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2020年2月のidle人気記事トップ10
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書籍

米作家によるメキシコ人が主人公の小説に対し、文化の盗用ではないかなどの批判 113

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批判 部門より
hylom曰く、

米作家ジニーン・カミンズによる小説「American Dirt」が物議を醸している(Hon.jpの記事APの記事The New York Timesの記事)。

この小説はメキシコ人の主人公が麻薬組織から逃れるためにメキシコから米国へと向かうという内容だが、「正しいメキシコが描かれていない」「文化の盗用だ」などといった批判を受けているという。出版元であるFlatiron Books社はこの作品を大々的に宣伝し、Amazon.comでは売り上げトップ10に入った。人気作家のジョン・グリシャムやスティーブン・キングを含む多数の作家の推薦を取り付ける、といったPR活動も作品に対する批判の一端となっている。

この作品については、Oprah's Book Clubのセレクションから外すよう求める公開書状を82人の作家が連名でオプラ・ウィンフリーに送っており、賛同者はその後138名まで増加している。

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グラフィック

Ford Europe、自転車に乗る人から自動車を運転する人に意思を伝える「Emoji Jacket」を発表 114

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表示 部門より
Ford Europeは6日、自転車に乗る人が自動車を運転する人に意思を伝えやすくするという「Emoji Jacket」を発表した(Ford Europeのブログ記事SlashGearの記事The Vergeの記事動画)。

Emoji Jacketは背中にドット絵を表示するLEDのメッシュパネルを配したジャケットで、自転車のハンドルに取り付けたコントローラーから背中の表示を切り替える。表示できるのはスマイリー3種(🙂☹️😐)と左右の矢印(⬅️➡️、ただしプロトタイプではコントローラー側も実際の表示も◀▶となっている)、ハザード(⚠︎)の計6種類。今回公開されたプロトタイプは自転車と自動車が共有する道路で安心して自転車を利用できるようにする「Share The Road」キャンペーンの一環で作成されたもので、現在のところ販売予定はないようだ。
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変なモノ

PETA、春の訪れを占う祭りの主催者に主役のグラウンドホッグをAIロボットに置き換えるよう要求 28

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主役 部門より
米国・ペンシルベニア州パンクサトーニーで毎年2月2日に開催される春の訪れを占う祭り「グラウンドホッグデー」の主役、グラウンドホッグ(ウッドチャック)のフィルを引退させ、AIロボットに置き換えるようPETAが要求している(プレスリリースPETAが主催者に送った書状: PDFThe Vergeの記事The Washington Postの記事)。

パンクサトーニーのグラウンドホッグデーは作り物の木のうろに眠るフィルを目覚めさせ、フィルが自分の影を見るとあと6週間は冬が続き、見なければ春の訪れが間近というもの。1993年のビル・マーレイ主演映画「Groundhog Day (邦題: 恋はデジャ・ブ)」で一躍有名になった。

これについてPETAは主催者のパンクサトーニーグラウンドホッグクラブに送った書状で、グラウンドホッグは捕食される動物であることから人を避ける習性があり、多くの観衆の前に引き出されれば強いストレスを受けると主張。祭りの日以外のフィルは他のグラウンドホッグとともに一年中見せ物にされ、穴を掘ったり餌を探したりすることもできない。フィルたちが普通の生活を送れるよう引退させ、正確な気象予報のできるAIロボット版のフィルに置き換えれば新しい時代のグラウンドホッグデーとして若者を引き付けることもできるなどと述べている。

一方クラブ側は、寿命が4~6年の普通のグラウンドホッグと違い、フィルは134歳だと主張。フィルの巣穴は米農務省(USDA)の検査を少なくとも年に1回は受けており、健康的かつ満足できる食事をとっているという。多くの観衆の前に連れ出されても逃げ出さないのは人を怖がっていないからだとし、お金を入れると手を振るようなロボットは人々が見たいものでもコミュニティーが求めているものでもないと反論している。
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変なモノ

バレンタインデーを前に登場したジョークサイト「Amazon Dating」 33

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偽物 部門より
バレンタインデーを前にして、Amazon.comをパロディーにしたジョークサイト「Amazon Dating」が登場した(The Next Webの記事GeekWireの記事WMAR 2の記事)。

Amazon DatingはAmazon.comと似た画面で「hot singles near me」を4.99ドルから購入できるという体のジョークサイトだ。 サイズ(身長)は2フィートから8フィートまで1インチ刻みで選択できる。FAQには本当の話ではないとはっきり書かれており、チェックアウト画面では価格が無料になる。送り先は「Los Angeles 90069」から変更できず、注文番号も固定のようだ。レビューはAmazon.comから適当に転載されている模様。当然ながらPrime会員であっても1時間以内に商品が届くことはない。

米ABC系列WMAR-TVのニュース番組ではAmazonが作ったジョークサイトとして紹介されているが、サイト作成者はAmazonと無関係だ。Amazon DatingのTwitterアカウントは凍結されているものの、「CEO」と「COO」のアカウントは今のところ無事だ。なお、Amazon Datingでは商品リストに載りたい人の募集も行っており、実際に商品数は増えているようだ。
14124224 story
アメリカ合衆国

米インディアナ州最高裁判所、無断で取り付けられたGPS追跡装置を自動車の所有者が取り外す行為は窃盗に当たらないと判断 24

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消滅 部門より
米国・インディアナ州の州最高裁判所は20日、捜査機関が密かにGPS追跡装置を自動車に取り付けた場合、それを自動車の所有者が取り外す行為は窃盗に当たらないとの判断を示した(裁判所文書: PDFArs Technicaの記事)。

この裁判は麻薬所持などで逮捕・起訴された被告が証拠は違法に収集されたものだと主張し、一審・二審判決を不服として上告していたものだ。

2018年夏、ウォリック郡保安官事務所は被告が麻薬を密売していると考えて令状を取り、被告の自動車にGPS追跡装置を取り付けた。しかし、7日後に装置からの信号は受信できなくなる。捜査員は装置の「窃盗」容疑で被告の自宅と父親の所有する倉庫に対する家宅捜索令状を取得。捜索中に麻薬などが見つかったため、改めて麻薬の捜索に関する令状を取って捜索した結果、被告は複数の違法行為で逮捕・起訴されることとなった。

被告は最初の令状2件の宣誓供述書では犯罪行為が行われたとする相当な理由が示されておらず、不合理な捜査や押収を禁じた合衆国憲法修正第4条やインディアナ州憲法に違反すると主張。後の令状2件による捜索を含め、証拠をすべて除外するよう求めた。一方、州は令状が有効であり、無効でも善意の例外が適用されると反論し、一審・二審ともに証拠を有効として有罪判決が出されていた。

州最高裁では最初の令状2件に関する宣誓供述書が窃盗の要件である 1)他人の所有物であると知りながら許可なくその権利を奪う 2)他人から意図的に何らかの価値を奪う、のいずれも示していないと指摘。宣誓供述書は自分の車で見つけた謎の黒い箱を被告が取り外した可能性を示しているだけであり、被告が「意図的」に価値を奪ったとするのは捜査員の勘に過ぎないと判断した。

後の令状2件は相当な理由を示さずに取得した最初の令状2件による不当な捜索結果を悪用したものであり、善意の例外を適用してしまえば修正第4条を骨抜きにすることになる。証拠を除外すれば犯罪を見逃すことになるが、勘に頼った不当な捜索を防ぐことが重要だという。その結果、家宅捜索で押収したすべての証拠を無効とし、下級審への差し戻しを命じた。
14123877 story
お金

電動スケートボードなど公道使用不可の乗り物を没収してオークションで国民に販売するオランダ政府 24

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没収 部門より
オランダでは電動スケートボードや電動キックスクーターといった個人向け軽量電動車(PLEV)の公道での走行が禁止されているのだが、警察が違反者から没収したPLEVをオランダ財務省がオークションで販売しているそうだ(Legaal Rijdenの記事NOSの記事The Next Webの記事Panoramaの記事)。

この問題はPLEVの公道走行合法化を目指す署名運動を実施している団体Legaal Rijdenが取り上げ、多くの現地メディアが報じている。警察はPLEVを没収する際、合法的に使用できないから廃棄処分にすると違反者に説明しているという。これについてインフラ・水管理大臣のCora van Nieuwenhuizen氏は、公道での使用が認められていないと明記すれば没収したPLEVの販売も可能だとの考えを示している。

しかし、記事で取り上げられているケースでは当初公道での使用に関する情報が記載されていなかったらしい。また、法規によると1回目の違反では罰金260ユーロ、2回目の違反で没収となっているが、実際には1回目の違反で没収された人が少なくとも30人はいるそうだ。そのため、政府が乗り物として公道では使用できないことを隠して国民に売却し、没収と売却を繰り返すことも可能だといった批判がある一方、没収された人が自らオークションで買い戻すこともあるようだ。
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ニュース

ユニ・チャーム、日本初という「ねこ用吸収ウェア」を発売へ 22

ストーリー by hylom
猫おむつ 部門より

ユニ・チャームが、「マナーウェアねこ用」を3月9日より発売する(ニュースリリース)。

「マナーウェア」というのは、猫の腰回りに履かせることで、トイレ以外での排泄時にそれを吸収する、いわゆる「オムツ」。猫は自分の匂いをつけるために尿をつける「スプレー行為」を行うほか、トイレ以外での排泄といったトラブルも多いそうで、そういったトラブル対策のためのものとして製品化されたという。

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変なモノ

米KFC、クロックスと提携してフライドチキンシューズを開発 14

ストーリー by headless
※食べられません 部門より
米KFCは12日、クロックスとのコラボレーションによるフライドチキンデザインの限定品シューズ「Kentucky Fried Chicken X Crocs Classic Clogs」を発表した(プレスリリースPAPERの記事クロックスの特設ページMashableの記事)。

Kentucky Fried Chicken X Crocs Classic Clogsはアッパーとストラップにフライドチキンがプリントされ、フライドチキン型の取り外し可能なアクセサリー(ジビッツ)が2つ付属する限定版のクラシッククロッグだ。ソールのサイドにはKFCの赤白ストライプ、ヒールにはカーネルサンダースの顔上半分(右足)と「Kentucky Fried Chicken」ロゴ(左足)がプリントされている。KFC限定クロッグは米国で今春発売予定となっており、価格は59ドル99セント。米クロックスの特設ページでは発売時に通知を受け取るための電子メールアドレス登録を受け付けている。

なお、アーティストのMLMAが出演するプロモーション動画ではバーレル入りチキンのような厚底タイプ「Kentucky Fried Chicken X Crocs Bucket Clog」も登場するが、これはニューヨークファッションウィークでMLMAが使用するために作られたもので、一般販売はされないとのこと。
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暗号

IANAのルートKSKセレモニー、10年間の歴史で初の延期 8

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延期 部門より
IANAはルート鍵署名鍵(ルートKSK)を用いてゾーン署名鍵(ZSK)に署名する第40回のルートKSKセレモニーをカリフォルニア州エルセガンドーの施設で2月12日に実施する予定だったが、物理的なセキュリティ上の問題が発生して延期したそうだ(Kim Davies氏のメーリングリスト投稿[1][2]ICANN Blogの記事The Registerの記事)。

ZSKはDNSルートゾーンの署名に使用するもので、3か月に1回更新される。問題が発覚されたのは2月11日。定期的な管理上のメンテナンスを実施した際、機器の故障によりセレモニーで使用する資料を含む金庫にアクセスできないことが判明したという。今回の問題による施設内で保護されている要素が影響を受けることはなく、DNSSECに対するサービスが影響を受けることもないそうだ。

14日に予定されている修理が無事に完了すれば、セレモニーは15日18時(UTC)に実施される。状況は金曜日(14日)遅くには判明し、さらなる作業が必要な場合は数週間以内に新たな日程を発表するとしていたが、現地時刻(PST)で日付が変わっても特に続報はないので、予定通り実施されるようだ。YouTubeでのライブ中継も日本時間16日3時から予定されている。

KSK管理10年間の歴史の中で、スケジュール変更が必要になるのは今回が初めてとのことだ。

追記: 15日16:00(UTC)時点で修理の作業がまだ続いているとメーリングリストに続報が出た。セレモニー開始は2時間遅れ(日本時間16日5時)に設定されている。

追記2: さらに2時間遅れの日本時間16日7時に再設定。その後もスケジュール再設定が繰り返されている。

追記3: 最終的に開始時刻はUTCで日付の変わる16日0時(日本時間9時)までずれ込んだが、セレモニー自体は無事終了したようだ。
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お金

スティーブン・セガール、ICO投資勧誘に関する違法行為の罰金など計314,000ドルを支払うことで米証券取引委員会と合意 12

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沈黙 部門より
米証券取引委員会(SEC)は2月27日、俳優スティーブン・セガールがICO投資勧誘に関する違法行為の罰金支払い等に合意したことを発表した(プレスリリースThe Registerの記事Mashableの記事The Vergeの記事)。

セガールは2018年、Bitcoiin2Gen(B2G)のブランドアンバサダーに就任し、ソーシャルメディアでB2Gの新規コイン公開(ICO)への投資を呼びかける宣伝をしていた。これはICOで売り出される仮想コイン・トークンが有価証券にあたる可能性をSECが自律分散型組織(DAO)に関する報告書(PDF)で警告してから6か月後のことだ。SECでは有価証券にあたる仮想コイン・トークンを著名人などがソーシャルメディアで宣伝する場合、証券取引に関する連邦法の誇大広告防止条項により、宣伝の特質や範囲、受け取る対価の額を公表する必要があることも勧告していた。

しかし、セガールは現金25万ドル、B2Gトークン75万ドル相当を受け取る契約で宣伝していることを公表していなかったという。セガールは誇大広告防止条項違反というSECの判断を認めることも否定することもなく、宣伝による不正利得および判決前利息として157,000ドル、罰金として157,000ドルを支払うことに合意し、デジタルかどうかにかかわらずすべての有価証券について3年間宣伝しないことにも合意したとのこと。

正義漢のイメージが強いセガールの思わぬ失態に、The RegisterやMashableの記事では初主演作「刑事ニコ 法の死角 (1988)」の原題「Above the Law (法を超越)」を引用して「法を超越していなかった」などとコメントしている。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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