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サイエンス

「技術立国」日本が情報技術で絶望的に弱い現実

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
新しいタイプの技術に関して、日本の対応の遅れが目立つ。材料や装置関連など古いタイプの技術ではいまだに強いが、情報やフィンテック関連といった新しい分野になると、国際比較での日本の順位はかなり下になる。

製造業の中核とも言える自動車についても、人工知能による自動運転というソフトウエアの側面の重要性が高まっている。ブロックチェーンやAIエコシステムに至っては、実体的なものは何もないソフトウエアの技術である。最近の技術の動向は、ソフトウエアの比重が高まっていることなのである。総合的な技術開発力になると、日本の順位は、特許出願数の場合より落ちる。

2015年のフィンテック投資は、世界全体では223億ドルだった。日本では6500万ドルだった。これは、首位のアメリカ122億ドルの0.5%でしかない。イギリスの9.7億ドルと比較しても1割未満だ。アジア域内でも中国の30分の1、インドの25分の1でしかない。世界のフィンテック企業を分析したFintech 100の2015年版(15年12月)によると、第1位は中国の保険会社ZhongAn(衆安保険)だった。同社はビッグデータを用いた新しい保険を提供する。4位にも中国のQufenqi.com(趣分期)という企業が入っている。同社が行なっているのは、スマートフォンを使って学生や研究者に融資を行なうサービスだ。上位50社に中国企業が7社も入っている。これは、イギリスの6社よりも多い。そして、100社の中に、日本の企業は1社も入っていない。

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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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