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2020年2月2日のidle記事一覧(全2件)
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変なモノ

PETA、春の訪れを占う祭りの主催者に主役のグラウンドホッグをAIロボットに置き換えるよう要求 28

ストーリー by headless
主役 部門より
米国・ペンシルベニア州パンクサトーニーで毎年2月2日に開催される春の訪れを占う祭り「グラウンドホッグデー」の主役、グラウンドホッグ(ウッドチャック)のフィルを引退させ、AIロボットに置き換えるようPETAが要求している(プレスリリースPETAが主催者に送った書状: PDFThe Vergeの記事The Washington Postの記事)。

パンクサトーニーのグラウンドホッグデーは作り物の木のうろに眠るフィルを目覚めさせ、フィルが自分の影を見るとあと6週間は冬が続き、見なければ春の訪れが間近というもの。1993年のビル・マーレイ主演映画「Groundhog Day (邦題: 恋はデジャ・ブ)」で一躍有名になった。

これについてPETAは主催者のパンクサトーニーグラウンドホッグクラブに送った書状で、グラウンドホッグは捕食される動物であることから人を避ける習性があり、多くの観衆の前に引き出されれば強いストレスを受けると主張。祭りの日以外のフィルは他のグラウンドホッグとともに一年中見せ物にされ、穴を掘ったり餌を探したりすることもできない。フィルたちが普通の生活を送れるよう引退させ、正確な気象予報のできるAIロボット版のフィルに置き換えれば新しい時代のグラウンドホッグデーとして若者を引き付けることもできるなどと述べている。

一方クラブ側は、寿命が4~6年の普通のグラウンドホッグと違い、フィルは134歳だと主張。フィルの巣穴は米農務省(USDA)の検査を少なくとも年に1回は受けており、健康的かつ満足できる食事をとっているという。多くの観衆の前に連れ出されても逃げ出さないのは人を怖がっていないからだとし、お金を入れると手を振るようなロボットは人々が見たいものでもコミュニティーが求めているものでもないと反論している。
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書籍

米作家によるメキシコ人が主人公の小説に対し、文化の盗用ではないかなどの批判 113

ストーリー by headless
批判 部門より
hylom曰く、

米作家ジニーン・カミンズによる小説「American Dirt」が物議を醸している(Hon.jpの記事APの記事The New York Timesの記事)。

この小説はメキシコ人の主人公が麻薬組織から逃れるためにメキシコから米国へと向かうという内容だが、「正しいメキシコが描かれていない」「文化の盗用だ」などといった批判を受けているという。出版元であるFlatiron Books社はこの作品を大々的に宣伝し、Amazon.comでは売り上げトップ10に入った。人気作家のジョン・グリシャムやスティーブン・キングを含む多数の作家の推薦を取り付ける、といったPR活動も作品に対する批判の一端となっている。

この作品については、Oprah's Book Clubのセレクションから外すよう求める公開書状を82人の作家が連名でオプラ・ウィンフリーに送っており、賛同者はその後138名まで増加している。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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