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2020年4月2日のidle記事一覧(全1件)
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テクノロジー

自主隔離中にCOVID-19感染防止グッズを発明しようとしたオーストラリアの宇宙物理学者、鼻に磁石が詰まって病院のお世話に 29

ストーリー by hylom
磁石には気をつけましょう 部門より

headless曰く、

自主隔離の退屈しのぎを兼ねてオーストラリアの宇宙物理学者(27歳男性)がCOVID-19感染防止グッズを発明しようとしたところ、鼻に詰めた強力で小型の磁石4個が取れなくなって病院の世話になる結果となったそうだ(The GuardianThe Register)。

博士号を持つこの男性はメルボルンのある大学でリサーチフェローとしてパルサーや重力波の研究をしているという。電子回路を組み立てた経験などは特にないものの機材は所有しており、磁界を検出する部品や直径7mmのネオジム磁石が手元にあったため、顔に手を近付けるとブザーが鳴るネックレスとブレスレットのセットを発明しようとしたようだ。顔に触れないことはCOVID-19の感染防止策の一つとされている。

しかし、回路は何とか組みあげたものの、顔に磁石を近付けない限りブザーが鳴り続けるものができてしまったそうだ。発明はそこで行き詰まり、まだ退屈していた彼は磁石で遊び始める。マグネットピアスのように耳たぶを挟んでいる間はよかったが、同じことを鼻で試したことで問題が発生。両方の鼻に磁石を付けた状態で外側の磁石を外したところ、鼻の穴に入れた磁石が鼻中隔を挟む形で引き合い、外れなくなってしまう。

彼は残った磁石1つを外側から当て、もう1つの磁石を鼻の中の磁石にくっつけて引き出そうとするが、手が滑って2つとも左の鼻の穴に入ってしまった。病院で働く彼のパートナーは大爆笑し、同僚の退屈しのぎも兼ねて彼を病院に連れていく。病院では2人の医師が麻酔スプレーを噴霧したうえで磁石を取り出した。最後の1個は喉の方に落ちてしまったが、彼が咳をして吐き出したため事なきを得たとのこと。

彼は結局この発明をあきらめ、家の模様替えで時間を使うことにしたとのことだ。

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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