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2022年10月31日のidle記事一覧(全1件)
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軍事

ロシアの汚い爆弾を用いた偽旗作戦、証拠写真が盗用だったことがバレる 57

ストーリー by nagazou
こんなのばっかりだな 部門より
タレコミにあるようにロシアはウクライナが放射性物質を含む「汚い爆弾」(ダーティーボム)を開発しているという偽旗作戦を進めていることが報じられている。この件に関してスロベニア政府は26日、ロシア政府がその根拠として挙げている画像に使われた写真が、2010年にスロベニアで撮影された煙感知器であるとの指摘し根拠のないものであったことが判明した。スロベニア政府曰く、写真は政府の説明資料に使われたものだという(朝日新聞)。

あるAnonymous Coward 曰く、

ロシア国営メディア「スプートニク」が、ウクライナが策謀しているとロシアが主張する、放射性廃棄物などを通常の爆弾に混ぜた、いわゆる「ダーティボム」のウクライナ領内での使用計画に関して多少の詳細を報じているようだ(The Drive)。

ロシア側の主張によれば、ウクライナの製造企業「ユージュマシュ」社は密かにロシア製9K720「イスカンデル」弾道ミサイル(NATO報告名SS-26 ストーン)を密造し、ウクライナ軍はザポリージャ原発付近に向けてこれを撃ち込むことを企んでいる。このような計画はウクライナにとっては一方的に不利であると同時にほぼ実現不可能であり、ロシア側が実行したとみなされれば米軍やNATO軍の介入の根拠になりうる。ロシアがこの計画にどのような利益を想定しているかは不明だ。

また、ロシアにとって残念なことにウクライナはこの形式のミサイルを保有しておらず、代わりにその二世代前にあたるOTR-21(9K79)「トーチカ」弾道ミサイル(NATO報告名SS-21 スカラベ)を運用している。

ロシアはたびたびザポリージャ原発付近に汚染地域を作ることを試みているようだが、今のところこのダーティボム使用計画については主張を徐々にトーンダウンしているようだ。放射性物質は個別の原子炉にまで遡って出所が判別できることを欧米当局から知らされ、主張を成立することが難しいと理解したのではないかとも噂されている。

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