Samsung、炎上トラブルで被害者の口止めに動いてた。過去にも複数回試みるが失敗

あるAnonymous Coward 曰く、

Galaxy Note 7の炎上トラブルで、Samsungは炎上の様子を撮影したユーザーに対して口止めを試みていたことが判明した。ユーザーは中国人で炎上の様子を撮影、Samsung側にクレームを入れていたという。すぐにSamsung中国法人の関係者が炎上したユーザーの元に現れ、製品の交換および約900ドルの口止め料を提示したとされる。その上で、撮影動画をネットに公開しないように求めた。Samsungはこの直前に中国で販売されたモデルは安全と発表して中国の顧客を安心させていた。23歳の元消防士Zhang氏は、これは詐欺だとSamsungを批判している。

Samsungが口止めに動いたのはこの件が初めてではない。今月初めにケンタッキー州の男の自宅でGalaxy Note 7の炎上が起きたときも、Samsungは炎上した端末を入手しようと試みていた。また2013年にYouTuberのGalaxy S4が炎上した件でも、Samsungの回答は彼に端末交換を提供するという内容だったが、その条件として公開したビデオを削除し、携帯電話について話をしないことに同意した場合にのみとされていた（GIZMODO、Slashdot）。