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水不足が深刻なカリフォルニア州でダウジングが注目される? 101
ストーリー by hylom
もう少し科学的な手段はないのか 部門より
もう少し科学的な手段はないのか 部門より
eggy 曰く、
米カリフォルニア州では、記録的な干ばつが農業に多大な影響を及ぼしている。そのため、水源の確保に必死となった農家やブドウ酒醸造業者などの多くが、ダウジングを使って水源を探してもらおうとしているという(Slashdot、Motherboard)。
ダウジングは、Y字の棒や振り子などを使って地下水脈など地下に存在する何かを見つけるもの。科学的根拠はないが、古来から伝わる方法として知られている。ほかにも、人工的に気象を操作して雨を降らせる「人工降雨」に関する問い合わせもあるようだが、多くの農家はダウザーに水脈を見つけてもらう方法を選んでいるという。
さすがにこの時代に、雨乞いのダンスや魔法で天空から雨を呼ぼうとする人はいないようだが、疑似科学的なダウジングにしがみついてしまうというのは時代錯誤のように映る。しかし水不足の問題が深刻なあまり、水源確保に相当必死になっているということなのだろう。
潜在意識とすれば (スコア:3)
人間は何の根拠もなく行動することを嫌がりますが、
一定の根拠があれば(それが真実でなくても)それに従って行動を起こし、
結果として必要なものを得ることがあるのだと思います。
ダウジングのL棒が存在することで、意識の焦点が存在することになり、
結果として注意深く周囲を観察する集中状態が持続することから成果が得られるのではないでしょうか?
空海の錫杖というのも似たような効果を発揮したアイテムであり、実際は水場についての空海の経験が発見を導いていたのでしょう。
いずれにせよ、ダウジングは水がありそうなところを見つける技術で、そもそも水がない場所では無駄ではないかと。
皆が同じ地下水脈を使えば、結局水は枯れてしまいますので。(地下のほうが水流は蒸発しにくいと思いますが)
Re:潜在意識とすれば (スコア:2)
人間の意識(集中力)を高めるツールと考えれば、とても科学的な方法だと思うね。
Re:潜在意識とすれば (スコア:1)
ここに、人間の意識を高めるありがたい壺がありましてですね。
私も大変お世話になったのですが。そろそろ独り立ちできる時となりましたのでお譲りしようかと……。
Re:潜在意識とすれば (スコア:2)
それは良さそうな壺ですね。ただでくれるなら興味があるのでください。
Re:潜在意識とすれば (スコア:2)
> ダウジングで確かなのは、探す対象に対する知識が高い方が発見率が上がるという事です。
というように、ある程度知識のある人が集中して探せば発見率が上がる。
Re:潜在意識とすれば (スコア:2)
バグが無くならないのは、もう(または最初から)バグは無いと思い込んでるから。
さらに、あると思っていても調査・修正する時間が無くて見て見ぬふりをしてるから…。
ただし、他人の担当箇所のバグを探せと言われれば嬉々として物凄い嗅覚でバグを発見する事はある。
いまさらダウジング? (スコア:2, 参考になる)
と言いたい人のために 一応。
http://www.nazotoki.com/dowsing.html [nazotoki.com]
対照群を使い、残念な結果に終わった 実験が
挙げられているページです。
大成功した実験もたくさんあるだろうけど、科学的には、きちんと
対照群を用意して 条件を同じにして、さっぱり結果がでない
という実験が一回でもあれば それ以降は もはや疑似科学ですね。
Re:いまさらダウジング? (スコア:2)
しかしダウジングの可能性が全て否定されたわけではなく,ある特殊なケースにおいて力を発揮したり,
またほんのわずかな確率上昇が見られる可能性は否定されていないでしょう.
方法や根拠が科学的でないものを疑似科学と呼ぶのであって,ダウジング=疑似科学というレッテルを貼るのは科学的態度とはいえません.
#元コメントがレッテルを貼っているといっているわけではないので,悪しからず.
Re:いまさらダウジング? (スコア:2)
例えば小保方さんの論文が否定されても、STAP細胞の存在は完全否定できません。
小保方さんとは異なるアプローチでSTAPを研究している人が疑似科学に傾倒しているかは、
各研究の論旨や方法から判断されるべきです。
ダウジングという手法のすべてを胡散臭いものとして見なすのは、
合理的判断としてはアリですが、科学的ではありません。
別の言い方をするなら、疑似科学を根絶やしにすることは科学にはできない、と考えています。
元コメントに対して言うつもりで書いたのは事実ですが、
後で読み直して、元コメントにそういう意図があるかどうかは自明でないと判断し、
ただの独り言に変えた次第です。
架空の人格に対する批判であることは否定できず、不適切だったと思いますが、
元コメントを藁人形に見立てての発言ではないです。
日本なら的中率100% (スコア:1)
100%は言い過ぎかもしれませんが、何mって指定しなければ、日本の場合、どこを掘っても井戸ができるらしいですね。
カリフォルニアだとどうなんでしょう?
Re:日本なら的中率100% (スコア:4, 参考になる)
私の父親は井戸掘りの業務を行っておりますが、どこを掘っても井戸ができるという事はありません。
周囲の土からしみ出してくる水が溜まるだけのものまで井戸に含めるのならばそうなのでしょう。
依頼されて掘削する際に、「必ず水が出るとは限らない」と前置きしております。ちなみに、掘削しても水がでない場合は手数料や工賃を全て含めて料金の請求はしていません。
Re:日本なら的中率100% (スコア:1)
必ず出るとは限らないが、成功報酬のみでやっていける程度には出るってことか。
成功率何%くらいなんだろ。「稀に出ないことがある」くらいなのかな?
Re:日本なら的中率100% (スコア:2)
もともと雨量が少ない地域で大量の生産する為に、数千年かけてたまった地下水を吸い上げて使っていたがそれが枯渇してきたという話だそうです。
日本のように雨水が豊富に供給されている地域とは根本的に話が違うんじゃないですかね。
日本は地上も地下も川だらけですが、あちらは化石燃料を掘り当てるような感じだとか。
Re: (スコア:0)
温泉も何kmも掘り続ければいずれ必ずぶちあたると言いますね。
必ずってこたー無いだろとは思うけど、それぐらい温泉も遍在してる。
Re:日本なら的中率100% (スコア:3)
掘削にかかる金額や、ポンプの能力もあるので、実際にペイする深さがあります。
最近は、かなりの深さまでペイするようになったようで、いわゆるスーパー銭湯でも、「天然温泉」を(一部)使える所が増えてますね。
#昔、母の実家が温泉を持っていた。今ほど深く掘らなかったけど、いろいろあって、結局ペイしなかった。
Re: (スコア:0)
日本国内ではどこでも井戸はできるが、使い物になるだけの水量が出るかどうかは別。
部門名 (スコア:1)
科学的とゆっても、
干ばつに雨を降らせる方法なんて、科学的な方法でも当たるも八卦レベル。
うまくいかないことのほうが多い。
ソノ点、ダウジングは、たとえハズレでも、人件費以外殆どかからない。
悪化させるだけじゃないの (スコア:1)
残された水源も枯渇させ、その土地にいよいよ止めを刺すだけになるように思うが
使用する水量を減らして、今ある水源で賄えるようにするべきじゃないのか
不況は疑似科学にとっては好況 (スコア:0)
不況の時は偶然当たった時のインパクトも強いから騙される人も増える。
そういう意味ではちゃんとした心理学か。
現代科学はすべてを解明していないのだから (スコア:0)
ダウジングの原理は未解明くらいにしておけ。
いちおう実績らしきものがあるからダメもとでみんな飛びつくのだろ、それを騙されるというのか。単純だな。
Re:現代科学はすべてを解明していないのだから (スコア:2)
こういう時のハインズ博士「超科学」をきる [amazon.co.jp]を見てみると, フォークトとハイマン [uchicago.edu]によって, ダウジングの成功率を評価したところ, 無作為の場合と統計的な差異が無かったという結果が出たりしてます.
しかもダウジングの場合, 2つのトリックがあって, 1つ目は水の層の深さを明確に判断しないこと. これにより, たとえ掘っても水が出なかったとしても, それは十分な深さまで掘らなかったからと言い訳ができます.
もう一つのトリックは「ダウジングで水脈を掘り当てた」というのは必ずしも「ダウジングで一発で水脈を掘り当てた」のではないということです. 井戸掘りの場合, よっぽど深くてコストがかかる場合以外はいくつかの候補地点を掘ります. つまり, いくつかの箇所で失敗しても, 最終的に掘り当てさえすれば, その前の失敗は無いことになってダウジングが成功したことになります.
ですから, 井戸掘り職人の長年の勘(実際には地形や植生を見る眼なんだろうけど)以上のものをダウジングに期待するのは間違いと言っていいみたいです.
Re: (スコア:0)
> ダウジングの原理は未解明くらいにしておけ。
いやいや
科学を分かってる人が曖昧な事を言うから
一般人が「原理が解明される可能性が微レ存?」と誤解するわけで。
あり得ない事はズバリ「あり得ない」と言わなきゃアカン。
Re:現代科学はすべてを解明していないのだから (スコア:1)
本当に水脈をよく当てる「ダウザー」がいたなら、本人が意識しているか否かは判りませんが
実際には地形や植生などから水脈を検知しているのでしょう。
ダウジングは箔を付けるためか、精神集中のための小道具だと思われます。
単純に全面否定してもその効果を見て信じてしまった人には逆に科学の方に不信感を抱く原因にも
なりかねませんし難しいものです。
Re:現代科学はすべてを解明していないのだから (スコア:1)
自分の知識内でダウジングを肯定的に語るなら、
・人間は知識や経験に基づいて無意識のうちに判断することができる
・ダウジングでは、知識や経験のある人間の方が正しく対象を発見できるらしい
あたりから考えるに、
『針金なり振り子なりを使って、無意識的な判断を利用して対象を探す方法』
みたいな感じだろうか。
確実性はないけど、うまくいくこともあるかもしれないから、
まあ、絶対に否定しなきゃいけないようなものでもない。
で、
人間の脳の働きが完全に解明されてるわけじゃないので、
『人間には、地下の水脈なり水道管なりを感知できる能力がある』
という可能性も否定はできないとは思う。
だけど、現在のところそういう能力は科学的に検証されてないので、
そういう説を主張した瞬間に、ダウジングは否定されるべき似非科学に成り下がる。
ダウジングを似非科学に貶めているのは、
ダウジングの有効性を信じすぎて、そういう説を主張しちゃってる連中だ、ということだな。
ちょっと皮肉かもしれないね。
自分的には、プラセボ効果は科学だが、ホメオパシーは似非科学である。というのと似たような話。
Re: (スコア:0)
>あり得ない事はズバリ「あり得ない」と言わなきゃアカン。
なんと非科学的な態度。
Re:現代科学はすべてを解明していないのだから (スコア:1)
やはり科学的な人なら「実に面白い」というべきですかね。
で、「あり得ない」は出来の悪い助手の台詞。
Re: (スコア:0)
なんと非科学的な態度。
あたりまえ。これは科学ではなく政治思想の話なのだから。
というのは言い過ぎだが、世の中勘違いしている人多数。
ダウジングにしろその他にしろ、科学的な調査とか解明とかしたいなら取り組めばいいし、結果は論文なりなんなりにまとめればいい。
しかし、インターネットや新聞雑誌でどういえばいいとか正しい正しくないとかそういうのは科学ではない。
科学的な事柄を社会がどう扱うべきかっていう、どちらかといえば政治思想的な話。
だから、必ずしも科学的な態度をとる必要はないし、科学的な態度が正解でもない。
Re: (スコア:0)
ならば政情が変われば十分にあり得るってことですね。
Re:現代科学はすべてを解明していないのだから (スコア:1)
ダウニング街を目指すんですね!
Re: (スコア:0)
ダウジングにダウティング!
# T/O未満
Re: (スコア:0)
証明されていないことを「証明されていない」と言うのは科学。
否定されていることを「否定されている」と言うのは科学。
検証されていないことを「あり得ない」というのは非科学。
Re: (スコア:0)
未検証の事柄について安易に是非の判断を下さない、という科学的に誠実な態度より
嘘でも白黒つけてくれる非科学の方が科学リテラシの低い人にとっては嬉しいというのはありえますね
でもそれに対して行うべきことは、こっちも非科学的な態度をとることではなく
辛抱強く教育を行っていくことではないですか
Re: (スコア:0)
ただのやらせ記事だろ。
Re: (スコア:0)
溺れる者は藁をもつかむ (スコア:0)
#「よし、藁を掴めば、溺れるくらいの水が流れてくるってことだな!」
そういえば昔TVで (スコア:0)
工事のときに水道管の埋まっている場所を探るのに、針金を曲げたダウジングを使うってシーンを見た覚えがあるんだが、
あれはマジだったんだろうか。
作業着を着たおっさんが、まじめくさった顔して針金掲げてそろりそろり歩いている様は異様だった。
Re:そういえば昔TVで (スコア:1)
埋設パイプの発見は微弱電流を使ったロケーターよりL字針金のほうが感度がいいよ。
俺も仕事でやってた。細い塩ビパイプに針金つっこんでやると精度があがる。
戦後まもなく埋めたパイプも発見できたぞ。
Re:そういえば昔TVで (スコア:1)
私の父は土木課でしたけど、ダウジングはやってたそうです。
一般論ですけど、まだ原理が分かってないだけってのはあったりしますからね。
昔、ヨーロッパでは手術器具は清掃せず、
前の手術の血糊ベッタリの状態でやってたそうです。
ある医者が、ちゃんと手術器具を清掃したり、手術前に手を洗うようにしたら、
成功率が増えました。彼はその事を広めようとしたら、
「科学的裏付けがない」と却下されました。
今だと殺菌したから成功率が上がったと分かるんですが、
当時菌が発見されてなかったので、迷信扱いされました。
TomOne
Re:そういえば昔TVで (スコア:1)
それ、確か、科学的裏付けがないけど統計的に明らかってデータを出して説得した事例がなかったでしたっけ? ナイチンゲールだったかな(彼女は統計の鬼だったはず)?
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
自分も見た記憶がある。
3人ぐらいで並んで歩いていて、3人ともダウジングが開いた所が同じだった。
そしてそこを掘れば水道管が見つかるという内容だったと思う。
昔の水道管は図面もあまり正確でなかったため、そうやって探す必要があるとか。
#10年以上前のTVだったが・・・
Re:そういえば昔TVで (スコア:1)
子供のときに実際にやってみて、金属に反応してL字の棒が勝手に開いたという経験があります。
目視できている対象物だったんでほかのコメントにもあるように無意識の動作が反映されただけかもしれませんが…
ただ、そういう体験があるもんで、原理はわからないもののなんか全否定できない自分がいる。
Re:そういえば昔TVで (スコア:1)
いっそ新興宗教にでも入ったらどうでしょう?
きっと原理を教えてくれますよ。
Re: (スコア:0)
原理が分からない「から」全否定できないのですよ
Re:そういえば昔TVで (スコア:1)
統計的な意味では「優位」ではなく「有意」という言葉を使います。
他人の意見に「科学的な検証」というのなら,言葉の定義はきちんと弁えた方が良いと思います。
そうだ! (スコア:0)
雨男、雨女で派遣組合を作ろう!
Re:そうだ! (スコア:2)
あのツーリングクラブの、奴を連れていけ。確実だ!
#台風を逆行させた男。
ビーバーしないないだろう (スコア:0)
そして森林がそだったら、木を切るビーバーによる自然破壊としてビーバーを狩る。
水不足が深刻なカリフォルニア州でダウンサイジングが注目される? (スコア:0)
と空目した。
科学的根拠によるイカサマ師もいる。 (スコア:0)
以前、アメリカ映画で油田会社の社長と息子の会話で
父親:「息子よ、お前のお母さんの父親(師匠。先代社長。)はすごい人だった。ある時、車を走らせていて、いきなり止めて、そこの土を口に含んで、『ここに石油がある』と断定し、そこを掘ったら石油がでた。私は感動して、この人に一生ついて行こうと決めた。」
息子:「嫁ぎ遅れの一人娘をもらうくらい(笑)」
父親:「(笑)ポカリ。そうだ、しかし、先日遺品を整理していたら、あの油田一帯の地下資源調査の報告書が出てきた。」
という会話があった。
# 天気を読む訓練を受けた海軍あがりの神主が、気圧配置を読みながら、雨乞いの祝詞を書いていた話と似ている。「まだ、神が降りてこない」と言って、儀式を引きのぼして、絶対失敗しない雨乞いの神主として、その地方では有名だったらしい。
Re:科学的根拠によるイカサマ師もいる。 (スコア:2, おもしろおかしい)
むかーしのIQエンジンってクイズ番組(なのか?)で印象に残ってる問題で
Q: アフリカのある部族では、雨乞いの踊りをすると必ず雨が降るという。なぜだろうか?
A: 降るまで踊り続けるから。
ってのがあったな。