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お金

シュレッダーにかけられた200枚の紙幣を7日間で復元 57

ストーリー by kazekiri
これはきつい 部門より

hauncon 曰く、

ロイターの記事によれば、台湾において、誤ってシュレッダーにかけられた1000台湾ドル札200枚が、法務省のベテラン鑑識官の手によって7日間で復元されたということだ。その後、復元された紙幣は台湾中銀によって再度使用できることが確認されているという。

Guardianの記事には写真も載っているが、これだけのジグソーパズルを解くのは気が狂いそうだ。

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  • 千切り方を工夫して、うまく切って組み合わせたら枚数増えたりしないのかなぁ。

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    1を聞いて0を知れ!
    • でもそれだと1枚が2枚に、2枚が4枚に…と増えていくのに、質量が増えないと言う不思議な現象が…。

      --
      fjの教祖様
      親コメント
      • 現実的に切断できる細かさを考えると、1枚が2枚みたいなのは無理でしょう。
        ご指摘のとおり、どうがんばっても質量が1/2になってしまうので、そういう意味でも無理だと思います。

        けど、例えば10枚を12枚にするくらいなら、できると思うのです。
        特に、今回は3/4復元すればいいらしいので、見た目バレバレでよければ、3枚の紙幣を4ピースに切断して3つずつ組み合わせれば4枚になります。
        それなりの枚数でそれなりに複雑にして持ってくると、いくら胡散臭くても、パズルを解きなおしたくなければ交換に応じるしかありません。

        # そうか! 法務局がパズル解きやってるってのは、こっちにはプロがいるからそういうバカなことは考えるなというアピールだったのか!

        --
        1を聞いて0を知れ!
        親コメント
    • by Anonymous Coward
      シリアルナンバーの復元数と重量を考慮して、
      少ないほうを選ぶ…のかな?

      #どのみち、復元コストが洒落にならなさそう。
    • by Anonymous Coward

      ではまずルベーグ非可測な断片を用意してください。
      # 一休さんかよ

  • by Anonymous Coward on 2010年12月12日 12時14分 (#1872674)
    ということになってしまう?

    # 辺の短い方が下になって裁断されたなら復元はできなくもなさそうな気がする。7日で200枚はすごいけどね。
    • 復元後の画像が分かっているので、それが分からない一般の機密書類とは
      同列には語れないと思う。特に紙幣なら、若干のズレは許容範囲。
      #たとえば1枚目の右上5mm角のピースが2枚目の右上5mm角と同じサイズ、
      #同じ形状であれば、入れ替わったまま『復元』されても問題はない。

      あとシュレッダーの性能によっても難易度は異なるけれど、復元が
      可能か否かなら暗号解読と同じで「理論的には可能」だよね。
      犯罪捜査ではシュレッダーからの書類復元だってやるそうだ。
      ただし一般にはコストに見合わないのでやらないだけ。

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      • by Anonymous Coward
        暗号文の有効期間が暗号解読の期間よりも短かったり、
        暗号内容の価値が暗号解読のコストよりも低けりゃ充分と。

        まあ、防御側の見積もりが攻撃側の見積もり、もしくは、
        本来の値よりも小さかったりするものでもあったりはします。
    • by Anonymous Coward on 2010年12月12日 12時30分 (#1872680)

      ロイターの記事によると
      「台湾に住むリン氏は11月、経営するプラスチック工場で、1000台湾ドル札200枚が入ったバッグを間違ってシュレッダーに投入」
      したとのことですから、

      機密保持用のペーパーシュレッダーではなく
      産廃処理用の破砕機だったのでは。

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      • by Anonymous Coward on 2010年12月12日 17時09分 (#1872812)

        ガーディアンの記事はもっと詳しいですね。
        「industrial scrap machine」によって「Each was torn into some 20 pieces」とのこと、
        写真に見える紙幣の千切れ方からしてもかなり大型で荒い破砕機だったようです。
        クロスカットのペーパーシュレッダーだったら復元にもっと時間がかかったでしょう。

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    • by Anonymous Coward
      「気が遠くなる」作業なんだけど、 断片を全部スキャナーでスキャンして あとはソフトにおまかせである程度再構成(つなぎ合わせ面を探す)っていう のがあった気がする…

      本気でこれをやられたら普通のシュレッダーでは駄目ですな。 なんか「ネジってちぎる」とかの「復元耐性」を強化したやつじゃないと
    • by Anonymous Coward

      # 辺の短い方が下になって裁断されたなら復元はできなくもなさそうな気がする。7日で200枚はすごいけどね。

      原型の4分の3を復元できれば良いようです。

      らばQ:ジグソーパズル好きの女性、バラバラになった20万ドル分の紙幣をつなぎ合わせる [labaq.com]

    • by Anonymous Coward
      ちらほら出てますがソフトで復元させることもできますが、紙の繊維と繊維のつながりから完全に復元することもできます。
      また、関係ないですが個人情報保護スタンプ的な物もインクが特定の波長に反応する性質をつかえば読むことができます。

      効率的なのはシュレッダー後、複数の箇所に複数回に分けて捨てたり、燃やしたり。

      #まあ、そこまでしてやろうって人がいるとは思えませんが。
      • by Anonymous Coward

        けっきょく使いよう次第の話
        そんなカギじゃ貴方のママチャリは守れません、の様なもの

      • by Anonymous Coward
        紙の繊維のつながりから推測されてしまうと意味ないかもしれないが、
        機密文書を印刷(シュレッダーにかける)時に、ダミーの文書も自動で混ぜるという特許をですよね。

        2000ピースのパズルでも、似たような絵柄のピースを 1000 ばかり混ぜれば、通常より手間がかかるでしょ。

  • by Anonymous Coward on 2010年12月12日 12時17分 (#1872675)

    ベテラン鑑識官「お札が1枚、2枚....199枚、1枚たりなーい」
    その上司「大事な大事なお札をなくすとは何たる怠慢、井戸に叩きこんでやるっ!」

    ってならなくてよかったですね

  • by Anonymous Coward on 2010年12月12日 12時38分 (#1872685)

    ベテラン鑑識官の弁当代と人件費で...足が出たりして。

    • by Anonymous Coward on 2010年12月12日 12時53分 (#1872698)

      今レート見たら1台湾ドル=1.78円でした。
      20万台湾ドル=55万6千円
      でロイターの「30年の経歴を持つこのベテラン鑑識官は7日かけて」という書き方から、作業は一人で行ったのかなと。
      ならば余裕ですね。
      #報酬一割とかだと知りませんけど、どっちにしても無料サービスだし。

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      • by inoua (33235) on 2010年12月12日 13時12分 (#1872707) 日記

        「重さで量れば」と思うのだが…。(良心的に考えて)
        半分以上とか3分の2以上とか無いと1まいにならないと言うのが合ったので、あれですが。

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        • Re:20万台湾ドルかぁ (スコア:2, すばらしい洞察)

          by Cassiopeia (20591) <yuichikosugiNO@SPAMgmail.com> on 2010年12月12日 13時26分 (#1872719) 日記

          1000NT$以外がまざってる可能性だってある。

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          • by inoua (33235) on 2010年12月12日 14時06分 (#1872741) 日記

            そうですね。混ざっているとダメですね。

            >復元された紙幣は台湾中銀によって再度使用できることが確認されているという。
            「復元してセロテープで貼り合わせた紙幣を使える」と聞こえる。

            燃やして灰になっても確認出来れば交換してもらえるそうですから。

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            • by Anonymous Coward

              話は変わりますが、日本で紙幣を少しずつ違う場所で切って入れ替えてから貼りあわせて1枚増やすって詐欺(?)通貨偽造?がありましたね。
              この台湾のケースでもうっかりしたら、201枚になっていたりしなかったんでしょうか?
              [しっかり者だから大丈夫だったんでしょうけどね]

    • by Anonymous Coward
      しかしなぜ台湾ではこんな手間がかかる作業を行政が提供しているんだ?
      • by eukare (2230) on 2010年12月12日 13時12分 (#1872708) 日記

        民間にやらせたら通貨偽造になる恐れがあるからでは?
        無料サービスなのは、多分、そこまで粉々になることを想定してないからだろうなあ。

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        • by Anonymous Coward

          3/4を復元できればいい、とすると、
          200枚分の材料で266枚復元しちゃう可能性もありますな

          • by bit (41221) on 2010年12月12日 16時40分 (#1872794)

            >200枚分の材料で266枚復元しちゃう可能性もありますな

            昔、そういう贋造紙幣の事件があったと記憶している。
            たしか、紙幣を重ねて斜めに切って、それをずらしてまた張り合わせて100枚くらいから数枚ほど増やしていたとか。
            これを犯人は手作業でやっていたとかで、その手の器用さを使って、費やした時間で働いた方が得だろうなぁ、と、思った。

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            • >200枚分の材料で266枚復元しちゃう可能性もありますな
              昔、そういう贋造紙幣の事件があったと記憶している。

              昔、パタリロでそのネタを紹介していた気がする。

              で、そのときに思いついたのが、「お札を少しずつずらして重ねて、裁断機でザンッってやれば一発ジャン」というもの。
              あとは1枚ずつずらせばよいのでは、と。
              # 失敗しても正直に出せばちゃんともとの金額になるわけだし。

              そもそも、それでうまく行くのかは判りません(偽造紙幣事件があった当時でさえ)。
              今では、ほぼ確実に無理でしょうね。

              --
              fjの教祖様
              親コメント
    • by Anonymous Coward

      20万USドルなら日本円で1600万円強。
      20万人民元なら日本円で250万円強。
      20万台湾ドルなら日本円で60万円弱。
      20万ウォンだったら日本円で1万5000円程度。

      ウォンだとさすがに割が合わないか。

      • by Anonymous Coward
        なんでペソがないんだ!!!

        ハウマッチ?
  • by Anonymous Coward on 2010年12月12日 22時47分 (#1872929)

    溶解したパルプの固まりからどこまでいけるか

  • by Anonymous Coward on 2010年12月13日 10時18分 (#1873030)
    >ジグソーパズル
    「チクショーパズルっていうのよね」
    • by Anonymous Coward

      だれか間違って火つけちゃわない?

      #記憶頼りなんであやふや

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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