
カンヌライオンズの審査委員長に「こんなバカバカしいものは初めて見た」と酷評されたニベアのキャンペーン 29
ストーリー by headless
投下 部門より
投下 部門より
カンヌライオンズ 2016に出品されたニベアの「Care From The Air」に対し、Titanium部門で審査委員長を務めたJohn Hegarty氏が「こんなバカバカしいものは初めて見た」と酷評したそうだ(Adweekの記事、
The Vergeの記事、
動画)。
「Care From The Air」は子供が日焼け止めを嫌がらずに喜んで塗る方法を提案する内容となっている。ニベア/バイヤスドルフ社は同様のテーマで複数の作品を出品しており、ブラジルで制作された「Nivea Doll」は紫外線を当てると肌が赤くなる人形を使って子供に日焼け止めの重要さを教える内容でPR部門の金賞を受賞している。また、受賞はならなかったものの、南アフリカで制作された「Nivea Sunslide」はウォータースライダーで日焼け止めを噴射するという内容で、Outdoor部門のショートリストに入っている。
一方、「Care From The Air」は砂山に隠れた研究者がカモメ型のドローンを操り、糞のように噴射される日焼け止めを子供たちに空から浴びせるというもの。ショートリストにも残っていないため詳細は不明だが、ドイツで制作されたもののようだ。
Hegarty氏はこの作品が審査員の強い興味をひき、長い議論を重ねたと話を切り出し、最新技術とブランドを融合した作品であることは間違いなく、目に入ると危険なので特別な注意を払ったに違いないと冗談を言いつつ、私がこれまでの人生で見た最もバカバカしいものだと酷評。さらに、(こんなバカバカしい作品に)投票する人がいるかどうかを見るため、モンティ・パイソンのチームがエントリーしたのではないかと思った、とも述べたとのことだ。
「Care From The Air」は子供が日焼け止めを嫌がらずに喜んで塗る方法を提案する内容となっている。ニベア/バイヤスドルフ社は同様のテーマで複数の作品を出品しており、ブラジルで制作された「Nivea Doll」は紫外線を当てると肌が赤くなる人形を使って子供に日焼け止めの重要さを教える内容でPR部門の金賞を受賞している。また、受賞はならなかったものの、南アフリカで制作された「Nivea Sunslide」はウォータースライダーで日焼け止めを噴射するという内容で、Outdoor部門のショートリストに入っている。
一方、「Care From The Air」は砂山に隠れた研究者がカモメ型のドローンを操り、糞のように噴射される日焼け止めを子供たちに空から浴びせるというもの。ショートリストにも残っていないため詳細は不明だが、ドイツで制作されたもののようだ。
Hegarty氏はこの作品が審査員の強い興味をひき、長い議論を重ねたと話を切り出し、最新技術とブランドを融合した作品であることは間違いなく、目に入ると危険なので特別な注意を払ったに違いないと冗談を言いつつ、私がこれまでの人生で見た最もバカバカしいものだと酷評。さらに、(こんなバカバカしい作品に)投票する人がいるかどうかを見るため、モンティ・パイソンのチームがエントリーしたのではないかと思った、とも述べたとのことだ。
酷評? (スコア:2, すばらしい洞察)
>モンティ・パイソンのチームがエントリーしたのではないかと思った、とも述べたとのことだ。
褒め言葉じゃん!
Re:酷評? (スコア:2)
ていうか、この記事のタグに"idle"があるのもそれが理由なんでしょ?
Re: (スコア:0)
全く、屑フィルムを酷評するのに、引き合いにだすって、モンテイ・パイソンへの侮辱としかおもえませんね。 まじめに悪巫戯けした、大傑作なのに。
Re: (スコア:0)
坊や、モンテイ・パイソンのチームがニベアを嘲弄罵倒する為に、の意味ですよ。
Re: (スコア:0)
お前、モンティパイソンがニベアを嘲笑罵倒するビデオ
観たくねぇの?
Re:酷評? (スコア:2)
ニベアの缶にトリの糞をいれて、塗りたくるビデオ…
うーん、今ひとつだ。
ウグイスのフン (スコア:1)
日本発祥の高級化粧品で「ウグイスのフン」というものがありますので、それに触発されたのかもしれません。
芸者や歌舞伎役者が愛用していた化粧品として、海外セレブにも注目されており
トム・クルーズが大人にきびを治すために使ったそうです。
ヴィクトリア・ベッカムもお気に入り。
犬のお小水 (スコア:0)
西欧のとある国では「犬のお小水」というものがあると読んだことがあるぞ
これ酷評するほうが見当違いなのでは? (スコア:0, 既出)
カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルの趣旨や
ニベアの「子供たちに適切な日焼け止めを」という広告の意図を鑑みれば、
動画の内容は笑いを誘うものではあったが酷評されるものではなかったと思う。
この審査委員長のコメントを斜め読みしたけれど、芸術性・抽象性の高い作品は称える一方で
社会的啓蒙や、ジョーク・風刺系には厳しい言葉が多かったので、そういう思想が反映されたのだろうけど…
Re:これ酷評するほうが見当違いなのでは? (スコア:2, すばらしい洞察)
>この作品が審査員の強い興味をひき、長い議論を重ねた
とあるので、ほかの審査員には訴求出来ていたのでしょうね。
だからこそ、意見を異にする審査委員長は気に入らずに酷評コメントまで出した、と。
ちなみにアメリカやオーストラリアなどの国では、
日焼け止めクリームを子供に塗らないと虐待と見做される場合もあります。
Re: (スコア:0)
日傘を差せばいいのに。
Re: (スコア:0)
>日傘を差せばいいのに。
子供に「日傘をさして遊びなさい」って言って聞くのか?
Re: (スコア:0)
日傘でプロテクトできるレベルじゃないんだよ。
屋内にいたって日焼けするってのに。
Re: (スコア:0)
割りと不自然なんですよね。海辺で水着着てるところに鳥の排泄物を食らったら肌に塗りたくるなんて真似はせずに海に飛び込むでしょう。
Re: (スコア:0)
そんな不自然なやり方を使ってでも日焼け止めを普及させたいんでしょ 紫外線はバカにできない
Re: (スコア:0)
そりゃそうなんだがこれを見て日焼け止めを塗りたいと思うようになります?余計嫌いになるだけでしょう。
Re:これ酷評するほうが見当違いなのでは? (スコア:1)
紫外線対策の大切さを広める戦略でしょう。
アートやアイディア、映像として質が高いだけではリーチしない
メディア、テレビ番組やツイッターやフェイスブック等で取り上げられることで
かなり効果があるのではないかと思います。
(スラドもストーリーに採用しちゃったじゃん)
Re: (スコア:0)
不自然っつーかそういうネタじゃないの?
カレーメシ [youtube.com]のCM見て「こんなの見て食べたくなるのか?」って人も居るし、でもネタとして面白がって買う人も居るし。そういうやつ。
この手の話題を聞くと安心する (スコア:0)
最近はちょっとしたことで叩かれたりするから無難なことしか言えなくなってきたし。
たとえ審査委員長でも、この程度は嫌いとかバカバカしいと思ったらその感想を言うくらいは許されていいと思う。
Re: (スコア:0)
こういう作品が出てくるのもいいし、それに対してバカバカしいって言えるってのもいいよね。
まぁなんか言ったときに叩かれても気にしないような打たれ強さがあればいいんだけども。
ネタ切れ? (スコア:0)
技術的という程でもないしアレゲというジャンルに入る気もしないし、わざわざ海外から引いてきた割にあんまスラドっぽくないストーリーだな。
「酷評」ってのもなんかニュアンス違う気がした。
Re: (スコア:0)
糞尿を出すところから白い液体を噴射する鳥型ラジコン飛行機って結構アレげだと思う。
Re: (スコア:0)
鳥形のラジコン飛行機をドローンと呼ぶのはちょっと意味がわからないですね。
あと、これ実際に飛行したものじゃないですよね。
Re: (スコア:0)
ラジコンは本義的には電波でコントロールしないといけないわけだし。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
寿司トロ?
Re: (スコア:0)
するめいかのいかとろはふわふわとろとろ ・・・かなあ
Re: (スコア:0)
こう言うしれっと出てくるレイシズムって
今はマイクロアグレッションって呼ぶんだっけ?