英ISP、湿らせた紐を通じたADSL通信に成功 62
ストーリー by headless
成功 部門より
成功 部門より
英ISP Andrews & Arnold(A&A)のテクニシャンが、湿らせた紐を通じたADSL通信の実証実験に成功したそうだ(RevK's rantsの記事、
Motherboardの記事、
The Registerの記事、
A&Aのツイート)。
実験では塩水に浸した2mの麻ひも2本を使い、ワニ口クリップを介して電話回線とモデムを接続している。アップリンクは67kbpsと遅いものの、ダウンリンクは3.5Mbps近い速度を実現したという。ただし、紐が乾いてしまうため長時間の通信は困難だったようだ。「インターネットプロトコルは2つの缶と湿らせた紐があれば通信できる」というジョークがあり、今回の実験はその一端を実証するものとなる。なお、紐の両端に缶を取り付け(て紐をぴんと張)ればADSLと同時に音声通話も可能とのことだ。
実験では塩水に浸した2mの麻ひも2本を使い、ワニ口クリップを介して電話回線とモデムを接続している。アップリンクは67kbpsと遅いものの、ダウンリンクは3.5Mbps近い速度を実現したという。ただし、紐が乾いてしまうため長時間の通信は困難だったようだ。「インターネットプロトコルは2つの缶と湿らせた紐があれば通信できる」というジョークがあり、今回の実験はその一端を実証するものとなる。なお、紐の両端に缶を取り付け(て紐をぴんと張)ればADSLと同時に音声通話も可能とのことだ。
それなんて糸電話 (スコア:4, 興味深い)
>紐の両端に缶を取り付け(て紐をぴんと張)ればADSLと同時に音声通話も可能
=糸電話
ただし糸電話が届くような距離なら無線通信=音のパラボラで十分届くかも [info-niigata.or.jp]
Re: (スコア:0)
どっかの公園であったけど、音のパラボラアンテナは思った以上によく聞こえる。
緊急時用の構内通信としてとか便利そう。
雰囲気はのろしに近いかな。
Re: (スコア:0)
っ 伝声管 [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
逓信博物館のやつ [ameblo.jp](赤いパラボラの写真)
Re: (スコア:0)
(これが言いたかったんだからマジレスしないであげて...)
塩水が鍵 (スコア:2)
でんじろうかよ。
食塩水は電気を通すかな [shiojigyo.com]
糸「電話」 (スコア:2, 興味深い)
は、電話が発明、導入されてからついた名前だよね?
では、電話が導入する前は「糸電話」はなんと呼ばれていたのだろう。
それとも電話が導入される前に、糸電話は存在しなかった?
糸も紙も、日本では普通にあるものだし、存在しなかった。とは思えないが
Re:糸「電話」 (スコア:1)
電話が登場するまでは「デバイスを介して会話する」という概念がなかった……とか?
Re:糸「電話」 (スコア:1)
勝手な推測ですが、
糸電話で通話可能な範囲は別コメントにあるように、(音声)無線通信が可能なので、
有用性がなかったから、名前も付かなかったじゃないですか?
電話が使われるようになって、類似品として脚光を浴びて名前が付いたと推測。
あ、糸じゃないが、細いパイプを通しての音声通信があったけど、
なんて言ったか。
Re: (スコア:0)
伝声管
例は、未来少年のほう見れば…
Re: (スコア:0)
「エンジンが燃えちゃうよ!」
↑↓
[伝声管]
↑↓
「泣きごとなんか聞きたかないね、なんとかしな!」
Re: (スコア:0)
何か書いてる人がいる。
業界こぼれ話 「糸電話」は昔は何と呼ばれていた? [jugem.jp]
結局よくわからん、と。
Re: (スコア:0)
日本では、電話の後に糸電話がはやったらしい。
国外では、電話の発明の前にtelephoneという言葉があったらしい。
Re:糸「電話」 (スコア:1)
ネットで色々調べてみたけど、ここが一番まとまってる感じだった
http://tadahiko.c.ooco.jp/GIMON/QA/QA650.HTML [c.ooco.jp]
死亡フラグ (スコア:0)
昔から(たとえばコンピューターゲームにおけるフラグ管理という概念が出現する以前から)ある概念でも、名前がついていたとは限らないですよ。
「ツンデレ」も前世紀には存在しなかった単語だけど、当該キャラクター類型はもっと前から存在してた(ベジータとか海原雄山とか)。
Re: (スコア:0)
ベジータや海原雄山のタイプは「天邪鬼」や「素直になれない子」と表現した。
壁ドンと同様に後発の同音異義語がメジャーになった例[要出典]
濡れた人体でもおk (スコア:1)
電界通信がまじで開発されてる。
https://news.mynavi.jp/article/20090414-jintai_ntt/ [mynavi.jp]
Re:濡れた人体でもおk (スコア:1)
それはぜひ導入してほしい。
#みんな生足で業務...
“人生の大半の問題はスルーカで解決できる...
Re: (スコア:0)
金属糸を織り込んだストッキングでも可ですよん。
#パームレストなら手のひらで十分じゃん。生足になる必要性が薄いってばよ。
Re:濡れた人体でもおk (スコア:1)
>……人体通信が抱える技術的な課題としていたのが、「キラーアプリケーションの不在」……
電圧上げればkillできるんじゃないかな?と思った。
Re: (スコア:0)
BAN(Body Area Network)は前から普通にあるよ。
IEEE 802.15.6として国際規格にもなってるし。
握手すると名刺交換できるパフォーマンスを一時期よく見かけた。
Re: (スコア:0)
その記事が出たのは2009年。8年前
記事にも「人体通信は負け組の技術ではない!」「普及のための4つの課題」とあるように
当時から実用性に乏しい技術だった。
Re: (スコア:0)
霊界通信に空目
Re: (スコア:0)
oremoremo
教えてエロい人 (スコア:1)
エンジニアでも技術者でもなく
テクニシャン
と表現されているのは何故?
テクニシャンという職種があるの?
どんな職種なん?
Re:教えてエロい人 (スコア:3, 参考になる)
海外だと「Engineer」を名乗るには資格が必要だったり、日本国内とは字義が違うからでは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E8%80%85 [wikipedia.org]
Re:教えてエロい人 (スコア:1)
海外の天才技術者「エンジニアです」
日本の技術土方「エンジニアです」
Re:教えてエロい人 (スコア:1)
海外のテクニシャン「テクニシャンです」
日本のテクニシャン「テクニシャンです」
助けてテレホマン! (スコア:1)
こちら湿っている間は使い放題のプランとなっております。
こちらは乾いても実現可能ですか? (スコア:0)
>なお、紐の両端に缶を取り付け(て紐をぴんと張)ればADSLと同時に音声通話も可能とのことだ。
Re: (スコア:0)
モデム…じゃないな、音響カプラを使ってそのメディアで通信してみた、なネタって既出かな。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
元記事を読んでいないけど、単に塩水だと微弱ながら電流が流せるという話なだけでは?
Re: (スコア:0)
元記事には「成功するために塩水が必要」と書いてあります。
スラドを見るんだったら翻訳アドオンぐらい入れておきましょう。
Re: (スコア:0)
マジレスすると、ぴんと張ることで紐が剛体化し、物理振動が伝達可能になります。
Re: (スコア:0)
腕木通信機(telegraph)は、紐掛けで操作していたそうな。
2m間通信だったら (スコア:0, フレームのもと)
たった2mの通信に頑張ってADSLモデムとADSL局を用意しなくても
BlueToothでいいんじゃあ?
Re: (スコア:0)
というかADSLってAsymmetric Digital Subscriber Lineだから、実証実験というなら実際の加入者線を使わないと、DSL通信の成功とは言えないよね。
英国のISPらしいから、普段使ってるのと同じような機器でやったと仮定した上で。
正確には「G.992.2のAnnex B形式による通信に成功した」と言うべきだと思う。
# 一応技術系サイトを標榜するなら、プロトコルや通信形式と、サービスの形式は区別しようぜ
# TCP/IPの通信に成功することとWebサービスを提供することは全然別だろ?
Re:2m間通信だったら (スコア:3)
ピンと張った紐と缶の対が音声回線(一対一の加入者線)で、その上にデジタル信号を重畳して通信するということで、ADSLの実験成功、ということでいいんじゃないだろうか。
Re:2m間通信だったら (スコア:2)
A&A's Damp String Line、ということでどうにかなりませんか
Re: (スコア:0)
ADSLモデムを使っているならADSLと言ってもひとまず間違いではないと思います。
# 技術系として世間で飯を食ってくにはそれくらいの適応力も必要かと。
Re: (スコア:0)
いや加入者線はサービス上の概念なので。
技術的には加入者線=電話業界標準の二対四芯のツイストペアケーブルでしょう。
伝送損失でダウンリンク可変なADSLはこの手の実験にピッタリ。
ってあれ?この麻ひもツイストしてない…
Re: (スコア:0)
サービスだというならサービスとして提供しなきゃサービスじゃないし
ADSLはサービス名であって技術名じゃないから、技術的には~というのが的外れ
まあそこまで技術名とサービス名の差異に拘る必要も感じないけど
そこまでしてこれがADSLのサービスだと言い張るのも同じようにバカっぽい
オーパーツ (スコア:0)
古代遺跡で湿った麻ひもを見つけたら
オーパーツの可能性があるという事でしょうか。
超古代文明でどのようなオーバーテクノロジーが用いられていたかは依然不明ですが、
湿った麻ひもはフランクリンの凧あげ実験でも用いられたものなので、
本実験を行う発想の元になったのはこの凧あげ実験なのでしょう。
フランクリンはアメリカ独立宣言の起草者の一人ですから
当然フリーメイソンの可能性が高く、フリーメイソンの秘儀を通じて
超古代文明のオーバーテクノロジーの知識を得た可能性も否定できませんね。
超古代文明は滅亡したので、現代文明もそのうち滅亡するという事ですね。
Re:オーパーツ (スコア:1)
で、何も見つからなかったら、無線通信の可能性があると。
Re: (スコア:0)
古代でも電池ぐらい作れるし
静電気を貯めることも可能だったようだし
オーバーテクノロジーというほどではないと思うけど…
海底ケーブル (スコア:0)
ロードケルビン 「麻ひもを使えば初期の海底ケーブルの歴史は10年早められただろう」
真面目に、 (スコア:0)
一つの媒質に異なる物理現象で信号を多重化して送る技術ってどういう研究されてるのかな。
光と電気と超音波で多重化できるケーブルがあったら色々捗りそうな気がするんだけど。
Re:真面目に、 (スコア:1)
電車のレールにハンマーでモールス信号送るとか
山に架けた電線にゴンドラひっかけるとか
Re: (スコア:0)
音波は帯域幅がそんなに広くないし、光と電気は一方の特性が高い材料にするともう一方が落ちると思う。
そもそも多重化する理由が帯域幅だろうと思うと普通に光ないしは電気の回線を束ねりゃそれで終わるし、
やっても光通信のついでに導体で電力供給するか程度になるような気が。
物理層を二種類取り扱うのも大変だろうし、同じの束ねたほうが更新も楽だろうし。