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テクノロジー

人力へリコプター滞空時間の世界記録更新を目指す米メリーランド大 13

ストーリー by reo
想像を上回るデカさ 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

米メリーランド大学が滞空時間の世界記録更新を目指し、開発した人力ヘリコプターのテスト飛行を実施するそうだ (メリーランド大学のプレスリリース本家 /. 記事より) 。

カーボンファイバーやバルサ材などの軽量素材を利用して作られたこのヘリコプターは 4 つのプロペラからなる。50 名のチームが 2 年がかりで作ったそうで、大きさはフットボール場 1/3 程の面積を占めるという。重量は 160 ポンド (約 72.5 kg)、女性操縦者を乗せても 210 ポンド (約 95.2 kg) であるとのこと。テスト飛行は現地時間 5 月 11 日を予定しており、日本大学が開発した YURI-I の持つ滞空時間世界記録にチャレンジするそうだ。

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  • by Anonymous Coward on 2011年05月12日 12時17分 (#1950880)
    50ポンドって、22.7kgぐらいですか。
    うちの幼稚園の娘よりも軽いですが…
    • by Anonymous Coward
      そもそも160ポンドがどこから出た数字か不明ですね。
      プレスリリースにも学生(女性とはどこにもない)操縦者込で210ポンド
      (本家では「燃料込」ってことだけど)になっているけど。
      • by Anonymous Coward on 2011年05月12日 14時52分 (#1951015)

        Wikipediaによると [wikipedia.org]、

        Empty weight: 101 lb (46 kg)
        Gross weight: 208 lb (94 kg)

        となっています。他の記事でも本体は100ポンドなどとあります。

        パイロットは graduate student の Judy Wexler さんで、外見や名前などは女性のように見え、
        代名詞は she でうけています。(ワシントンポスト [washingtonpost.com]など)

        なお、初日の5月11日は失敗したそうですが、翌日以降もテストを続けるそうです。

        「ガメラ」の名は、メリーランド大のマスコットがカメであることから、日本の映画に出てくる
        「空飛ぶカメ」の名をつけたとのこと。

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2011年05月12日 12時29分 (#1950891)
    浮くまでの時間が規定にないなら、重いローターを回しておいて、
    ピッチ角を変えて浮くとかできませんかね
    • by Anonymous Coward
      「人力ほにゃらら」の難しいのは、主動力が非力でムラがあり持続性の無いこと。
      だから、鳥人間、タンポポ乗せ、ハンドコンパイルが数々のネタを提供してくれる。
      「XXという方向性にすれば、うまくいきませんかね」は人力相手にはなかなか成り立たないんだよね。
    • by Anonymous Coward
      機体重量と発生揚力とのバランスの問題でしょうね。
      プロペラ回すだけなら、重いローターでもいいんでしょうけど、揚力が自重を持ち上げられる力以上にならないと意味がない。
      さらに、機体の強度の問題が、制限に追い討ちをかける。
    • by Anonymous Coward

      それをどんどん進めていくと、

      人力 → 発電機を回す → バッテリをたっぷり充電 → 飛んだ!飛んだよ!

      とかになってくるんで、どこかに線引きは要りそうな気が……
      #多分エネルギーを蓄えちゃ駄目(フライホイール的なのも駄目)、とかその辺の暗黙の了解がありそうな。

    • by Anonymous Coward

      人間から取り出せるパワーは限られているが、エネルギーは時間をかければ
      それなりに取り出せるから、エネルギー蓄積手段としてローターの運動
      エネルギーを使おうって考え方ですね。

      エネルギー変換を際限なく許してしまうと、ソーラーカーレースのように
      実は決め手が2次電池だったなんてことにもなりかねないですよね。。。

    • by Anonymous Coward

      空気抵抗のロスとテキトーにバランスして消耗するんでしょうね。
      だから、そっちなら別個にフライホイールを置いた方が効きそう。

      なんとなく、ローター保持用の軸内に重りを入れ、中央から通常はローター末端にワイヤーで保持。
      十分に回転速度が上がって来たら、それを巻き込んで重心近くに引き込むってのを考えたり。
      ピッチアップで空気抵抗が増える分を回転モーメントの変化で補えば、離陸時は稼げるかもしれない。
      しかし、滞空記録だと定常の負荷でどれだけ飛べるかだから、無駄を省いてシンプルにするのが一番効きそう。

  • by Anonymous Coward on 2011年05月12日 17時24分 (#1951112)
    雰囲気をイメージできる良い名前… …かな
  • by Anonymous Coward on 2011年05月13日 13時59分 (#1951643)

    鳥人間コンテストにヘリコプターの部を設けるだけでいいんじゃないか?

    # テレビ的に見栄えがしないから難しいか?

    • >> 鳥人間コンテストにヘリコプターの部を設けるだけでいいんじゃないか?

      恐らく、YURI-Iがモデルになるんだろうけど、
      見栄えはともかく、一度設営したらそこから動かす事は難しいし、
      滑空機や人力飛行機のノリでTV番組の尺に収めるのが難しいのではないかと。

      >> # テレビ的に見栄えがしないから難しいか?

      例の滑空台から飛べ、ってのは確かに見栄えがしませんね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward
      むかしあったよ、それ。
      おっしゃる通りなのか、ほどなく消えたけど。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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