WannaCryは驚異的な感染力を持つ。北朝鮮が関与したという話も

あるAnonymous Coward 曰く、

フランスのセキュリティ研究者Benkow氏は、流行中のランサムウェア「WannaCry」を使って実験を行った。それによとるWannaCryはハニーポットサーバーに対して90分間に6回の攻撃を行った。リセットしてもわずか3分後に新しい犠牲者に広がるように設定されており、さらに3分後には脆弱性を持つ家庭用ルータにも感染したとしている。WannaCryは攻撃的な性質のスキャンモジュールを持っており、感染力の強さを示す結果となった。

Benkow氏によれば、WannaCryを作成・拡散したグルーブは、トップランサムウェアほど成功ではなく、技術力的には今ひとつであると見ているようだ。なおEngadgetによれば、WannaCryから北朝鮮ハッカーのコード見つかったとしている。また「キルスイッチ」のない亜種も発見されたとしている（BleepingComputer、benkow_、国内での感染実験、Engadget、Slashdot）。