「宗教上の理由」によるワクチン忌避を禁止する法案が可決。しかし、反対派が押しかけ抗議

あるAnonymous Coward 曰く、

アメリカ・ニュージャージー州議会で、「宗教上の理由による子どもへのワクチン接種免除」を禁止する法案が可決された。根絶したはずの麻疹が再流行したのは、ワクチン忌避のデマなどが広がっているため。ニュージャージー州も、全ての子どもに義務化されている予防接種の免除事由から「宗教上の理由」を除外する法案S2173を発議した。この法案は賛成45票・反対25票・棄権6票で下院を通過。しかし、同日に州の上院で行われる予定だった最終投票は見送られたという。

それは、20人以上の反対派の人々が詰めかけて、数時間にわたり抗議活動おこなったためだ。この集団は「私たちは従わない」「私たちは神を信じる」といったスローガンを上げていたそうだ。法案を推進していたスティーブン・スウィーニー上院議長は、「人々がこれほどまでに科学を信用していないというのは、驚くべきことです。彼らはインターネット（のデマ）を信頼しています」と漏らしていたとのこと。

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