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酢が金属を腐食するのが問題なら、サラダ油と卵黄だけなら、性能をもっと長く維持できるんじゃないだろうか。それとも、酢が金属を溶かして表面積を増やすのが熱抵抗低下の秘訣だとすると、酸で洗った後に中和してグリスを塗ると高効率とか?
いずれにしても、高効率のグリス開発のヒントが潜んでいる気がする。
油だけでグリスになりそうなものといえばマーガリンやバターが思い浮かぶわけだけど、それで実験した人はいないのかな。
自分でやるのは絶対いやwどっちにしろ経年劣化は早そうだしねえ。
このサイトはそのテの人は知っている、真面目な熱伝導グリスの比較にネタを毎回入れて時々話題になるサイトで、バターは当然試しています。2011.11 のテストの際です [hardwaresecrets.com]。またマヨネーズよりダメなグリスも明確だし、聞いているのが水かどうかも微妙。
マーガリンやバターなら常温で解けるしなあ。ラードでもその温度だと耐えられるかどうか。
たぶん食用のものは常温~70度くらいで溶けるのがほとんどだろうから、実用性が高いものは食用でないものの中にこそありそうな気が。
グリスは液体の油に架橋構造を作る添加剤を入れて流動性をなくしたものです。だからマーガリンやバターのように融点以下の個体であるものとは違い、温度変化に強い(それも目的の一つ)です。マーガリンやラードが高融点になったのといえばワックス・蝋に当たると思いますが、方向性が違いますよね?
別コメントにあるけど水分が効いていることも合わせて考えると食品だとクリーム系なんかどうだろうと思います。後、石鹸系とか。でも多分高温安定性は悪いし、分解性もいいし、水分がキーだと散逸の問題がついて回る。でもマヨネーズよりは良くないかな?
>油だけでグリスになりそうなものといえばマーガリンやバターが思い浮かぶわけだけど、塩分あるからなぁ
手指に付いたときになかなか落ちないシリコングリスよりも洗いやすいのはよいかもしらん>>食用油脂
つ 無塩バター
無塩バターと呼ばれるものは、正確には食塩不使用バターです。バターの原料である生乳に塩分が含まれているので、無塩バターでも塩分がまったくないわけではありません。
世の中には無塩マーガリンという物もあってな。
熱伝導先が気体の場合は、気体の熱伝導率が非常に低いため、気体と固体の接触面積とか、その部分の気流が層流か乱流かとかが効くらしいが、液体の対流が余り期待できない、CPUと放熱フィンの間の隙間の場合、表面積の増減は関係しないだろう。既に他の人のコメントに書かれているけれど、24時間性能が良かったのは「水」だと思う。
液体の熱伝導率(W/mK)を調べてみた
水 0.602エンジンオイル 0.145シリコンオイル 0.134~0.155 (粘度による)オリーブオイル 0.166酢酸 0.193(さすがに卵黄の熱伝導率は無かった)
本来シリコングリスの熱伝導率を高めているはずの粉の成分、二酸化珪素水晶(異方性あり) 6.2~10.7石英ガラス 1.35
市販のシリコングリスより性能が良いというなら、シリコンオイルの数倍の熱伝導率の水が効いているのだろう。
すまない、表面が荒れると、平滑な時より金属同士の直接接触面積が増える可能性はある。
平滑な場合
金属|液体|金属金属|粉末|金属金属|液体|金属金属|粉末|金属金属|液体|金属
表面を荒らした場合
金属|液体|金属 金属|金属金属|粉末|金属 金属|金属金属|液体|金属
油と卵黄だけだとエマルションを維持できないので酢に変わる界面活性剤が必要になります。アニオン性界面活性剤は金属を腐食しそうなので、ノニオン性がオススメです。
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
改良できないだろうか (スコア:2)
酢が金属を腐食するのが問題なら、サラダ油と卵黄だけなら、性能をもっと長く維持できるんじゃないだろうか。
それとも、酢が金属を溶かして表面積を増やすのが熱抵抗低下の秘訣だとすると、酸で洗った後に中和してグリスを塗ると高効率とか?
いずれにしても、高効率のグリス開発のヒントが潜んでいる気がする。
Re: (スコア:0)
油だけでグリスになりそうなものといえばマーガリンやバターが思い浮かぶわけだけど、
それで実験した人はいないのかな。
自分でやるのは絶対いやw
どっちにしろ経年劣化は早そうだしねえ。
Re:改良できないだろうか (スコア:2)
このサイトはそのテの人は知っている、真面目な熱伝導グリスの比較にネタを毎回入れて時々話題になるサイトで、バターは当然試しています。2011.11 のテストの際です [hardwaresecrets.com]。またマヨネーズよりダメなグリスも明確だし、聞いているのが水かどうかも微妙。
Re: (スコア:0)
マーガリンやバターなら常温で解けるしなあ。
ラードでもその温度だと耐えられるかどうか。
たぶん食用のものは常温~70度くらいで溶けるのがほとんどだろうから、
実用性が高いものは食用でないものの中にこそありそうな気が。
Re:改良できないだろうか (スコア:3, 参考になる)
グリスは液体の油に架橋構造を作る添加剤を入れて流動性をなくしたものです。だからマーガリンやバターのように融点以下の個体であるものとは違い、温度変化に強い(それも目的の一つ)です。
マーガリンやラードが高融点になったのといえばワックス・蝋に当たると思いますが、方向性が違いますよね?
別コメントにあるけど水分が効いていることも合わせて考えると食品だとクリーム系なんかどうだろうと思います。後、石鹸系とか。
でも多分高温安定性は悪いし、分解性もいいし、水分がキーだと散逸の問題がついて回る。でもマヨネーズよりは良くないかな?
Re: (スコア:0)
>油だけでグリスになりそうなものといえばマーガリンやバターが思い浮かぶわけだけど、
塩分あるからなぁ
手指に付いたときになかなか落ちないシリコングリスよりも洗いやすいのはよいかもしらん>>食用油脂
Re: (スコア:0)
つ 無塩バター
Re:改良できないだろうか (スコア:2)
無塩バターと呼ばれるものは、正確には食塩不使用バターです。
バターの原料である生乳に塩分が含まれているので、
無塩バターでも塩分がまったくないわけではありません。
Re: (スコア:0)
世の中には無塩マーガリンという物もあってな。
Re: (スコア:0)
熱伝導先が気体の場合は、気体の熱伝導率が非常に低いため、気体と固体の接触面積とか、
その部分の気流が層流か乱流かとかが効くらしいが、液体の対流が余り期待できない、
CPUと放熱フィンの間の隙間の場合、表面積の増減は関係しないだろう。
既に他の人のコメントに書かれているけれど、24時間性能が良かったのは「水」だと思う。
液体の熱伝導率(W/mK)を調べてみた
水 0.602
エンジンオイル 0.145
シリコンオイル 0.134~0.155 (粘度による)
オリーブオイル 0.166
酢酸 0.193
(さすがに卵黄の熱伝導率は無かった)
本来シリコングリスの熱伝導率を高めているはずの粉の成分、二酸化珪素
水晶(異方性あり) 6.2~10.7
石英ガラス 1.35
市販のシリコングリスより性能が良いというなら、シリコンオイルの数倍の熱伝導率の
水が効いているのだろう。
Re: (スコア:0)
すまない、表面が荒れると、平滑な時より金属同士の直接接触面積が増える可能性はある。
平滑な場合
金属|液体|金属
金属|粉末|金属
金属|液体|金属
金属|粉末|金属
金属|液体|金属
表面を荒らした場合
金属|液体|金属
金属|金属
金属|粉末|金属
金属|金属
金属|液体|金属
Re: (スコア:0)
油と卵黄だけだとエマルションを維持できないので酢に変わる界面活性剤が必要になります。
アニオン性界面活性剤は金属を腐食しそうなので、ノニオン性がオススメです。