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と思ったら動画形式の講義を複数回同時視聴したのがバレたってことか。
聖徳太子クラスの集中力がある学生なら10回の講義を同時視聴しても内容は理解できるのではないか(無理
この動画視聴による単位認定は講義の出席点みたいなモンなのかな。試験一発で単位認めるのが大学っぽくて良いと思うんだけど。
単一の講義を速度を変えて視聴するならともかく、さすがに複数講義同時視聴はまずいでしょうね。
GPA [shingakunet.com]を気にするようになって、CAP制が導入されて以降、出席や授業時間数に対してうるさくなっています。
大学設置基準では、今も昔も「1単位は45時間の学修を必要とする」旨が定められています。
講義・演習形式が主の科目の場合は、15 - 30時間の授業で1単位となっています。例えば、90分, 2単位, 半期 (15回) の講義の場合、90時間の学修が必要です。授業: 1.5時間 × 15回 = 22.5時間予習・復習: 67.5時間 (1回の授業あたり予習・復習時間を均等と仮定すると、各2.25時間)ということになります。
演習が主の科目も講義と同様の基準なのですが、講義と比較すると予習の余地が少ないため、授業: 1.5時間 × 15回 = 22.5時間予習・復習: 22.5時間 (1回の授業あたり、1.5時間の予習・復習)で1単位としているところが多いと思います。
実験・実習・実技形式が主の科目の場合は予習・復習が難しいことから、30 - 45時間の授業で1単位となっています。授業: 2.25時間 × 15回 = 33.75時間予習・復習: 11.25時間 (1回の授業あたり、0.75時間の予習・復習)あるいは、授業: 3時間 × 15回 = 45時間で1単位としているところが多いと思います。
したがって、授業に出席すること全く加味しないのは問題です。一方で、出席状況を評価に過度に組み込むことは、能力評価の割合が相対的に低くなることを意味するので、修得状況を評価する観点では問題です。
「単位当たりの時間数を考えると、履修できる授業数には自ずと制限がかかる」というのがCAP制です。これらが厳格に運用されることで、「とりあえず、なんでも履修登録して、試験で何とかする」という昔のスタイルが通用せず、GPAを意識して履修届を出すことになります。
すると、大学を卒業できさえすればよい学生や、能力が低い学生は、・講義が主の形式であるもの・能力評価の割合が低い、すなわち、出席点のウェイトが大きいものを優先して選択し、・演習・実験・実習・実技が主の形式であるものは、必修のみ履修となります。
一方で、高い学生は能力評価重視の科目を履修し、空いた時間で他の科目に潜り込んで受講したり、他のことに打ち込んだりします。こちらは、昔と大きく変わらず。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
デジタル代返の摘発か? (スコア:2)
と思ったら動画形式の講義を複数回同時視聴したのがバレたってことか。
聖徳太子クラスの集中力がある学生なら10回の講義を同時視聴しても内容は理解できるのではないか(無理
この動画視聴による単位認定は講義の出席点みたいなモンなのかな。試験一発で単位認めるのが大学っぽくて良いと思うんだけど。
Re:デジタル代返の摘発か? (スコア:0)
単一の講義を速度を変えて視聴するならともかく、さすがに複数講義同時視聴はまずいでしょうね。
GPA [shingakunet.com]を気にするようになって、CAP制が導入されて以降、出席や授業時間数に対してうるさくなっています。
大学設置基準では、今も昔も「1単位は45時間の学修を必要とする」旨が定められています。
講義・演習形式が主の科目の場合は、15 - 30時間の授業で1単位となっています。
例えば、90分, 2単位, 半期 (15回) の講義の場合、90時間の学修が必要です。
授業: 1.5時間 × 15回 = 22.5時間
予習・復習: 67.5時間 (1回の授業あたり予習・復習時間を均等と仮定すると、各2.25時間)
ということになります。
演習が主の科目も講義と同様の基準なのですが、講義と比較すると予習の余地が少ないため、
授業: 1.5時間 × 15回 = 22.5時間
予習・復習: 22.5時間 (1回の授業あたり、1.5時間の予習・復習)
で1単位としているところが多いと思います。
実験・実習・実技形式が主の科目の場合は予習・復習が難しいことから、30 - 45時間の授業で1単位となっています。
授業: 2.25時間 × 15回 = 33.75時間
予習・復習: 11.25時間 (1回の授業あたり、0.75時間の予習・復習)
あるいは、
授業: 3時間 × 15回 = 45時間
で1単位としているところが多いと思います。
したがって、授業に出席すること全く加味しないのは問題です。
一方で、出席状況を評価に過度に組み込むことは、能力評価の割合が相対的に低くなることを意味するので、修得状況を評価する観点では問題です。
「単位当たりの時間数を考えると、履修できる授業数には自ずと制限がかかる」というのがCAP制です。
これらが厳格に運用されることで、「とりあえず、なんでも履修登録して、試験で何とかする」という昔のスタイルが通用せず、GPAを意識して履修届を出すことになります。
すると、大学を卒業できさえすればよい学生や、能力が低い学生は、
・講義が主の形式であるもの
・能力評価の割合が低い、すなわち、出席点のウェイトが大きいもの
を優先して選択し、
・演習・実験・実習・実技が主の形式であるものは、必修のみ履修
となります。
一方で、高い学生は能力評価重視の科目を履修し、空いた時間で他の科目に潜り込んで受講したり、他のことに打ち込んだりします。
こちらは、昔と大きく変わらず。