ドコモが「ドローン」に参入。LTEを使うので長距離への目視外運航が可能

あるAnonymous Coward 曰く、

NTTドコモがドローンを使ったサービスに参入するそうだ。何故ドコモという気もするが、記事によると、ドコモは携帯電話のLTEネットワークを使ってドローンの長距離運航を可能とする「セルラードローン」を開発。防災や離島における買い物難民の解消など、さまざまな社会的課題の解消に活かせるということらしい。

従来のドローンはラジコン電波を使う場合が多く、飛行距離に制限があった。このセルラードローンでは、全国をカバーする携帯電話のLTEネットワークを使うので、従来の一般的なドローンでは届かなかった距離でも、カメラ映像や機体データのリアルタイム送受信が可能だという。これにより、長距離への目視外運航が可能になるとしている。

空中で携帯電話のネットワークを利用するには、実用化試験局の許可が必要だが、ドコモは神奈川県と千葉県、福岡県の一部でこの免許を取得しているとのこと。2016年11月よりセルラードローンを使った買い物代行サービスの実証実験を開始するとしている。

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