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パリコレでウナギの皮を素材に使った紳士服が発表される 47

ストーリー by hylom
いっぽう日本人は皮まで食べた 部門より

Anonymous Coward曰く、

パリで開催中のパリ・メンズ・ファッションウィークで19日、英ダンヒルがウナギの皮を使った紳士服を発表した(AFP)。

デザインを手がけたのはMark Weston氏で、ウナギの皮をつややかな光沢のあるシルクのような素材として活用したという。氏曰く、ウナギの皮には服飾素材として「うさんくさい点」はなく、「極上の繊細な素材」だと述べている。

ウナギはイギリスでも伝統的な食材として使われており、ウナギのゼリー寄せなどが有名。ただ、現代のイギリスではあまり食材としてのウナギの人気はないようだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2020年01月24日 9時37分 (#3750190)

    革製品の材料として既に使われている「イールスキン」は「ヌタウナギ」の革で、普通のウナギとは完全に別種。
    というか狭義では魚類ですらない。
    蒲焼きで食べてる皮を想像してたとしたら、全然別物だ。これはニュースのミスリード。

    でもって、イギリスでウナギの人気がないってのは、世界一不味いイギリス料理だから。ゼリー寄せとか、食えたもんじゃない……

    • イギリス料理も最近はマシになりつつあるらしいね。
      移民のおかげとかなんとか?
      しらんけど。

      EU離脱したら、もとに戻るのかな?

      親コメント
    • AFPの日本語版の誤訳でヌタウナギだとすると

      かつて英ロンドンの労働者階級向け定番料理の素材だったウナギに

      AFP自体がウナギとヌタウナギを取り違えてたとすると

      「世界中の人がウナギを食べているから、(皮は)天然の副産物だ。こんなふうに再利用できて非常にうれしい」と話した。

      ってっ部分がおかしくなるから、やっぱりウナギ(ヨーロッパウナギ)なんじゃないのって気がする。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        誤訳と言うか「eel skin」が厳密にはeelから作られていないことなんかは知らないだけなんじゃないかな、
        ファッション業界の人は。

        ヌタウナギとウナギを区別してないのでは

        Vougeでも
        https://www.vogue.com/fashion-shows/fall-2020-menswear/dunhill [vogue.com]
        > That’s not to say that there weren’t de trop moments here, but when they happened they worked.
        > The shiny-cuffed trousers and trenches in black, red and teal—as a well as the gloves—were all made
        > from strips of eel skin. Whatever your feelings about eels (delicious in Japan

    • by Anonymous Coward

      誰か親コメントに「参考になる」つけてあげて。確かにこれは新聞記者の勘違いの可能性が高いと思う。

      アメリカでヌタウナギを載せたトラックがひっくり返って、道路がネトネトに塗れてえらいことになったというニュースがあったのを思い出した。ヌタウナギは日本ではほとんど食べられないが韓国では食材扱いらしく、これも韓国への輸出用だったらしい。

      https://www.google.co.jp/amp/s/amp.theatlantic.com/amp/article/581002/ [google.co.jp]

      • by Anonymous Coward

        あちらじゃヌタウナギでできた財布って縁起物らしいですね
        靴とかもあるそうな
        見た目もいいです
        #どれも高級品だそうです

    • by Anonymous Coward

      なるほど、ウナギとついていますが、ヤツメウナギに近い種なんですね

      #スナヤツメも不味いらしい

    • by Anonymous Coward

      不味いイギリス料理の中でもダントツと言って良いほどヤバいのがウナギのゼリー寄せでしょう。
      一切の下処理などをしていないヌルヌルで生臭いウナギを、血も内臓も骨もそのままでただブツ切りにして、出汁とか生姜みたいな臭み消しとか何もないただの水で煮て、後は冷やして煮こごり的なのにするだけの極めて原始的な料理(作ってるとこ見た訳じゃないが多分このままの作り方だと思う)。
      「ゲロマズ」という言葉の文字通りの食べ物ですよ。

      • by Anonymous Coward

        それに比べりゃヌタウナギはブツにして焼いただけでも旨いと、確か東北だか北陸だかで聞いた。

    • by Anonymous Coward

      俺もイールスキン(ヌタウナギの皮)かと思ったけど、元記事も読む限りホントにウナギかも知れん
      https://sports.yahoo.com/paris... [yahoo.com]

      ヌタウナギがロンドン市民の定番料理な分けないし、実際に食べてるのなんてアジア人位だからな
      もしくは、元記事書いた海外の記者からして勘違いしてるかだなw
      Hagfishの俗称もSlime Eelだし

      • 「どうせ食うものの副産物だから」とデザイナーが言ってるが、日本向けのウナギ処理場から服に使えるようなウナギの皮が出てくるなんてありえない。
        前に鰻屋に行った時のことをよく考えてみてほしい。蒲焼は皮がついたまま出てくるだろ。
        廃棄物の皮があるとしても細切れになっていて、布地になんか使えないはず。

        ヌタウナギと勘違いしているだけ、でほぼ間違いないと思う。

        • by Anonymous Coward

          ほぼ勘違いで間違いないとは思うが、向こうじゃウナギの皮は剥く事もままあるんやで

        • by Anonymous Coward
          久しく鰻屋で鰻食ってないなぁ
          スーパーで売ってる蒲焼でやたら皮が分厚く頑丈で噛み切れずびよよーんってなるやつがあるんですが
          あれなら鞣して長靴ぐらいはつくれそうな気がします
  • by Anonymous Coward on 2020年01月24日 9時56分 (#3750202)

    イールスキンは肌触りが独特で、例えるなら「少し湿り気を帯びた、若干の摩擦抵抗がある絹」のような質感です。
    我ながらナンセンス、かつ風評被害も考えられる例えとは思うのですが…コンドームの質感が一番近いかと思っています。

    イールスキンは獣本革・合皮素材に比べると軽くて薄く、耐久性も高く、汚れにも強いです。
    財布を頻繁にポケットから出し入れする方には特にオススメです。

    また本革素材と違って、ほぼほぼメンテナンスフリーという点も魅力です。
    オイルも防水スプレーも必要なく、水に濡れてしまったら乾かすだけです。

    ただイールスキンはウナギの身体構造上、長細い1枚革しか得られない制約があり、
    財布等に仕立てる場合は、どうしてもイールスキン同士を繋げたミシン縫い目が発生します。

    これをうまく活用するデザイン性が求められるため、ファッション業界では玄人向けな素材と言えるでしょう。
    この理由もあり、日本国内ではそんなに流通しておらず入手性は高くないのが現状です。
    私も海外土産でいただきました。

    今回AFP [afpbb.com]に掲載されている写真2枚は
    両方ともボトムスがイールスキン製と思われます。これは光沢があること、縦模様のデザインの為です。
    dunhill公式サイト [dunhill.com]でより解像度の高い写真が確認できますね。

    イールスキンは素材としての性能は高いのですが、素材元が絶滅危惧種、加工が難しいなど
    ロマン仕様なのも魅力の一つかもしれませんね。

    • by Anonymous Coward

      > 我ながらナンセンス、かつ風評被害も考えられる例えとは思うのですが…コンドームの質感が一番近いかと思っています。

      ラテックスとポリウレタンで全然違うでえ

  • by manmos (29892) on 2020年01月24日 10時47分 (#3750237) 日記

    パリコレでなにか変な物着ていても、または着ていなくても驚くようなことではない。

    • by Anonymous Coward
      パリコレ珍百景
      • by Anonymous Coward

        まあ芸術作品部門と商品見本部門がありますからね。

        • by Anonymous Coward

          ついには背の低いモデル(のマンガ・アニメ)まで出すようになっちゃって。

  • 裸の方がましってデモやるのかなあ。 > 動物愛護団体

    • by Anonymous Coward

      たぶん、牛、羊、キツネ、ミンクなどと違い、イールスキンの素材元であるヌタウナギは見た目がグロテスクなので
      過激な活動をする一部の動物愛護団体のターゲットにはなりにくいかと思えます

      海洋生物レッドリストでヌタウナギ3種(クロヌタウナギ、ホソヌタウナギ、オキナホソヌタウナギ)が
      リストアップされていましたが、イールスキン素材元のヌタウナギなのかな?
      (hagfish skin,eel skinとかで調べてみたのですが、具体的にどのヌタウナギの革なのか見つけられませんでした…)

      参考:【魚類】海洋生物レッドリスト(2017) [env.go.jp]

      • by Anonymous Coward

        アブラウナギと説明するサイト [hallelujah.jp]があったけど、画像検索しても出てくるのは製品ばかり [google.com]w
        #しかも「ff14」「sq」を除外しないとそれらのサイトが邪魔をするw

        俗称なのかな?<アブラウナギ

    • by Anonymous Coward

      残念なことに紳士服

  • by Anonymous Coward on 2020年01月24日 9時30分 (#3750185)

    うな着

  • by Anonymous Coward on 2020年01月24日 8時12分 (#3750156)

    自由が丘にイールスキンの財布とかバッグの専門店があったりします。
    まあ自分はイーラナイですが。

  • by Anonymous Coward on 2020年01月24日 8時43分 (#3750163)

    スタッフが美味しくいただきました

    • by Anonymous Coward

      どこかの国では反社会的勢力の資金源らしいね

      >現代のイギリスではあまり食材としてのウナギの人気はないようだ。

      • by Anonymous Coward

        値段は馬鹿に出来ないのかもしれないが、ちょっとセコイぞ。
        稚魚盗ったり、果物や野菜盗ったり。
        そりゃ最近は生花やおしぼりですら商売し辛いのかもしれないが。

        • 漁師が稼いだカネ目当てに賭場を開帳したり
          特定の季節だけ必要な人員を融通したり
          ヤクザと漁師はとても密接で互いに境界を踏み越えたりする例もあり
          そしてヤクザは暴対法でシノギができなくなったので密漁に手を染めるのは自然だという
          『サカナとヤクザ ~暴力団の巨大資金源「密漁ビジネス」を追う~』という超面白い本があるから読もう
          https://www.shogakukan.co.jp/books/09380104 [shogakukan.co.jp]

          市場で流通するアワビの三割は密漁モノ
          だとかいう衝撃的なハナシがいっぱい載っていて面白い

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            >ヤクザと漁師はとても密接で互いに境界を踏み越えたりする例もあり

            ボディを透明にするのにも便利だそうな

            • by Anonymous Coward

              >ヤクザと漁師はとても密接で互いに境界を踏み越えたりする例もあり

              ボディを透明にするのにも便利だそうな

              空港や港の税関を通さずに外国からモノを輸入するビジネスにも

          • by Anonymous Coward

            ギョッとする話だ

        • 電柱組の改良人間とか出てきそうだな

          親コメント
  • by Anonymous Coward on 2020年01月24日 9時18分 (#3750176)

    ヨーロッパって、普通にウサギ食べるよね。

    • by Anonymous Coward

      別の地域の歌で、「兎 美味しい 彼の山」って聞いたことある。

      • by Anonymous Coward

        日本国内でも普通に食べますよ。スーパーで普通に売ってるソーセージの原材料見たら「家兎肉」って書いてあるのも見つかると思います。

      • by Anonymous Coward

        うさぎを食べるからこそ、飛んで出たうさぎが木の根っこで転げたのを見て
        これから寝て待とう、なんて発想になるわけだな。

    • by Anonymous Coward

      ピーターラビットのお父さんの紹介絵がウサギのパイだっけ。

  • by Anonymous Coward on 2020年01月24日 10時25分 (#3750223)

    アイヌは鮭の皮で作った服や靴を着用していた。

    • by Anonymous Coward

      鮫皮なら現代でも使われている。(日本刀の柄とか。おぃっ)

    • by Anonymous Coward

      鮭の皮を食べないとはもったいない!

  • by Anonymous Coward on 2020年01月24日 23時14分 (#3750573)

    ウナギだよ
    ウナギだよ
    ちょーっと◯なウナギだよ

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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