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個人的にでかい「ナナ」といえば、 ニキ・ド・サンファル [wikipedia.org] という芸術家が作る作品のことなんですが、 これは太った黒人女性がモチーフとなっている。 ニキは芸術家の前はファッションモデルをしていたという 変わった経歴の持ち主で、 いわゆる美しく、白く、やせた女性という理想に対するアンチテーゼとして、 「母性への回帰」を訴えるために太った黒人女性を選んだと思うんですよね。 このように 母性の象徴として乳や尻を強調するような造形 は土偶 (例 [nifty.com]) とか原始的な彫刻にも見られるけど、 ニキはそれを現代的にアレンジしてものすごくポップにしたというところかな。
ところがこの記事の「ナナ」は肌が白く足が長くやせている。 ニキが克服しようとしたイメージそのものなので、 どっちがいいとか正しいではないが、皮肉なものだと思った。
Wikipediaによれば、最初にニキのナナがパリで展示されたのが1965年, この記事のナナが1973年生まれだそうだから、 あえてこういう名前にしたのかな?
名鉄セブン館(現ヤング館)の1周年を記念して作られたのでナナちゃん
それ以上の意味はありません
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「ナナ」といえば、 (スコア:1, オフトピック)
個人的にでかい「ナナ」といえば、 ニキ・ド・サンファル [wikipedia.org] という芸術家が作る作品のことなんですが、 これは太った黒人女性がモチーフとなっている。 ニキは芸術家の前はファッションモデルをしていたという 変わった経歴の持ち主で、 いわゆる美しく、白く、やせた女性という理想に対するアンチテーゼとして、 「母性への回帰」を訴えるために太った黒人女性を選んだと思うんですよね。 このように 母性の象徴として乳や尻を強調するような造形 は土偶 (例 [nifty.com]) とか原始的な彫刻にも見られるけど、 ニキはそれを現代的にアレンジしてものすごくポップにしたというところかな。
ところがこの記事の「ナナ」は肌が白く足が長くやせている。 ニキが克服しようとしたイメージそのものなので、 どっちがいいとか正しいではないが、皮肉なものだと思った。
Wikipediaによれば、最初にニキのナナがパリで展示されたのが1965年, この記事のナナが1973年生まれだそうだから、 あえてこういう名前にしたのかな?
Re:「ナナ」といえば、 (スコア:2, 参考になる)
名鉄セブン館(現ヤング館)の1周年を記念して作られたのでナナちゃん
それ以上の意味はありません
Re: (スコア:0)
と言いたいだけの長文なんだから、わざわざ教えてあげなくてもいいですよ。