Windows 10のディスククリーンアップツール、ダウンロードフォルダーの内容を削除するオプション廃止へ 19
ストーリー by hylom
まだ残っていたのか 部門より
まだ残っていたのか 部門より
headless曰く、
MicrosoftがWindows 10 Insider Preview 19018のアナウンス記事に「ディスククリーンアップ」ツール(cleanmgr.exe)の「ダウンロード」オプション廃止を追記した(Windows Experience Blog、BetaNews、gHacks)。
ディスククリーンアップの「ダウンロード」は個人用ダウンロードフォルダーの内容を削除するオプション。デフォルトでは選択されていないが、Windows 10バージョン1809で追加されたため、ダウンロードしたファイルを誤って削除してしまったユーザーなどからの苦情がフィードバックHubに多数寄せられていた。オプション廃止の理由もフィードバックを受けたものとされている。
一方、Windows 10では「設定→システム→ストレージ」の不要ファイル削除機能に「ダウンロード」オプションが以前から用意されており、こちらは残されるようだ。ただし、最近のバージョンでは「ダウンロード」を選択すると、自動的に不要ファイルを削除するストレージセンサーの構成が使用されなくなると説明されている。
なお、Windows 10でディスククリーンアップが残されているのは互換性維持のためであり、非推奨(リンク先は記事の内容と無関係なOneDrive紹介動画が自動ダウンロードされるので注意)になっている。設定アプリの不要ファイル削除機能はディスククリーンアップのスーパーセットになっており、あえてレガシーなディスククリーンアップを使用する必要はないようだ。