独裁政権国は政敵へのインターネットアクセスを妨害する
タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
インターネットのグローバルな普及は、政府の透明性や政治的権利、そして民主主義と強く結びついている。しかし、独裁政権国家などではフィルタリングなどにより、言論の自由は制約され、これが「デジタル・ディバイド(情報格差)」を広げる結果になっている。最近では、こうした独裁政権国の政府が検閲のみならず、国家が政治的な反体制者に対してインターネットアクセスを禁止することで、反体制者の影響力の増大を防ぐ傾向にあるという(MIT Technology Review 、Science、slashdot)。
ドイツ、コンスタンツ大学の政治学教授Nils Weidmann氏らの研究チームは、世界各国の各地域、特に独裁政権地域でのインターネットアクセスが、どのように変化するかを反映した新しいグローバルマップを作成した。手法としてはグローバルなトラフィック量のデータベースから追跡する方法を採った。その結果、いわゆる少数民族のように政治的な権利の低い地域に住む人々のインターネットアクセスが制限されていることが分かったとしている。
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