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Qualcomm、Arm版Windows 10導入済みの開発キット
Arm版Windows 10がプリインストールされた開発者向けPC「Snapdragon Developer Kit」が発表された。この製品はSnapdragonのSoCを搭載した小型PCで、MicrosoftとQualcommが協業して開発したものだという(Qualcommリリース、PC Watch、エルミタージュ秋葉原、ITmedia)。
アプリ開発者向けのArmを搭載したPCは数が少ないことから開発したとしている。ディスプレイやキーボード・マウスなどは手持ちのものを使用できるため、開発者はコスト負担を抑えつつ環境を整えることができるとのこと。低価格な開発キットとしているが、現時点では価格や詳細なスペックは不明。2021年夏にMicrosoft Store経由での販売が予定されている。
米国防総省によるXiaomiの「中国共産党の軍事企業」指定、正式に取り消される
Xiaomiは26日、米コロンビア特別区連邦地裁が米国防総省(DoD)によるXiaomiの「中国共産党の軍事企業(CCMC)」指定を取り消す最終命令を出したと発表した(Mi Blogの記事、 Mashableの記事、 Android Policeの記事、 The Vergeの記事)。
DoDは1月14日にXiaomiをCCMCに指定したが、Xiaomiが指定取り消しを求めて提訴。3月12日にはコロンビア特別区連邦地裁がXiaomiのCCMC指定に事前差止命令を出しており、5月中旬には両者がCCMC指定取り消しで合意に達したと報じられていた。
今回の発表は香港証券取引所を通じて行われたもので、連邦地裁が東部時間5月25日16時9分にCCMC指定を取り消す最終命令を出したこと、同時に米国人によるXiaomi株取得・保有制限を正式に解除したことが記載されている。
現在のところDoDからXiaomiのCCMC指定取り消しに関する公式な発表はなく、CCMCリスト追加分(PDF)はXiaomiのCCMC指定に対し事前差止が命じられたと追記されたままになっている。
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ソニーとTSMCが熊本に合弁会社設立を計画。経産省主導
日刊工業新聞の報道によると、ソニーグループとTSMCが熊本県に合弁で半導体工場を建設する構想が建てられているという。この構想は経済産業省が主導しており、関係者の調整を進めているとしている(ニュースイッチ)。
記事によれば、2021年内に半導体製造の合弁会社を設立、合弁会社はTSMCが主体で、ソニーが土地・建屋の手当て、TSMCが製造プロセスを受け持つとされる。ソニー系以外の日本企業の一部出資も見込んでいるようだ。自動車や産業機械、家電などに使う回路線幅20ナノから40ナノメートルプロセスの製品を製造する計画だという。ただ日本は欧米に比べると補助金など支援策が見劣りしており、実現のためには補助金制度の大幅拡充が求められるとしている。
ベラルーシ上空を飛んでいたEUの飛行機が緊急着陸させられ乗客が逮捕される、深刻な外交問題に
EUのリトアニアからギリシャへ向かっていた航空機が23日、旧ソ連のベラルーシ上空を飛行していた際に当局から「爆発物が仕掛けられている」と通報を受けベラルーシ空軍機の誘導の下で緊急着陸したところ、ベラルーシの治安当局に搭乗していた反政府ジャーナリストが逮捕されるという前代未聞の事件がおき、深刻な外交問題となっている(NHK, 毎日新聞, ブルームバーグ)。
緊急着陸させられたのはアイルランドのライアンエア航空の機体で、ベラルーシ上空を飛行していたものの、EUの航空会社がEU域内の空港間を飛行していた便であった。機体からは実際には爆発物は見つからず、搭乗員が逮捕されただけとなったため、初めからこの人物を逮捕するために虚偽の理由で着陸させたとして、EUが「国家による海賊行為である」と激怒する事態となっている。
この事件を受け、EU各国やG7がベラルーシの大使の追放や領空の飛行禁止、経済制裁を強化などの対応に動いている。一方でロシアはベラルーシを擁護するなど、また東西対立の火種になりそうな状況である。
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「新コロワクチン打ち手に歯科医」案、立ちはだかった日本医師会 接種遅れで大量感染死へ
Bloombergが「Nintendo Switchの新型が今年秋にも発売」と報じる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-27/QTQMCYT0AFJP01
https://jp.ign.com/nintendo-switch/52149/news/nintendo-switch9-bloomberg
6月12日のE3に先立ち発表があるのではとも報じられている。ファンの間では、4K解像度等に対応したいわゆるSwitch Proではないかとの噂も流れているようだ。
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楽天モバイルが提案するプラチナバンド割当て案、どう?
かつて、プラチナバンドの割り当てがなくエリア展開に苦労したソフトバンクモバイル。ソフトバンクはボーダフォンを買収して2006年に携帯電話事業に本格参入した。2012年にプラチナバンドの割当てを受けたが、ソフトバンク自ら既存免許人(MCA、RFID)と交渉し移行するという内容であった。現在のエリア環境になったのは2018年、既存免許人の移行費用として979億円を負担した(プラチナバンド (ソフトバンク)、スマサポチャンネル 楽天モバイルのプラチナバンド再配分要望を解説)。
今回、楽天モバイルが提案している案は、携帯電話以外に割り当てられている帯域は使用しない。他の3キャリアに割り当てられている帯域を少しずつ楽天モバイルへ再割当てするという内容である(楽天モバイルの再分配案)。
ソフトバンクの方法と違い、携帯電話以外の帯域には影響がないものの、すべての携帯電話キャリア・ユーザーに影響がある。3キャリアは、帯域減少に対応しなければならない。さらに、楽天モバイル以外のすべての携帯電話ユーザーも端末を買替えなければならないという(法林岳之のケータイしようぜ!! #622・動画・冒頭〜2:04)。
楽天モバイルの案とソフトバンクの方式、あるいは別の方法のいずれを採用したとしても、楽天モバイルがプラチナバンドを構築するまでには長い年月と費用が掛かりそうだ。
今度の「100分 de 名著」は、名著110「華氏451度」
残念ながら著者の故レイ・ダグラス・ブラッドベリ(Ray Douglas Bradbury)氏は、ノーベル文学賞は未取得のままであった。
この書名は非SIで良かろう。
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埼玉県本庄市などの市外局番からかかってきた電話をiPhoneは秋田県由利本荘市と表示、役所が苦慮
五輪パブリックビューイング計画が進行中
東京五輪のパブリックビューイング会場を新設する工事が6月1日から始まる予定で、既に予定地の代々木公園で樹木伐採など準備が始まっている(NHK、東京新聞)。大規模会場は代々木公園と井の頭公園で、ステージの他、飲食店も計画に入っている。1日35,000人が訪れる設定で計画されていたから、規模は大きい。東京都では中規模会場が他に数ヶ所計画されており、東京以外でも各地にパブリックビューイング会場の計画がある。人流抑制の要請もあるし、聖火行事の無観客化、そして大会そのものも外国人一般客を無しとし、国内客も無観客か人数制限か詳細未定の状態。ワクチン接種は高齢者を除いて7月下旬〜8月には全く間に合う気配もない。こうした状況とタイミングでパブリックビューイングの推進は無理筋ではないか。きつい表現をするなら(以下略
訃報「はらぺこあおむし」のエリック・カール
代表作『はらぺこあおむし』(もりひさし 訳)で知られるエリック・カールさんが、5月23日(日)にお亡くなりになりました。91歳でした。 『はらぺこあおむし』は今年、日本語版の刊行から45周年をむかえました。穴あきのしかけを凝らした斬新な絵本は、その豊かな色彩や、おいしそうな食べ物、希望に満ちたストーリーで子どもたちに親しまれ、累計430万部を発行しています。
食べた跡が穴になってるところは斬新でしたね。
世界で1冊目の「はらぺこあおむし」 実は日本で製作68年夏、休暇旅行で日本を訪れた担当編集者のアン・ベネデュースさんは、何人かの日本の出版関係者に絵本の試作品を見せて回った。その中の一人、偕成社の当時の社長だった今村廣さん(故人)がこの絵本にほれこみ、付き合いのあった社のなかから、印刷・製本を引き受けてくれるところを見つけてきた。こうして、アメリカで出版された世界で最初の「はらぺこあおむし」は、日本で作られた。
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