バチカン・サンピエトロ広場付近にマクドナルドが出店計画、聖職者などは反発
タレコミ by headless
headless 曰く、
バチカン市国のサンピエトロ広場近くにマクドナルドが出店する計画に対し、聖職者などが反発しているそうだ(Repubblica.itの記事[1]、 [2]、 [3]、 [4]、 Foodbeastの記事、 時事ドットコムの記事)。
出店が計画されているのは、サンピエトロ広場に近いイタリア側のボルゴピオ通りに面した歴史的地区で、5階建ての建物の1階。この建物はローマ法王庁が所有しており、7人の枢機卿が居住している。しかし、近年はこの地区周辺に絵葉書などの土産物を売る露店が増加し、押し寄せる観光客が散らかすごみなどが問題になっているという。
そのため、月3万ユーロの賃料と引き換えにボルゴ地区の観光地化をさらに進めるマクドナルドの出店計画は、聖職者だけでなく市民からも強い懸念を呼んでいる。ボルゴ地区の委員会では、ローマ法王に対して計画に介入するよう訴える書簡を送っているそうだ。
一方、法王庁の財産を管理する聖座財産管理局(ASPA)局長のドメニコ・カルカーニョ枢機卿は、計画に何の問題もないなどとして、とりやめるつもりはないようだ。
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