ガラス張りのApple新社屋、従業員が扉や壁に激突する事故が続発していた 156
突進 部門より
その独特な外観から「スペースシップ」などとも呼ばれるApple新社屋は、壁も扉もガラス製だ。反射やぎらつきを抑えるため、照明が直接当たらないように配されていることもあって、さらにガラスが見えにくくなっているようだ。そのため、新社屋に移った初日だけでも7人がガラス扉に激突して負傷しており、報告されていない軽い事故は他にも発生している可能性がある。2人については救急車を呼ぶ騒ぎになったが、幸い入院の必要はなかったという。
事故の後、壁の位置がわかるように従業員がポストイットを貼り付けて目印にしていたが、建物の外観を損ねるとして剥がされてしまったそうだ。なお、カリフォルニア州法では従業員をガラスを突き破る危険から守るため、柵などを設置するか、目立つマークを付けることが義務付けられており、Appleが州法に違反している可能性も指摘されている。