電動キックボードは二段階右折禁止!? 109
ストーリー by headless
禁止 部門より
禁止 部門より
renja 曰く、
4月から実証実験の始まった特例電動キックボードの実証実験、実際に乗ってみたなどの記事が散見されるようになってきたが、その中で気になったのが「二段階右折の禁止」というもの(Response の記事、 ニューズウィーク日本版の記事、 Engadget 日本版の記事)。
シェアリングサービス Luup 公式サイトには「降りて歩行者として横断歩道を」と薦められているが、他の記事では警察庁からの通達として「小回り右折を義務づけられてた」とも。時速 15 km のキックボードで交通量の多い都心の多車線交差点で右折レーンに入っていき小回り右折する光景が見られるのだろうか。まわりのドライバーにとってはいい迷惑のように思える。
特例電動キックボードは小型特殊自動車扱いにすることでヘルメットなしでの走行を可能にしているので、小回り右折の義務付けは仕方のないところだ。警察庁から警視庁および道府県警察への通達(PDF)にも小回り右折義務付けが記載されている。押して歩けば歩行者扱いになることから、歩行者として横断歩道を渡ることには何の問題もない。なお、東京都で行われている実証実験では環状 7 号線や国道 246 号など、24 時間交通量が 48,000 台を超える道路が特例対象外区間となっており、特例電動キックボードは通行できない。Luup の場合は走行禁止道路がアプリ上に赤枠で表示される。Luup は走行禁止を自主的なものだと説明しているが、特例対象外区間と一致するようだ。