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「ゆるみ止め」としての効果は実際無いですけど、だからといってばね座金の意味がないということにはなりません。
ばね座金には、きちんと締められていることを簡単に目視確認できるという明確な効果があります。それにより、ネットがきちんと締まっていないことに起因するトラブルを減らすというメリットがあります。
機械を使って一定のトルクで締めつけているのだからそんな必要はないって?ありますよ。トルク一定でも、ネジ山の切り方がおかしくて引っかかっていたとか締め付け時に斜めに力が入っていたとかでナットが奥まで締まっていないこともありますからね。
ばね座金があれば、ばね座金が潰れている=一応ネットは奥の方まで締まっている ことが一目瞭然です。
自動ねじ締め機では着座直前を検知できるメリットもあるそうです。ばね座金が縮むときのトルク増加を検知して着座前に回転速度を落すことで安定したネジ締めができるとのこと。
20ン年前の製造実習でそう教えられたなあ「潰れるまで締めろ」
誤「ネット」正「ナット」
目視確認なら塑性変形ボルトかな。頭がねじ切れるやつ。この話題で話があわないのは、想定している領域が全然違うからだと思うよ。
> 目視確認なら塑性変形ボルトかな。頭がねじ切れるやつ。それだとボルトの頭に力が加わったことの証明にしかならないので、ばね座金より効果が低い。極端な話、締め付け時に斜めにトルクが加わった、さび付いてて引っかかったなどでナットが奥までいってなくてもねじ切れる可能性がある。
> この話題で話があわないのは、想定している領域が全然違うからだと思うよ。これはその通り。
なお、今時ばね座金が使われない理由は、「効果がない」というより、部品点数を少しでも減らしてコストカットするのが今の流行だからだろう。ワッシャーなんかもなるべく使わない(昔のように多用しない)し。「多少の効果がある」だけでは駄目。
30年以上前にメカ設計やっていたときには(使用したのは恐らく7割以上がM3、M2.6が1割強、M4以上が合わせて1割くらいかな)、M4以下はばね座金と平座金が一体になったSEMSネジを使ってた(一部の使用頻度の低い長さ除く)。単体組み合わせよりは部品代は高いが、ウチの製品ではネジ購入コスト増より組み立てに関わるコスト増のほうが有意に上だったので。ばね座金はあまり効果がないというのは当時は意識していなかったけど、平座金は必須だった。穴径が大き目だったり、樹脂部品をねじ止めするので座金無しというわけにはいかない。ばね座金無しのねじを買ってもそれほどコストが下がらなかったかも。
ネジ切れる塑性変形ボルト知らんのね。そんな力ではねじ切れませんよ。
M6とか以上だと、バネ台座が潰れるくらいの力だと全然締まってません。だから見てもわかりませんし、バネ台座の意味もありません。
バネ台座が使えるという人はM2くらいを想定されているのかと。
家電、パソコン周りだと座金は本当に見なくなりましたね。プラスチック側の改良や皿の大きいネジになってきたという事情もあるかと思いますが。
なるほど!と思ったけれどよくよく考えると今まで一度もばね座金がしっかり潰れているか確認したことがない車やバイクのサービスマニュアルにもトルクの管理は書いてあれど注意書きとしてばね座金の確認なんて見たことがない(書いてあるものがあったら申し訳ない)
ばね座金の切れ目で通常のワッシャー等の座面が傷んだりしてあまり使いたくないけど、緩み防止のためと思い使ってたが
オイルのパッキンやカシメであれば再利用しないけどそれ以外では再利用する前提で作業するので今後使うのをやめてみます
でもぱっと思いつくのがナンバー取り付けボルト部分しか無いんだけどね…車体で使われていたところ、あったかなぁ?
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きちんと締められていることを目視確認する意味がある (スコア:5, 参考になる)
「ゆるみ止め」としての効果は実際無いですけど、だからといってばね座金の意味がないということにはなりません。
ばね座金には、きちんと締められていることを簡単に目視確認できるという明確な効果があります。
それにより、ネットがきちんと締まっていないことに起因するトラブルを減らすというメリットがあります。
機械を使って一定のトルクで締めつけているのだからそんな必要はないって?
ありますよ。
トルク一定でも、ネジ山の切り方がおかしくて引っかかっていたとか締め付け時に斜めに力が入っていたとかでナットが奥まで締まっていないこともありますからね。
ばね座金があれば、ばね座金が潰れている=一応ネットは奥の方まで締まっている ことが一目瞭然です。
Re:きちんと締められていることを目視確認する意味がある (スコア:5, 参考になる)
自動ねじ締め機では着座直前を検知できるメリットもあるそうです。
ばね座金が縮むときのトルク増加を検知して着座前に回転速度を落すことで安定したネジ締めができるとのこと。
Re: (スコア:0)
20ン年前の製造実習でそう教えられたなあ
「潰れるまで締めろ」
訂正 (スコア:0)
誤「ネット」
正「ナット」
Re: (スコア:0)
目視確認なら塑性変形ボルトかな。頭がねじ切れるやつ。
この話題で話があわないのは、想定している領域が全然違うからだと思うよ。
Re:きちんと締められていることを目視確認する意味がある (スコア:2, 興味深い)
> 目視確認なら塑性変形ボルトかな。頭がねじ切れるやつ。
それだとボルトの頭に力が加わったことの証明にしかならないので、ばね座金より効果が低い。
極端な話、締め付け時に斜めにトルクが加わった、さび付いてて引っかかったなどでナットが奥までいってなくてもねじ切れる可能性がある。
> この話題で話があわないのは、想定している領域が全然違うからだと思うよ。
これはその通り。
なお、今時ばね座金が使われない理由は、「効果がない」というより、部品点数を少しでも減らしてコストカットするのが今の流行だからだろう。
ワッシャーなんかもなるべく使わない(昔のように多用しない)し。
「多少の効果がある」だけでは駄目。
Re:きちんと締められていることを目視確認する意味がある (スコア:1)
30年以上前にメカ設計やっていたときには(使用したのは恐らく7割以上がM3、M2.6が1割強、M4以上が合わせて1割くらいかな)、M4以下はばね座金と平座金が一体になったSEMSネジを使ってた(一部の使用頻度の低い長さ除く)。
単体組み合わせよりは部品代は高いが、ウチの製品ではネジ購入コスト増より組み立てに関わるコスト増のほうが有意に上だったので。
ばね座金はあまり効果がないというのは当時は意識していなかったけど、平座金は必須だった。穴径が大き目だったり、樹脂部品をねじ止めするので座金無しというわけにはいかない。ばね座金無しのねじを買ってもそれほどコストが下がらなかったかも。
Re: (スコア:0)
ネジ切れる塑性変形ボルト知らんのね。そんな力ではねじ切れませんよ。
M6とか以上だと、バネ台座が潰れるくらいの力だと全然締まってません。
だから見てもわかりませんし、バネ台座の意味もありません。
バネ台座が使えるという人はM2くらいを想定されているのかと。
Re: (スコア:0)
家電、パソコン周りだと座金は本当に見なくなりましたね。
プラスチック側の改良や皿の大きいネジになってきたという事情もあるかと思いますが。
Re: (スコア:0)
なるほど!と思ったけれどよくよく考えると
今まで一度もばね座金がしっかり潰れているか確認したことがない
車やバイクのサービスマニュアルにもトルクの管理は書いてあれど
注意書きとしてばね座金の確認なんて見たことがない
(書いてあるものがあったら申し訳ない)
ばね座金の切れ目で通常のワッシャー等の座面が傷んだりして
あまり使いたくないけど、緩み防止のためと思い使ってたが
オイルのパッキンやカシメであれば再利用しないけど
それ以外では再利用する前提で作業するので
今後使うのをやめてみます
でもぱっと思いつくのがナンバー取り付けボルト部分しか無いんだけどね…
車体で使われていたところ、あったかなぁ?