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2022年10月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2022年10月30日のidleタレコミ一覧(全11件)
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ニュース

ソウルの梨泰院で大規模な群衆事故が発生

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
朝日新聞の記事によると、韓国の首都・ソウルの繁華街、梨泰院で大規模な群衆事故が発生し、約120人が死亡、約100人が負傷しているそうだ(朝日新聞の写真特集)。

当時、ハロウィーンのイベントで多くの人々が賑わっていたようだ。事故の原因は不明だが、「地下にある居酒屋に有名人が現れた」という情報がきっかけという報道もあるらしい。

梨泰院は、Netflix配信の人気韓国ドラマ「梨泰院クラス」の舞台としても有名で、日本人観光客にも人気だが、巻き込まれた人がいるかは不明。日本人目撃者による証言も出ている。

最近はハロウィーンのイベントとして渋谷に多数の若者が集まるなど、日本でも群衆が集まる場所があり、注意が必要だろう。
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MacOSX

最新版以外の macOS では既知の脆弱性がすべて修正されるとは限らない

タレコミ by headless
headless 曰く、
Apple がサポート記事「Appleプラットフォーム導入」について、米国向け英語版 などを更新し、以前のバージョンの macOS では既知の脆弱性がすべて修正されるとは限らないと明記した (Ars Technica の記事The Register の記事)。

記事ではソフトウェアの更新を、機能や外観などに大幅な変更があり、メジャーバージョン番号が変わる「アップグレード」と、脆弱性の修正を主として比較的頻繁に提供され、マイナーバージョン番号のみが変わる「アップデート」に分類。ユーザーは新しいメジャーバージョンがリリースされた際にアップグレードするか、アップデートを続けるかの選択が可能だが、新しいバージョンの macOS で変更されたアーキテクチャーやシステムの依存性により、以前のバージョンへのアップデートでは既知のセキュリティ上の問題がすべて修正されるとは限らないとのこと。

Intel のグラフィックスドライバーの脆弱性 CVE-2022-226743 月に macOS Monterey で修正されたが、旧バージョンの macOS Catalina / Big Sur で修正されたのは 5 月だった。今回ドキュメントに明記されたことで、サポートされるバージョンであっても既知の脆弱性が修正されないケースが出てくるだろうか。なお、記事は日本語版など英語版以外の言語版では更新されておらず、対応する記述は存在しないようだ。また、英語版でも英国向けなどの記事は更新されていない。
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アップグレード

Tesla、物理的な対応が必要なリコールを米国で届け出

タレコミ by headless
headless 曰く、
Tesla が珍しく、物理的な対応が必要なリコールを米運輸省道路交通安全局 (NHTSA) に報告している (リコール報告書: PDFThe Verge の記事Electrek の記事)。

Tesla のリコールは他社と比べて OTA によるソフトウェア修正だけで済むものが多く、イーロン・マスク氏は他社のリコールと同列視されることに不満の意を表明している。

今回のリコール対象は Tesla Model 3 で、特定のサービスを受けた車両 24,064 台に限られる。Model 3 では特定のコンポーネントに対するサービスを行う際、同じボルトで取り付けられている後部左座席のシートベルトバックルと後部中央座席のシートベルトアンカーを外す必要があるという。しかし、組み立てなおす際に規定通りボルトが締め付けられておらず、事故の際にシートベルトが適切に機能せずに負傷リスクが高まっているとのこと。

Tesla は正しく組み立てなおされるようにサービス手順を見直しており、リコールではボルトの締め付けを確認して問題があれば規定に従った締め付けを行う。既に有償修理を行った顧客に対しては返金処理を行うとのことだ。
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地球

二枚貝が貪食作用によりマイクロプラスチック粒子を細胞内に取り込む、新たなマイクロプラスチック汚染経路

タレコミ by headless
headless 曰く、
JAMSTEC の研究グループによると、二枚貝のシンカイヒバリガイやミドリイガイが貪食作用によってマイクロプラスチック (MP) 粒子を細胞内に取り込むことがわかったそうだ (プレスリリース論文)。

貪食とは細胞が微生物や異物など直径 0.5 マイクロメートル以上の微粒子を細胞内の小胞 (食胞) に包み込む現象だ。一般に二枚貝は鰓を用いて大量の海水を濾過して食物を得る濾過摂食者であり、この過程で MP も消化器官に運ばれる。一方、深海性のシンカイヒバリガイ類は鰓に共生する細菌から栄養を得るため、摂食は行わないまたは非常に限定的と考えられている。

研究グループは摂食をほとんど行わないシンカイヒバリガイでも鰓の細胞が貪食作用によって MP を取り込む、という仮説を立てて曝露実験を行い、実際に鰓細胞が MP を取り込むこと、取り込みが貪食作用によるものであることを確認したという。また、浅海性のミドリイガイでも貪食作用で MP を細胞内に取り込むことが確認された。これにより、二枚貝の鰓細胞が MP 粒子を貪食することを生理学的・組織学的に初めて細胞レベルで証明したとのこと。

実験では自然界で想定されるよりもかなり高濃度な MP を用いたとのことで、実際に貪食作用が二枚貝に悪影響を及ぼす汚染量は今調べていく予定だという。また、鰓以外の体外と接する外套膜や足などから取り込む可能性についても今後の課題となる。一方、JAMSTEC では MP 汚染を軽減するため、分解過程で MP 粒子が生じない素材作りの研究も進めていく計画とのことだ。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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