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これなぁ・・・「Itaniumとは一体なんだったのか」
記事本文からリンクされているASCII.jpの記事には「当時のインテルの考えは、x86は命令体系が複雑であり、将来性能を引き上げる際にはこの命令体系の複雑さがボトルネックになると考えていた」とあるが、なのでItaniumは32bitのx86と互換性がない設計になった、ということのようだが、それならどうして性能がポンコツだったのか・・・実際のところ、Itaniumの発売から20年近く経ち、現れたApple M1なんかは、x86より高効率と喧伝されているわけだが、当初の目論見では、Itaniumも、簡潔な命令セットで高効率で低消費電力で高性能、を目指していたのだろうか?どうしてそうなれなかったのか・・・。
> 当初の目論見では、Itaniumも、簡潔な命令セットで高効率で低消費電力で高性能、> を目指していたのだろうか?
Itanium の命令セットは簡潔とはとうてい言い難いですね。高速化を助けるためのありとあらゆるアイディアを詰め込んだ命令セットで、相当に複雑です。登場当時に既に嫌われていたレジスタウィンドウもどきもあります。もちろん年月を経てぐちゃぐちゃになっているx86に比べればそれでもシンプルですが。(x86はアセンブリ言語の命令ニーモニックで1000近く、機械語のオペコードを詳細に分類すると6000種類越えと数えることも可能)
X86からの移行なんだからX86より簡素ならとりあえず命令の簡素化は合格だろう。あとはコンパイル時に最適化できるようにするって目標もあったようなので。それが逆にプロセッサの世代ごとにコンパイルが必要という結果を招いたようでもあるが。結局RISCライクな命令セットにしつつスケジューラを強化するのが正解かも。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
一体なんだったのか (スコア:0)
これなぁ・・・「Itaniumとは一体なんだったのか」
記事本文からリンクされているASCII.jpの記事には
「当時のインテルの考えは、x86は命令体系が複雑であり、将来性能を引き上げる際にはこの命令体系の複雑さがボトルネックになると考えていた」とあるが、なのでItaniumは32bitのx86と互換性がない設計になった、ということのようだが、
それならどうして性能がポンコツだったのか・・・
実際のところ、Itaniumの発売から20年近く経ち、現れたApple M1なんかは、x86より高効率と喧伝されているわけだが、
当初の目論見では、Itaniumも、簡潔な命令セットで高効率で低消費電力で高性能、
を目指していたのだろうか?どうしてそうなれなかったのか・・・。
Re: (スコア:1)
> 当初の目論見では、Itaniumも、簡潔な命令セットで高効率で低消費電力で高性能、
> を目指していたのだろうか?
Itanium の命令セットは簡潔とはとうてい言い難いですね。
高速化を助けるためのありとあらゆるアイディアを詰め込んだ命令セットで、相当に複雑です。
登場当時に既に嫌われていたレジスタウィンドウもどきもあります。
もちろん年月を経てぐちゃぐちゃになっているx86に比べればそれでもシンプルですが。
(x86はアセンブリ言語の命令ニーモニックで1000近く、機械語のオペコードを詳細に分類すると6000種類越えと数えることも可能)
Re:一体なんだったのか (スコア:0)
X86からの移行なんだからX86より簡素ならとりあえず命令の簡素化は合格だろう。
あとはコンパイル時に最適化できるようにするって目標もあったようなので。それが逆にプロセッサの世代ごとにコンパイルが必要という結果を招いたようでもあるが。
結局RISCライクな命令セットにしつつスケジューラを強化するのが正解かも。