床に落ちた天ぷらで客が転倒し負傷、東京地裁がスーパー側に57万円賠償命令 83
ストーリー by nagazou
良質な天ぷら油のせいではなかった 部門より
良質な天ぷら油のせいではなかった 部門より
東京地裁で8日、スーパーで床に落ちていた天ぷらが原因で転倒した客が、スーパーに対して約140万円の損害賠償を求めたとする訴訟の判決が行われたそうだ。判決では安全管理義務違反があったとして57万円の支払いを命じたとのこと(時事ドットコム、朝日新聞)。
ちなみに天ぷらを床に落としたのは従業員ではなく利用客だったそうで、裁判官もこれを認めている。裁判官はその上で事故当時は店内は混み合っていたことから、従業員による安全確認は必要な義務だった判断したという。また店舗などでの転倒事故の多くは野菜くずなど「落下物」が原因だったとする消費者庁によるデータ[PDF]が存在するため、今回の事故は特異な例なことではないとも指摘した模様。
ちなみに天ぷらを床に落としたのは従業員ではなく利用客だったそうで、裁判官もこれを認めている。裁判官はその上で事故当時は店内は混み合っていたことから、従業員による安全確認は必要な義務だった判断したという。また店舗などでの転倒事故の多くは野菜くずなど「落下物」が原因だったとする消費者庁によるデータ[PDF]が存在するため、今回の事故は特異な例なことではないとも指摘した模様。