼き尽くせる時代になったということかだな
Re:で、複製原画の定義は? (スコア:3, 参考になる)
ワンピース展で複製原稿の展示をしたときは、スクリーントーンの指定やホワイト修正の跡、写植が分かる状態でしたよ。
ジャンプ作品を含め、色んな漫画作品の原画展を見ましたが「複製原稿」はすべてその形式です。
大昔は生原稿を展示してくれたけど、版下がデジタルになった影響か、最近の展示は複製原画が主流で、その代わり複製原画を販売する商売が生まれたみたいな流れですね。
集英社は何度も複製原画の販売をやってるのに、出版物と同じもの送りつけて、客が大騒ぎしてやっと対応とはお粗末すぎます。
担当の経験が浅いなんて苦しい言い訳してますけど、鬼滅のファンを嘗めてるか、人気作品が旬なうちに金儲けしようってことなんですかね。
Re: (スコア:0)
原画展では、そのレベルのものが出てくるね、…というか、原画は明らかに原画だけど、「複製原稿」の場合はどんな感じだったかな。
そんなに生原稿出て来ないかな?数年後無沙汰だけど、撮影可の展示で撮った写真でこれ流石に複製じゃないよなってのが何点かある。
熱心だったのが少し前なので、若干自分の情報が古いのかも。
書店のキャンペーンの抽選で貰った「複製原画」とされるものを何枚か持ってるけど、
どれも写植の痕は無い、ホワイトもホワイトとしては見えない感じ。
同じ会社でもレベルが少し違っていて、一番良いものは写植前の複製で墨の濃淡の境界や筆のかすれまで見える。
複製したものは原画ではないから、そういうものだという気もするし、それでも単行本よりも明らかに細かい筆致が見えて
どきどきするものなのだけれど、金を取るとなれば契約の内容は真摯に捉えないといけないね。
Re:で、複製原画の定義は? (スコア:2)
最近出たドラえもん拡大原画美術館も、拡大という加工をしてはいるものの、
方向性はより強化されてました。
つーか、こっちは数千円で買える量販品でここまで出来てるのにねえ、そりゃ燃えるわな、みたいな。
Re: (スコア:0)
最近は写植は使わず、スキャン後に編集部の方でPC上で書き込むことが多いはず。(というか写植そのものがほぼ絶滅危惧状態)
手描き原稿のフキダシの中は作者の字でセリフが書かれていることが多い。ただそれだと読みにくいし、セリフだけはPCで書き込んだ状態で複製原稿としてるケースが多いと思う。
Re:で、複製原画の定義は? (スコア:1)
単なる補足なんですけど
写植とPCとの間に編集者が印刷した奴を貼るのがありますね
(写植っつったら基本的には印刷側がやることで、原稿に貼るアレは写植ではない)
原画展だと印刷文字にさらに印刷文字を組み合わせて特殊文字を作ってたりして面白い
Re: (スコア:0)
なるほど、その解説は個人的に非常にヒットするものがあります。
Re: (スコア:0)
2018年の創刊50周年のジャンプ展では、複製原画を展示して、受注販売してました。
https://jumpcs.shueisha.co.jp/info/jump50thvol11710.html [shueisha.co.jp]
展示品は、漫画家の指示や枠外のメモ書き、修正、写植がわかる状態で、商品説明は展示していたのと同等の物を販売だったはずです。
このときの価格は、ドラゴンボールが35,000円、北斗の拳が50,000円。
鬼滅の刃の原画38,500円は特別高くも安くもない、集英社の相場価格の
Re: (スコア:0)
×客が大騒ぎ
○作者が問い合わせ
なんだな、事実は。客が騒いでも商品には問題ないの一点張りだから。
Re: (スコア:0)
× 複製原画
〇 複製原稿
Re:で、複製原画の定義は? (スコア:1)
複製原稿ってのもレベルがいくつかある。
・完成原稿を原寸大にB/Wで印刷しただけのもの
・上記に加え裁ち落とし線より外まであるもの
・スミベタの塗りむらや、トーン貼り、ホワイトを入れた感じが分かるようスキャンしたもの
・出版社指定の原稿用紙の水色の印刷まで再現したもの。
期待されてるのはどれだろう。
(デジタル原稿で、レイヤ毎に別々に印刷したものだったら笑う。)
Re: (スコア:0)
油気絵画も、実物は立体で写真とは別もんというし、漫画の原画も、
アナログのものなんかはホワイトやらトーンやらで立体造詣なんでしょ?
まだ見たことないけど機会があったら一度見てみたいです。
Re: (スコア:0)
とある漫画家さんがフルデジタルで仕上げしてプリントしたものを編集に渡して、
そこから戻ってきたものを「これはオリジナル原稿?複製原稿?それともそうじゃないなにか・・?」と悩んでいるという話がありまして
雑誌掲載時のあれこれとかコミックスにするときに雑誌掲載時に貼った柱が剥がれてるとかあるらしいけど・・
#小さい出版社ではデジタル入稿できなかった時代ならでは
Re: (スコア:0)
ハルタのある年の年度末応募者全員プレゼントのColorFellowsにて、他の人は普通のカラー原稿でしたが、
森薫さんだけ原稿用紙他の水色が入ったカラー表示のモノクロ原稿だったことがありました。
ちなみにColorFellows向けの書き下ろしの絵で、執筆過程は https://natalie.mu/comic/pp/otoyomegatari [natalie.mu] で公開されてます。
#ハクメイとミコチの樫木拓人さんのように、ペン入れまでは紙で仕上げはデジタルの人の原稿展示は仕上げ前の紙の状態で展示するべきなんですかね。
Re: (スコア:0)
(原稿)ファクシミリ版といえば間違いなかったのではないか
Re: (スコア:0)
小説じゃないんだから
Re:で、複製原画の定義は? (スコア:2)
おそらくここで言っている「ファクシミリ」 [wikipedia.org]の解説ページ貼っときますね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
アナログの場合、プロ用原稿用紙はB4サイズで四方が裁ち切りされて掲載されます。多くの場合裁ち切り線の外にも絵は続いています。
また見開きの場合、原稿用紙を貼り付けるので、B3サイズより少し小さめになります。
あと、原稿には水色の鉛筆で下書をすることが多いので、複製原稿はカラーである可能性もあるかもしれません。
Re: (スコア:0)
最終的に原稿の内容をすべて表したものを印刷するなら何枚刷ってもコストは同じだから33枚38500円でもいいと思う。
手法まで全部模した精巧なレプリカなら1枚38500円でもいいかもしれない。
Re: (スコア:0)
「掲載されたものが完成形で、それに忠実であればいい」
じゃあ、もうジャンプを配ればいいんじゃない?いろいろ載ってて末端価格で300円弱だぞ。