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オーストラリア・シドニーの新型フェリー、アッパーデッキに乗客がいると安全に橋の下を通過できない問題
オーストラリア・シドニーの公営フェリーサービス Sydney Ferriesが新たにアッパーデッキ付きのフェリー「River Class」を10隻購入したのだが、アッパーデッキに乗客がいると安全に橋の下を通過できないことをニューサウスウェールズ州(NSW)政府が認めたそうだ(The Sydney Morning Heraldの記事、 The Registerの記事、 The Guardianの記事)。
Transdev Sydney FerriesがNSW政府に委託されて運営するSydney Ferriesはシドニー港とパラマッタ川の主要な観光・ビジネススポットをカバーし、年間1,530万人が利用するという。インドネシアから購入したRiver Classは屋根のないアッパーデッキに10席を備えており、パラマッタ川で2か所の橋を通過する際には乗客が下の階に移動する必要がある。そのため、安全を軽視して既製品を購入したNSW政府に対する批判も出ている。
一方、NSW政府によれば、現在Sydney Ferriesではアッパーデッキ付きのフェリーを使用していないが、Transdev Sydney Ferriesはチャーター用に展望デッキ付きの船を持っており、橋の下を通過する際に乗客を移動させる運用が既に行われているという。そのため、NSW政府は橋のクリアランスを考慮したうえで、乗客が景色を楽しめるアッパーデッキ付きを選んだとのこと。
NSW政府がサイズの合わない公共交通機関用の乗り物を購入するのは今回が初めてではなく、2018年には車幅が広すぎて一部のトンネルを安全に通過できない列車を購入して批判されている。問題のトンネルはユネスコ世界遺産に登録されたグレーターブルーマウンテンズ地域や、州遺産に登録されたリスゴーのジグザグ鉄道にも存在したが、結局トンネルの幅を広げることで対応したそうだ(PDF)。
24日フォートナイト訴訟の初審理。フォートナイト削除は認め、開発者アカウント制限は問題ありと判断
フォートナイト問題で24日、Zoom経由のオンラインビデオによる公聴会が実施され、カリフォルニア州連邦地裁による仮命令の判断が下された(Bloomberg、Engadget、Appleinsider、ITmedia)。
カリフォルニア州連邦地裁のボンヌ・ゴンザレス・ロジャーズ判事は、AppleとEpic Gamesに対して、フォートナイトのアプリストアでの復活については、緊急性はないとしてAppleの考えを認めた。アプリ内課金に関しては、Epic Games側がAppleとの合意内容を破ったと判断し、現時点での復活は認めないとしている。
もう一つの焦点である開発者アカウントの停止に関しては、Microsoftなどが主張したとおり第三者となる開発者を巻き込む可能性が高く、Appleに対して開発者アカウントの制限を行うことを差し止めるよう命じた。Unreal Engineと開発者ツールの制限については、Epic Games側に契約違反は一切なく、Appleの取った措置は報復的な印象があると見なされた模様。
次回の審理は9月28日に行われる予定となっている。
Appleは今回の決定を称賛する声明を出した。声明では開発者ガイドラインに違反する直接支払い機能を削除すれば、フォートナイトを復帰させる用意があるというこれまでの内容に沿ったものとなっている。一方でUnreal Engineに関連する問題についてはなにも発言していないとのこと(Appleinsider)。
雑草の進化は意外と早い
代表的な雑草であるメヒシバ。都会と農地では姿が異なるが、東京大学によると遺伝的に分化しているとのこと。
都会のメヒシバは地に這うような形に育ち、農地では上へ背を伸ばす形に育つ。
これらは、貧弱な土壌に少ない競争相手という都会と、豊かな土壌に多くの競争相手という農地で、それぞれ有利に働くとのこと。農地のメヒシバはロータリーによる防除にも強い。
東京大学の研究では、この違いが遺伝的なものであることを示した。
局所的な環境変化に対して、植物は意外と早く適応するらしい。
アスファルトに咲く花などと言うと打たれ強いイメージを抱く向きも多いと思うが、少なくともメヒシバの場合は、田舎っ子の方が他の植物とのガチ勝負や理不尽な暴力に対してタフに生き残れる模様。
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轟峡崖崩れ 報道ヘリ騒音を問題視するネットメディアと 死者と立入規制無を問題視するオールドメディア
長崎県諫早市高来町轟峡遊歩道崩落で、報道ヘリ騒音による救助妨害を最初に取り上げたのは、オールドメディアである長崎新聞である。 https://www.nagasaki-np.co.jp/kijis/?kijiid=670076456447984737
それは一応「47NEWS」に引用されているが、 https://www.47news.jp/5169088.html
当の長崎新聞も含め https://this.kiji.is/670078105574147169?c=174761113988793844
オールドメディアの追及は死者発生と事前立入規制が無かった事に向けられている。
https://www.asahi.com/articles/ASN7T5VL9N7TTOLB00P.html
一方ニュース視聴者の興味が諸に出るネットメディアでは、件の長崎新聞の『ごう音、風圧… ヘリ報道 救出作業に支障 警察・消防「二次災害の恐れ」』の引用が主流である。
この違い、何なのでしょうねぇ?
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「難病が治せる」として糖尿病患者のインスリン投与を止めさせた祈祷師、最高裁は殺人罪で有罪判決 2
2015年に1型糖尿病を患った栃木県宇都宮市の男児の両親に対して、自称祈祷師の男性がインスリン投与を中止させた結果、患者が死亡するという痛ましい事件があったのだが、最高裁は24日、「未必の殺意」があったと認定して、殺人罪で懲役14年6ヵ月とした二審の判決を確定した(時事通信の記事, 朝日新聞の記事)。
この事件では、医学に頼らず「難病を治せる」と標榜する被告に対して母親が相談した結果、「インスリンは毒」「従わなければ助からない」などと脅され、両親のインスリン投与を止めさせた末に男児が死亡したことが殺害行為に当たるかが争点となっていた。
弁護側は「インスリンを打たないと決めたのは両親」「治療費を受け取った被告が死をやむを得ないと考えるはずがない」と無罪を主張していたが、判決では「死の現実的な危険を認識していた」「未必的な殺意で母親を道具として利用した」として殺意を認定、被告側の有罪判決が確定した。なお、祈祷師を信じて治療を止めた両親の方は、既に保護責任者遺棄致死の疑いで書類送検(不起訴)となっている。
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「道外の人が考える1泊2日北海道旅行プラン」を実際にやってみた結果
コンビニ店舗数、初の減少…大手は新規出店抑制に
WHOがアフリカ大陸からのポリオ撲滅を宣言、残すはアフガニスタンとパキスタンの2カ国
世界保健機関 (WHO) は25日、ナイジェリアで野生株のポリオウイルス感染が終息したとして、これをもってアフリカ大陸からポリオを根絶したと宣言した(BBCの記事, CNNの記事, NHKの記事, Gigazineの記事)。
ポリオは手足の麻痺といった症状が現れるウィルス性の病気で、自然宿主は人間だけで、患者の糞から感染する。5歳以下の子供に多発したことから小児麻痺とも呼ばれており、日本でも1960年代までは流行が続いていた。有効な治療法は無いが、ワクチンで予防できることから接種が進み、世界の多くの国で根絶へと至っていた。
アフリカで最後まで残ったナイジェリアでは、2003年にワクチンのボイコット運動が起きて大流行が起きるなどして対策が停滞、また北部では武装勢力の活動により医療活動が行えないなどの問題が起きていた。しかし2015年のワクチンキャンペーンを機にワクチン接種が進み、今回の根絶宣言へと至ったとのこと。世界でウィルスが残るのは、後はアフガニスタンとパキスタンの2カ国だが、こちらも武装勢力の支配地域ではワクチン接種が難しいことが壁となっているようだ。
小柴貯油施設跡地で男性が重機ごと転落
論文出版社、論文内のグラフなどを引用した研究者らに使用量を要求
米国WileyやオランダSpringer-Natureと言った学術系出版社が、これらの出版社が刊行する論文誌に掲載された論文内のグラフを引用した論文の著者に対し「1枚1万円以上」の使用料を要求してきたという。
測定データなどは著作物とは認定されないため、一般的にはそれを元に作成されたグラフも特段の事情がない限りは著作物とはされないのが通例。また、論文の著作権を持つ組織が科学論文での引用を行う際に対価を求めないとしているのに対し、出版社側は使用料を要求しているというケースもあるという。
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ISSの外側に微生物を3年晒す実験で全体の数%が生存。宇宙空間を生命が移動する説を補強
微生物が宇宙空間でも約3年間生存できたことが分かったらしい。この実験は東京薬科大とJAXAなどの研究チームが行ったもので、宇宙空間を生命が移動するのではないかという「パンスペルミア仮説」を実証するために行われたものだそうだ(東京薬科大学、読売新聞)。
実験では、放射線耐性微生物Deinococcus radiodurans (デイノコッカス・ラジオデュランス)の塊を5個、国際宇宙ステーション(ISS)の外部に2015~18年の3年間ほど晒し、生存可能かどうかを検証したという。紫外線が当たった条件でも、10億個以上の塊では全体の数%が生存していたとされる。
今回の実験は生命の宇宙飛来の仮説があり得ることを示す証拠の一つになるだろうとしている。今回のISSの実験は地球周回低軌道で行われたものでバンアレン帯の下になる。次の実験ではバンアレン帯の外側で行うことができれば、より有意な検証ができるのではないかとしている。
JR西日本、近畿で終電繰り上げ
11/22(日) 秋葉原で「第10回 マイコン・インフィニット☆PRO-68K」開催
11/22(日) 秋葉原で「第10回 マイコン・インフィニット☆PRO-68K」開催
X68000をはじめとしたコンピューター、ゲームマシンを持ち寄って、わいわいガヤガヤ楽しむための展示・即売会「第10回 マイコン・インフィニット☆PRO-68K」の開催が11/22(日)に決定しました。
さぁ、みんなでコンピューターにふれて楽しみましょう!
いつものように、様々なパソコン、ゲーム機に触れることができます。
ただいま、出展者様を募集中です。
また、一般参加者様用のオンラインチケットを頒布中です。
以下の日程にて開催いたします。
・日時:2020/11/22(日)
・場所:秋葉原 UDX CONFERENCE 6F A+B
●展示・即売会 10:30~17:00 当日券 ¥2,000- (高校生以下無料)
会場はWi-Fiスポット、電源が使用可能です。
【新型コロナウイルス対策について】
・当日、『体温が37.5度以上の方』および『体調のすぐれない方』は入場できません。
・入場の際は、『マスクの着用』と、『消毒用アルコールの使用』(入口に設置)を徹底してください。
・3密(3つの密)、いわゆる、密閉、密集、密接を避ける運営をいたします。
・参加者の皆様も、ソーシャルディスタンスを守るよう、距離を2m(最低でも1m)を取ることを推奨いたします。
・これに伴い、今回は講演会および懇親会は中止とさせていただきます。
新型コロナウイルス対策につきまして、みなさまのご協力およびご理解をいただきますよう、お願いいたします。
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