デフォルトでは有効になっていないが、Windows 11 Insider Preview ではデスクトップにステッカーを追加する機能が利用可能になっている
(
Neowin の記事、
Ghacks の記事)。
デスクトップのステッカーは壁紙にクリップアートを追加するもので、有効化するにはレジストリの「HKLM\SOFTWARE\Microsoft\PolicyManager\current\device」に作成したキー「Stickers」に DWORD 値「EnableStickers」を追加し、値のデータに「1」をセットする。あとはシェル(エクスプローラー)を再起動すれば、デスクトップのコンテキストメニューに「ステッカーの追加または編集する」という項目が追加される。
この項目を選択するとステッカー編集モードとなり、リストから追加したいステッカーをダブルクリックすればデスクトップ左上に追加される。追加されたステッカーをドラッグすれば移動やサイズ変更が可能だ。編集が終わったらデスクトップ中央上部に表示されているツールバーの「×」をクリックして閉じればステッカーが壁紙の一部となり、再び編集モードに移行しない限り動かなくなる。なお、ステッカーを利用するにはデスクトップの背景に「画像」を選択しておく必要がある。
この機能は
2 月に存在が発見されていたが、Microsoft から特に発表はなく、どのビルドから全ユーザーが利用可能になっていたのかは不明だ。少なくとも 3 月に Dev チャネルでリリースされた
ビルド 22579 ではレジストリを設定するとデスクトップのコンテキストメニューに 「ステッカーの編集」が追加され、ステッカーを追加可能なことが確認できた。
最新ビルドでは
Beta チャネルのビルド 22621、Dev チャネルのビルド 25126 ともに利用可能だ。そのため、
Windows 11 バージョン 22H2 では全ユーザーが利用可能になるとみられるが、スラドの皆さんは利用したいだろうか。