国内最大規模の一般家庭での多頭飼育崩壊が発覚
朝日新聞の記事によると、島根県出雲市の民家で、国内最大規模の一般家庭での多頭飼育崩壊が明らかになったそうだ。
8畳2間のこの民家では164匹の犬が飼われており、餌が足りていないため痩せており、一部の犬は他の犬のフンを食べていて、子犬が成犬のお尻の後ろでフンが出るのを待っている異常な状態となっていたらしい。飼い主の家族はこの家や隣の民家で暮らしており、多頭飼育は約30年前から続いていて、臭いで近隣住民は洗濯物が干せなかったり、近所の公園に行けなかったりしたようだ。
本件に対応している公益財団法人は、今後、管轄の県保健所等と連携し、全頭を民家から引き出し、不妊手術と狂犬病ワクチン接種を行うそうだ。
多頭飼育や野良猫への餌やりによる大量繁殖は全国で問題になっているが、皆様の近所では大丈夫だろうか。