物理学を超越する猫液体説
タレコミ by Anonymous Coward
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
ベルギーでloot box(ガチャ)が賭博として規制される可能性があることから、スクウェア・エニックスがモバイルゲーム3本についてベルギーでの提供を中止する計画を明らかにしたそうだ(The Guardianの記事、 The Vergeの記事、 Niche Gamerの記事、 GameIndustry.bizの記事)。
ベルギーでは4月、「FIFA 18」「Overwatch」「Counter-Strike: Global Offensive」の3本についてゲーム内のloot boxが賭博法で定義される賭博に該当するとの判断を賭博委員会が示した。しかし、FIFA 18のみ対策が行われなかったことから、当局が開発元のElectronic Artsを捜査したと9月に報じられている。
提供中止が発表されたのは「MOBIUS FINAL FANTASY」「KINGDOM HEARTS Union χ [Cross]」「DISSIDIA FINAL FANTASY OPERA OMNIA(OO)」の3本。Niche Gamerによると、終了日は順に11月30日、12月6日、12月19日だという。ゲーム内で行われたアナウンスでは、ベルギーでの「loot box」の法的位置付けに不確実な点が存在すると説明されているとのことだ。
オーストリアの高速道路の法定制限速度は時速130キロメートルだが、約2割にあたる440キロメートルの区間は大気汚染防止法で時速100キロメートルまでに抑えられている。EVは走行中に窒素酸化物などの有害物質を排出しないため、法改正で速度制限の例外とする。ハイブリッド車は優遇対象に含まない。
日本の世界に冠たる頑迷な国家公安委員会・警察庁ではありえない、何とも羨ましい話。
日本の貧困極まる道路交通規制では、自動車専用道路・高速道路(笑:実体は只の有料道路)でさえ、法定制限速度は殆ど時速80キロメートル以下に留まる。
Microsoftの時価総額が11月23日にAppleを上回り、世界で最も価値ある企業になったとの誤情報が報じられた(9to5Macの記事、 MSPoweruserの記事、 Softpediaの記事、 BGRの記事)。
報じられた内容としては、23日の終値ベースでMicrosoftの株価が103ドル7セント、Appleの株価が172ドル29セントとなり、Microsoftの時価総額(7,533億4千万ドル)がApple(7,468億2千万ドル)を上回ったというものだ。
ただし、23日の株価終値は間違いないものの、同日終値ベースでのMicrosoftの時価総額は7,911億9千万ドル、Appleの時価総額は8,175億8千万ドルであり、AppleがMicrosoftを上回っている。報じられた数字の出所は示されていないが、Googleで「msft market cap」「aapl market cap」といったキーワードの検索結果先頭に表示されるチャートの「時価総額」と同じ数字になっている。記事を訂正した9to5Macによると、この数字は市場で取引されている株式のみの総額のようだ。
Appleの時価総額は四半期ごとのデバイス販売台数を公表しない計画を明らかにした11月1日の取引時間中に1兆ドルを割り込んだ。1日の終値ベースでは1兆ドルを回復していたが、2日の終値で再び1兆ドルを割り、以降は回復していない。Amazonは9月4日の取引時間中に時価総額が1兆ドルを超えたが、終値ベースで1兆ドルを超えたことはなく、現在のところ時価総額が1兆ドルを超える企業は存在しない。なお、10月26日以降のAmazonの時価総額は11月1日と8日を除きMicrosoftを下回っており、23日終値ベースでは7,344億6千万ドルとなっている。
暗号通貨で使われていることでも有名なブロックチェーン。台帳管理や取引の認証を、特定の管理者やサーバーではなくユーザーが分散して記録・承認することで成立し、安全性を保っているということになっています。しかし、科学者たちは最近急速に成長を遂げている量子コンピューターが近い将来その仕組みを壊す能力を得るかもしれず、ブロックチェーンの安全が脅かされると警鐘を鳴らしているのだとか。
米国・コロンビア特別区連邦地裁のRoyce Lamberth判事が著作権トロールによるIPアドレス使用者の開示請求を却下するとともに、著作権トロールが裁判所を正義が行われる場所ではなく金を引き出すATMのように考えていると批判した(TorrentFreakの記事、 裁判所文書: PDF)。
裁判はポルノ制作会社のStrike 3がIPアドレスのみで氏名不詳の被告を著作権侵害で訴えているもの。判事によると、Strike 3はポルノを制作するだけでなく、Bittorrentで同社作品をダウンロードしたIPアドレスを収集し、ジオロケーション技術で特定した場所を管轄する裁判所に多数の訴訟を起こす著作権トロールだという。
判事の意見書によれば、Strike 3は実際にそのIPアドレスをISPから提供されている利用者が著作権侵害したかどうかにかからわず訴訟を起こし、被告に関する情報の開示を請求して数週間後に訴訟を取り下げているそうだ。実際に和解した件数は不明だが、被告を特定できた場合は裁判所外で解決しているとみられる。Strike 3の目的は和解金を簡単に手に入れることだけであり、被告が争う姿勢を見せた場合には「三びきのやぎのがらがらどん」のトロールのように、橋の下に逃げ込むとのこと。
判事はIPアドレスによる著作権侵害者の特定には欠陥があり、著作権を侵害していない可能性のある被告のプライバシーへの期待を上回ることはないと指摘。IPアドレス以上の証拠がなく、被告が特定できなければ訴訟を継続できないとして、請求を却下するだけでなく訴訟自体も棄却している。
やや旧聞となるが、インド北部ウッタル プラデーシュ州のマトゥラーで16日、インド初となる象の病院がオープンしたそうだ(Wildlife SOSの記事、 Reutersの記事、 Mashableの記事)。
この病院「Wildlife SOS Elephant Hospital」は怪我や病気、高齢のゾウを治療するために作られたもので、広さ12,000平方フィート(約1,115平方メートル)以上。意外と狭いような気もするが、無線式のX線装置やサーモグラフィー装置、超音波検査装置、麻酔銃などを備え、隔離検疫施設も用意されているという。ただし、来院するのはゾウだけではなく、アトラクションとして旅行者の人気も集めているとのことだ。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常